▼第15試合 ウェルター級 3分3R
×大輝(ハリケーンジム/チーム男鹿キック/Bigbangウェルター級王者)
判定1-2 ※28-29×2、28-27
〇畠山隼人(E.S.G/WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
大輝は地下格闘技やAJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)で試合を重ね、プロ3戦目で元MA日本ミドル級王者・井原浩之を判定で下してAJKN王座を獲得。2023年4月には野村太一を破りBigbangウェルター級王座に就いた。6月にはK-1で野杁や安保と対戦したプライチュンポンにも判定勝ちしている。9月のKrush初参戦では海斗に初回KO負けを喫し、初黒星。戦績は7勝(4KO)1敗。
“八潮のロッキー”こと強打の畠山は2022年11月に真吾YAMATOを初回TKOで沈め、WBCムエタイ日本統一王者となり、2023年9月にNJKFスーパーライト級王座決定戦に臨んだが吉田凜太朗にTKO負けを喫した。
大輝はは前日計量で1.8kgオーバーのため減点2、大輝は10オンスと畠山8オンスのグローブハンデで試合が実施されることになった。
1R、サウスポーの大輝はジャブを出しながら圧をかけていき、強烈な左ミドル。畠山は右ミドルを蹴っていく。思い切り右フックを繰り出す大輝に畠山も左右フックで打ち合う。両者の左右フックがかなり危険な距離で交錯した。
2R、畠山が前に出て右ミドルから左右フックをフルスイング。大輝はも負けじとジャンプしてのパンチを見せる。大輝は右フックを見せておいて左ヒザを突き刺す。畠山も負けじと右ヒザ。大輝は何度もアッパーを放つが畠山は空振りさせる。
3R、大輝は左の強打を顔面とボディに放って行き、右フックで畠山をダウン寸前に追い込むロープを背にして耐える畠山へ左ボディ。またも左フックをもらう畠山だが左右フックで反撃する。強烈な左ボディ、左フック、右フックでグラつく畠山。完全にフラフラの状態となる畠山だがそれでも立ち続けて攻撃を返す。容赦なく強打を浴びせ、畠山をダウン寸前に追い込んだ大輝。