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レポート

【K-1】無差別級トーナメントはサッタリが優勝、大和哲也が山崎秀晃を秒殺KOで王座奪取、野杁正明と安保瑠輝也がKO共演

2022/04/03 14:04

▼第12試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント準決勝第2試合 3分3R延長1R
×京太郎(チーム未完/元プロボクシングOPBF東洋太平洋ヘビー級王者)
判定0-2 ※29-29、28-30×2
○ムハマード・サッタリ(イラン/TEAM OTA/ICF/第2代Krushクルーザー級王者)
※サッタリが決勝戦へ進出。


 1回戦で坂本に2RでKO勝ちした京太郎と、K-Jeeを初回KOしたサッタリが準決勝を争う。


 1R、サッタリがジャブからの右ローで先手をとる。さらに左フックからの後ろ廻し蹴りを繰り出すが、京太郎はかわす。圧力をかけるサッタリは右ボディストレートを突き刺すと右ハイキック。蹴りからパンチのコンビネーションをスピーディーに繰り出すサッタリに、京太郎はガードを固めて様子を見る。残り1分が過ぎると京太郎が前に出始め、右カーフを蹴る。サッタリの後ろ廻し蹴りが京太郎の顔をかすめ、ヒヤッとする場面も。


 2R、サッタリがダッキングした京太郎に右ストレート。京太郎は1R序盤と同じようにガードを固めて様子を見る。サッタリは右ロー、左ミドル、左ハイ。京太郎は右カーフを蹴るが、手数はかなり少ない。京太郎がパンチを出そうとするとサッタリの鋭い右ハイが襲う。京太郎はサッタリの左フックをダッキングでかわす。


 3R、サッタリは前に出ると同時のジャブを2発。前に出てくる京太郎にはボディを打つ。ジャブを多用して左へ回り込んでいくサッタリは、追ってくる京太郎に右フック。京太郎はそのジャブに右を合わせに行く。両者右カーフの蹴り合い。コーナーへ詰めた京太郎が左フックを打つとサッタリは右フックからの左フックでヒットを奪う。前に出る京太郎と下がって回り込むサッタリ。勝利を確信したか、サッタリは流し気味。そこへ京太郎が右フックを打ってサッタリがバランスを崩す。


 最後は追い込んだ京太郎だったが、サッタリが判定2-0で勝利。大本命を破っての決勝進出となった。

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