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レポート

【K-1】無差別級トーナメントはサッタリが優勝、大和哲也が山崎秀晃を秒殺KOで王座奪取、野杁正明と安保瑠輝也がKO共演

2022/04/03 14:04

▼第6試合 K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R
○不可思(クロスポイント吉祥寺)
TKO 3R 2分15秒 ※コーナーからのタオル投入
×小嶋瑠久(PURGE TOKYO)


 スーパー・ライト級戦線での浮上を目指す不可思と小嶋瑠久がスーパーファイトで激突。本大会で行われる同級のタイトルマッチを踏まえ、不可思は「またタイトルに絡めるように、しっかり結果を出してから言いたいことを言っていきたい」と王座再挑戦に意欲。小嶋もまた「圧倒的な試合を見せて、山崎選手がビビるような圧をかけたい」と王座挑戦に繋がる結果を目指す。


 1R、不可思は前に出てくる小嶋に下がりながらの右ロー。小嶋は左フックから右ストレートを伸ばすが不可思はかわす。不可思もワンツーを繰り出し、小嶋は左右フックと打ち合いも。小嶋はどんどんパンチを繰り出していくが、不可思は上体の動きでかわしながら右ローを蹴る。小嶋の右フックに右フックを合わせた不可思は、下がる小嶋にラッシュをかける。小嶋も立ち止まって左右フックで打ち合い、不可思も上体を大きく左右に振りながらのフック。離れるとワンツー。


 2R、小嶋がワンツーの連打から左フックで不可思を追い詰める。さらに左ボディ。不可思も打ち合うが小嶋の回転力が上回る。不可思も左右ストレートの連打を繰り出すが小嶋の左フックがヒット。不可思は左ボディを叩いてヒザ蹴り、そのまま前に出てワンツーを叩き込む。すぐに小嶋がワンツーと左フックで押し戻し、不可思は右ローで対抗。激しい打ち合いのラウンドとなった。


 3R、離れて右ロー、飛び込んで右ストレートと距離を上手く使う不可思。それでも小嶋は前へ出て距離を詰め左右フックを繰り出していく。しかし、不用意に左を出そうとしたところへ不可思が右のオーバーハンド。これがモロに決まり小嶋がダウン。一気にラッシュして右ローと左右のストレートで攻撃をまとめる不可思に小嶋は棒立ち。小嶋のコーナーからタオルが舞い、不可思のTKO勝ちとなった。


 不可思はマイクを持つと「ドロドロでも何でもいいので今日は勝ちたいって感じで、ドロドロですいませんでした。俺はここから這い上がってK-1のベルトを絶対に獲るので見ていてください」と宣言すると、スペシャルラウンドセレブのデヴィ夫人と一緒に写真に収まった。

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