▼第4試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント1回戦第3試合 3分3R延長1R
○京太郎(チーム未完/元プロボクシングOPBF東洋太平洋ヘビー級王者)
KO 2R 2分11秒 ※2ノックダウン
×坂本英則(修実館/初代KROSS×OVERヘビー級王者)
※京太郎が準決勝へ進出。
京太郎は2006年5月にJ-NETWORKでキックボクサーとしてプロデビュー。2007年12月にK-1 JAPANの強豪・中迫強をKOする大番狂わせを起こし、2008年4月にK-1本戦初出場。マイティ・モーから勝利を収め、20086がつにはK-1 JAPAN GPで準優勝。2009年3月、第2代K-1ヘビー級王者決定トーナメントでメルヴィン・マヌーフ、グーカン・サキを破り日本人初のK-1ヘビー級王座に就くと、2010年4月の初防衛戦ではピーター・アーツをKOした。
K-1活動休止後はボクシングに転向し、2013年7月に56年ぶりに復活した日本ヘビー級王座に就いたほか、日本人初のWBC世界ヘビー級ランキング入り、2017年1月にはOPBF東洋太平洋ヘビー級王座を獲得。同年5月にはWBOアジア太平洋ヘビー級王座も獲得した。2020年11月にK-1への復帰を発表し、2021年3月に第2代Bigbangヘビー級王者・実方宏介を2Rに右フックでKO。しかし、復帰2戦目となった9月大会ではシナ・カリミアンに延長戦の末に判定2-1で惜敗。戦績は19勝(10KO)6敗。
坂本は2014年のJ-NETWORKヘビー級新人王トーナメントで準優勝し、2017年8月には初のタイトルマッチに挑むもTKO負け。2019年5月にJ-NETWORKヘビー級王座決定戦で遊笑に反則勝ちし、同王座に就いた。2019年7月には初代KROSS×OVER認定KICKヘビー級王者となり二冠王に。同王座は2021年3月の初防衛戦で工藤勇樹に敗れて失ったが、11月には『Super Bigbang』で実方から判定勝ちを収めた。戦績は15勝(6KO)7敗1分。
1R、坂本は前足へ左右ロー、ジャブでけん制する。京太郎は右カーフを蹴りつつ坂本の蹴りにパンチを合わせに行く。ハンドスピードで優る京太郎は左右の連打で右ストレートをヒットさせる。坂本は離れると再び右ローを蹴り、京太郎は右を合わせに行く。左ミドルも蹴る京太郎。
2R、京太郎がワンツー、左フックで前に出て右ローも蹴る。坂本は巨体で宙に舞い胴廻し回転蹴り。これをかわした京太郎は接近して左フックと左ボディの連打からの右フックでダウンを奪う。さらに距離を詰めて連打、坂本は胴廻し回転蹴り。きゅお太郎が左右フックと左ボディで追い詰め、左右ボディでコーナーへ釘付けに。それでも耐えていた坂本だったが最後は京太郎の右フックでマットに沈んだ。