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レポート

【K-1】無差別級トーナメントはサッタリが優勝、大和哲也が山崎秀晃を秒殺KOで王座奪取、野杁正明と安保瑠輝也がKO共演

2022/04/03 14:04

▼第14試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
○軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
※本戦の判定は29-30、30-30、29-29。


 1R、ステップを使いながら左右に構えを変える斗麗は左右ミドルと前蹴り。軍司は距離を詰めて左右フックと左右ボディで斗麗にロープを背負わせた。


 2Rになるとさらにギアを上げた斗麗。サウスポーに構えて右へ動きながら左ミドルを蹴る。軍司が前へ出てローからパンチに行こうとすると、斗麗はステップでそれをかわす。距離を詰めてフックを打つ軍司。


 3Rも距離を詰めに行く軍司だが、斗麗は左ボディで迎え撃つ。さらに前蹴りで先手を取り、ヒザ蹴りも打つ。そのヒザ蹴りがローブローとなり、再開後、ジャブでけん制して軍司を近付けさせない斗麗。軍司は強引に距離を詰めて右ストレートを打つが斗麗はステップでかわす。ヒザ蹴りにいった斗麗の頭が軍司に当たり、バッティングに。再開後、左右フックで攻める軍司はヒザ蹴りも繰り出し、これで斗麗の手が止まりクリンチが増える。しかし、体勢を立て直した斗麗が左フック。さらに前に出てくる軍司にジャブを打つ。


 本戦の判定はジャッジ1名が斗麗を支持したがドロー。延長戦へ突入する。軍司が入ってくるところに左ミドル、左ストレートで迎え撃つ斗麗に、軍司は強引に入り込んで左右フック。軍司は左ローを蹴るが、斗麗がストレート。軍司はここで左ボディからパンチでボディを攻めていく。これに下がる斗麗。軍司の細かい左右フックがヒットし、さらに下がった斗麗へ軍司が左右ストレートで襲い掛かる。斗麗は完全に動きが止まり、最後は軍司が右ストレート、左フックをヒット。


 本戦では斗麗のテクニックに危ない場面もあった軍司だが、延長戦の最後1分で斗麗の足を止めることに成功して逆転勝利。「ちょっと狙いすぎちゃってダメダメな試合で。斗麗選手強かったです。今回は僕の負けだと思っているので修正して強くなるのでもっと強い相手お願いします。もっと強くなって帰って来ます」とマイクで語った。

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