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レポート

【K-1】無差別級トーナメントはサッタリが優勝、大和哲也が山崎秀晃を秒殺KOで王座奪取、野杁正明と安保瑠輝也がKO共演

2022/04/03 14:04

▼第16試合 K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×村越優汰(湘南格闘クラブ)
KO 1R 1分42秒 ※飛びヒザ蹴り
○朝久裕貴(朝久道場)


 村越は2011年4月にプロデビュー。2014年7月には第5代RISEバンタム級王座を獲得。K-1には2017年12月から参戦し、2018年6月の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメントで優勝して王座に就く。2019年3月に卜部弘嵩の挑戦を退け初防衛に成功すると8月にスーパー・フェザー級転向のため王座を返上。11月には武尊に敗れるも武尊を苦しめた。2020年3月にレオナ・ペタスに敗れて連敗を喫したが、12月の両国大会で山本直樹からダウンを奪って再起。2021年3月には芦澤竜誠、9月には西元也史も判定で破っている。戦績は31勝(11KO)9敗。


 朝久は父であり、朝久道場の朝久篤館長のもとで5歳から空手を学び、10歳の時にキックボクシングの練習を始めた。2015年からKrushに参戦し、無尽蔵のスタミナから繰り出すパンチ&蹴りのラッシュで小澤海斗や佐野天馬から勝利を収めている2016年からは中国の格闘技イベント『武林風』に定期参戦し、中国でも活躍。2018年3月には武林風WLF -60kg級王座決定トーナメントで優勝を果たした。2020年11月にはK-1で大岩龍矢に判定3-0の完勝を収め、2021年9月にはMOMOTAROを1Rでマットに沈めた。戦績は22勝(7KO)7敗。


 1R、朝久の左ハイが頭部をかすめるようにヒットし、村越がダウン。村越はミドルと思ったか右足を上げてディフェンスの体勢をとっていた。


 立ち上がった村越へ朝久が連打でラッシュ、ブロックを固めて耐える村越へ情け容赦ない連打を打ち込む朝久。最後は体を丸めた村越へ右飛びヒザ蹴りを見舞い、実力者・村越を相手に圧巻の速攻KO勝ちを飾った。


 マイクを持った朝久は「対戦相手が村越選手ということで、第一線で戦ってきた相手だからこそ僕も強くなることが出来ました。これからも頑張ります。60kg最強は僕です」と宣言した。ゲスト解説のゆうちゃみは「きゃぱい」を連呼し「今日一番カッコいい」と朝久を絶賛した。

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