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レポート

【K-1】無差別級トーナメントはサッタリが優勝、大和哲也が山崎秀晃を秒殺KOで王座奪取、野杁正明と安保瑠輝也がKO共演

2022/04/03 14:04

▼第1試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R
○加藤久輝(West A/ALIVE)
KO 3R 1分05秒 ※左フック
×愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
※加藤がリザーバーになる。


 加藤はハンドボール出身で日本代表も経験。2009年から大道塾で空道を始め、2010~2014年全日本体力別重量級5連覇と2010・2012・2013全日本無差別優勝を達成。2013年からはMMAに参戦し、HEAT、Bellator、RIZINで活躍。2018年6月からはK-1にも参戦し、2連勝で2019年3月にK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアンに挑戦したが判定負け。再起戦でK-JeeにKO勝ちするも、2020年3月のタイトルマッチでの再戦では王者K-JeeにKO負け。9月には延長戦の末に新鋭の杉本仁に判定負け、2021年3月はサッタリ・ウィラサクレックにKO負けを喫し、3連敗中。戦績は6勝(5KO)4敗。


 愛鷹は中学・高校時代は柔道を学び、高校卒業後は静岡県警に就職して機動隊員になった。しかしプロ格闘家になる夢を諦められずに除隊、キックボクシングを始めて2016年12月にBigbangヘビー級王座を獲得。2017年8月にKrushに初参戦すると同年11月からはK-1にも参戦。2019年8月にK-1初代クルーザー級王者シナ・カリミアンとノンタイルマッチで対戦すると、カリミアンを右フックでマットに沈める“ジャイアントキリング”を起こして一気に注目を集めた。2020年3月にタイトルマッチでの再戦が実現したが、判定で敗れタイトル奪取ならず。その後、6月に両眼網膜剥離で手術。2021年3月に復帰戦を行うもANIMAL☆KOJIに判定で敗れ、7月のK-1福岡大会では1Rに2度のダウンを奪うもK-Jeeに逆転KO負け、9月には石井慧にも判定で敗れ4連敗中。戦績は22勝(10KO)11敗。


 1R、愛鷹の右ローに左ストレートを合わせるサウスポーの加藤。離れた距離から真っ直ぐに左ストレートを伸ばしていき、左ローで奥足を蹴る加藤に愛鷹は右フックを振るう。加藤の左フックに大きくバランスを崩した愛鷹に加藤がラッシュを仕掛けた。


 2Rが始まると同時に加藤はスーパーマンパンチ。加藤は右へ回り込んでの左ハイ、左ミドル。愛鷹が近寄ると左フック、左ロー、ヒザ蹴りで愛鷹を入らせない。攻撃しては右へ回り込む加藤に愛鷹のフックは空を切る。疲れが見える加藤だがジャブと回り込みを多用して愛鷹に攻めさせなかった。


 3R、愛鷹は強引に入り込もうとするが勝とうが左ストレートで止める。それでも前進する愛鷹に加藤は左ストレート、愛鷹が右フックを空振りしてバランスを崩したところへ左フックを打ち込み愛鷹は大の字に。加藤がKO勝ちで連敗をストップした。

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