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レポート

【K-1】無差別級トーナメントはサッタリが優勝、大和哲也が山崎秀晃を秒殺KOで王座奪取、野杁正明と安保瑠輝也がKO共演

2022/04/03 14:04

▼第2試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント1回戦第1試合 3分3R延長1R
×ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM/ALIVE/DEEPフューチャーキングトーナメント2017ミドル級優勝)
判定0-3 ※29-30×3
○谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第1回・3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝)
※谷川が準決勝へ進出。


 KOJIはMMAファイターとして2017年のDEEPフューチャーキングトーナメントでミドル級優勝。2020年2月の『ONE Warrior Series』にも出場している。MMAでの戦績は6勝9敗。2020年12月のK-1福岡大会に初参戦すると、K-JeeとKrush王座を争ったRUIを2RでKO。2021年3月には愛鷹亮にも判定勝ちし、その実績が評価されて12月にマハムード・サッタリの持つKrushクルーザー級王座へ挑戦したが、初回KO負け。戦績は3勝(1KO)1敗。


 谷川は2016年正道会館第14回ウェイト制全日本空手道選手権大会重量級準優勝、第1回&第3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝の実績を持ち、極真会館にも挑戦して2016年第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級4位、2016年第48回全日本空手道選手権大会7位入賞の成績を収めた。2017年5月にキックボクシングでプロデビューし、2020年3月よりK-1 JAPAN GROUPに参戦。2021年3月にはRUIを判定で破り、7月の第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは決勝へ進出するもサッタリにKO負けで王座戴冠ならず。12月には工藤勇樹をKOして再起を飾った。戦績は7勝(3KO)5敗1分。


 1R、谷川は右ロー、左ミドルと蹴りを使い、KOJIは左右フックを奮っていいきなり前へ出る。KOJIが左フックで入ってくるところには右クロスを合わせる。右ハイをかすめた谷川は右ローと右カーフを連打、KOJIは一旦離れる。


 2Rも谷川は右ローを狙い撃ち。KOJIは左右のパンチを振るって前へ出るが、谷川がバックステップでかわしていく。谷川はさらに右カーフ連打。KOJIは思い切り右フックを繰り出すが、谷川は右でカウンターを取りに行く。谷川の右ローでKOJIは大きくバランスを崩した。


 3R、左右フックを振るって前へ出るKOJIだが、ローのダメージで足がついてこない。そこへ容赦なく右ローを蹴る谷川。左ハイキックも蹴る。谷川はジャブを突いてKOJIをけん制し、KOJIが入ってくるとワンツーを返す。谷川が危なげなく判定勝ちで準決勝に一番乗りした。

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