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レポート

【K-1】無差別級トーナメントはサッタリが優勝、大和哲也が山崎秀晃を秒殺KOで王座奪取、野杁正明と安保瑠輝也がKO共演

2022/04/03 14:04

▼第3試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント1回戦第2試合 3分3R延長1R
○石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/第5代HEAT総合ルールヘビー級王者)
KO 2R 1分02秒 ※2ノックダウン
×実方宏介(真樹ジムAICHI/第2代Bigbangヘビー級王者)


 石井は北京オリンピック柔道男子100kg超級金メダリストで、MMA戦績25勝13敗1分。第5代HEAT総合ルールヘビー級王者。9月のK-1に電撃参戦すると、初のK-1ルールで愛鷹亮と延長戦にもつれ込む接戦の末に判定勝ち。12月大会にも参戦してRUIから判定勝ちを収めて連勝でトーナメントに臨む。


 実方はBigbangを主戦場とし、2019年12月にBigbangヘビー級王座を獲得。2020年2月には『RIZIN』に出場し、キックルールでMMAファイターでもある酒井リョウに初回KO勝ちしている。2020年11月の『Super Bigbang』では達磨石川を1Rわずか31秒でKO。しかし2021年3月のK-1でボクシングから復帰した京太郎に2R25秒、KO負けを喫した。7月大会では丸山公豊を鮮やかなハイキックでKOしている。戦績は13勝(10KO)9敗。体重は126.6kg。


 1R、石井の左フックに後退する実方。さらに圧力を強める石井が左フックをヒットさせる。実方は右ハイを返す。


 2Rも前に出る石井が右へ動くと同時の右フックでダウンを奪う。右テンカオで対抗する実方だが、石井が左フックのカウンター。見事なKO勝ちを飾った石井だが、右テンカオをもらった左の脇腹をおさえて苦悶の表情。勝ち名乗りを受ける間も脇腹を抑えて痛みに耐えており、準決勝に不安を残した。その後、石井にドクターストップがかかり、石井の棄権が決まった。

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