▼第7試合 K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R
×林 健太(FLYSKY GYM)
TKO 3R 0分19秒 ※レフェリーストップ
○鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
第7試合も山崎秀晃が持つベルトを虎視眈々と狙う二選手によるスーパーファイト。林健太は「僕はパンチャー。キッカーが苦手だと思われがちですが、今回はキックを練習してきたので、鈴木選手にはびっくりしないように気をつけて欲しいですね」とキックによる勝利宣言。
それを受けた鈴木勇人は「『キックでびっくりと』言っていますが、恐らく自分のキックで(林が)びっくりすると思います」と、蹴り合い勝負を受けて立つ構えだ。
1R、前に出るのは鈴木。サウスポーから左ミドル&左ローを繰り出していき、林はコーナーに詰まるがジャブで脱出。林は右ローを蹴っていき、鈴木は左ストレート。鈴木の左ミドルに軸足蹴りを返す林。鈴木はたびたび転倒。林は右ボディからの右フックをヒットさせ、鈴木のパンチをかわして右を打ち込んでいく。さらに左右のロー。林がパンチを当てていくラウンドに。
2R、林は左へ回り込みながらのジャブ、鈴木はどんどん前へ距離を詰めていって左ミドルから左ストレート、そして左ヒザ。怒涛の連打で林が後退。しかし、この猛攻に耐えた林が右ローを蹴っていくと鈴木の身体が揺らぎ、右アッパー、身g/トレーtおで鈴木を追い込む。それでも左ストレートで反撃する鈴木。林のパンチをもらいながらも一歩も退かない鈴木が、足を止めての打ち合いで左フックをヒットさせて逆転のダウンを奪う。深刻なダメージだった林だったが、ゴングに救われた。
3R、前に出る鈴木が左ストレートからコーナーへ追い詰めて、左右フックの連打で体を丸めた林のアゴをヒザで突き上げる。そこでレフェリーがストップ。鈴木が番狂わせの勝利を収めた。
マイクを持った鈴木は「本当にこの試合前怖くて。だけど勝ててほっとしています。チームの仲間いつもありがとう。負けてばかりの自分を応援してくれる皆様ありがとうございました。このスーパー・ライト級を自分がかき回していきます。これから注目してください」と、嬉し泣きしながら語った。