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【RIZIN】クレベルがダウン喫するも佐々木憂流迦に一本勝ち、倉本一真が衝撃1R TKO勝ち! アキラが鈴木を完封勝利、山本空良が35秒TKO勝ち! 渡慶次が死闘制す=TRIGGER 2nd

2022/02/23 14:02

▼第10試合 フェザー級(66kg)5分3R
×新居すぐる(Potential)
[1R 0分35秒 TKO] ※パウンド

〇山本空良(パワーオブドリーム)

 メインのクレベルvs.佐々木と同じフェザー級で、新居すぐる(Potential)と山本空良(パワーオブドリームジム)の北海道出身ファイター2人が対戦。


“コンバ王子”こと新居すぐるは、高校柔道北海道大会優勝。THE OUTSIDER、GLADIATOR等を経て、PANCRASEで4勝5敗。2019年11月の田中半蔵戦のスプリット判定負けから、約2年のブランクが空いたが、2021年10月にRIZINに初参戦し、中村大介に1R 腕十字で一本負け。2連敗から再起を目指す。


 対する山本は、元UWFインターナショナル、元キングダム、元リングスで元UFC-Jミドル級王者・山本喧一の次男。2018年5月の『ZST/SWAT165』で須貝秋彦相手にプロデビュー戦、1Rに三角絞めで一本勝ち。2戦目となった8月のZSTでは松本大輔に1Rフロントチョークを極め、2試合連続1R一本勝ちを決めた。



 その後は勝ち負けを繰り返したが、2019年7月から3連勝を飾ると2021年4月のFighting NEXUS初代フェザー級王者決定トーナメント決勝で須貝秋彦と再戦し、右ハイキックをヒットさせ1R40秒TKO勝利、そして初代フェザー級王者に輝いた。2021年10月の『Road to ONE』では野尻定由に判定勝ち、5連勝と勢いに乗っていたが、2021年11月の「RIZIN TRIGGER」でKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕に判定負け。TRIGGER2戦目で勝利を掴むことが出来るか。


 1R、ともにオーソドックス構え。左ミドルハイから入る山本。遠間から新居はワンツーで中に入るが、そこに下がりながら冷静に右フックを当てた山本に、新居はダウン! 立ち上がってきた新居にアッパーを連打し、再び倒れた新居をパウンドアウトした。


 試合後、山本は、勝利にも顔色を変えない父・山本喧一のセコンドを背に、「試合見に来てくれた皆さんありがとうございます。緊張しますが、生意気なことを言わせてください。いつか、今日、メインでやるクレベル選手、佐々木選手を絶対越えてみせるので、もっとチャンスをください。誰よりも努力して、絶対、強くなります」と継続参戦をアピールした。

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