▼第7試合 RIZIN MMAルール(62.0kg契約)5分3R
×遠藤大翼(IGGY HANDS)
[判定0-3]
〇吉野 光(ALMA FIGHT GYM LIFE)
遠藤は23歳で格闘技を始め、2007年5月のDEMOLITIONでプロデビュー。2連勝を飾ったが2008年9月のCAGE FORCEで水垣偉弥に一本負けを喫し初黒星をつけられた。2009年10月にはPANCRASEで佐藤将光に判定勝ちしている。2010年にはKrushでキックボクシングデビューも果たし、再びMMAルールの試合に臨むと2014年には金太郎、加藤ケンジに勝利、2015年6月には手塚基伸を破るなど実力を証明した。暫くジムの指導に専念していたが、今回、地元静岡で開催されるRIZINで約2年半ぶりに復帰を果たす。
吉野はバックボーンの柔道で高校の時に愛知県高校総体ベスト4という実績を残しており、高校3年生でMMAを始めると2016年にアマチュア修斗東海大会で優勝。プロデビュー後はHEAT、GLADIATOR、Fighting Nexus、DXFC、PFCなど地方大会でキャリアを積んできた。2019年10月にはONE Warriorシリーズに参戦。チャン・サマートと対戦し判定勝ちで7連勝を記録したが、12月のアリ・モタメッド戦ではスプリットで判定負けを喫し連勝ストップ。2021年2月のRoad to ONEでは同じ柔道ベースの野瀬翔平に勝利し、2試合連続でベストファイト、MVPを獲得した。7月には初参戦となったDEEPで原虎徹に判定勝ちを収め、現在までに10勝2敗の好成績を残している。
1R、先に組んで左で差して内股で投げた吉野。すぐにサイドを奪うとアメリカーナへ! ここは腕を戻した遠藤にクルスフィックスで固めて左の鉄槌を連打する吉野! ここで鉄槌フィニッシュかと思いきや、再びアメリカーナにとらえる吉野に腕を抜いて腰を切り立る遠藤だが、すぐに着いていく吉野は、ボディロックから小内刈、大内刈でテイクダウン狙い。ここは凌ぐ遠藤に、すぐに間合いを詰めて左右を突いた吉野は、ダブルレッグ&小内テイクダウン! 上のままゴング。
2R、吉野がすぐに距離を詰めてダブルレッグテイクダウン。蹴り上げて距離を作り立つ遠藤。サウスポー構えから後ろ蹴りも見せた吉野。左を突いて詰めると尻下でクラッチして持ち上げてテイクダウン! サイドを奪うと左で脇差しながらヒザ蹴り! シングルレッグから上を取り返した遠藤に、ハーフネルソンで固める吉野。立ちあがると、遠藤がダブルレッグに入るもゴング。
3R、左を強振する吉野、さらに右の圧力に下になる遠藤。そこに右の鉄槌を連打する吉野。クローズドガードの遠藤は足を解くと、金網背に立ち上がり。そこにバックテイクする吉野は正対際でボディロック&大内刈でテイクダウン! 左で脇を差し、ヒザを突き、サイドを奪うと腕十字へ! ここは脇を上げて足をかけさせず上になる遠藤がパウンドへ。そこに吉野は下からオモプラッタをかけてゴング。判定は3-0でトップゲームを制した吉野が勝利した。