▼第3試合 RIZINキックボクシングルール(58.0kg)3分3R
×MASANARI(キック塾)
[判定0-3] ※27-30, 27-30, 28-30
〇松井大樹(MEIBUKAI)
MASANARIは建設会社を経営するかたわら、キックボクサーとしても活躍する異色のファイター。喧嘩に明け暮れていたが、自身が23歳の頃に地下格闘技が盛んになり、キックボクシングを始めるようになる。アマチュアでは公武堂シュートボクシングトーナメントを制するなど、18戦12勝。その後プロになると、仕事と練習の二足の草鞋を履き奮闘している。プロでは6戦2勝(2022年2月現在)の戦績。
松井は4歳の頃、格闘技が大好きだった父の勧めで空手を学ぶ。その空手では200戦以上の経験を積み、160もの白星を挙げており、2014年、2015年、2018年には極真空手(松井派)全日本大会を制し、2014年・2018年には世界大会でも優勝を飾る。また、高校一年の頃にキックボクシングに興味を持つようになると、2019年12月にはISKAアマチュアキックボクシング世界大会を、21年12月にはStand up新人王決定戦を制するなど、空手のテクニックを活かして活躍。21戦し21勝と恐るべき戦績を残した。現在はプロとして3戦無敗と快進撃中。
1R、ガード高めで軸の強い松井は重い右ロー、ワンツーで前に。MASANARIも右カーフ狙い。しかし、松井は前足を・前手を巧みに使い、MASANARIの打撃をさばき、左中段蹴り、右フックで詰める。
2R、左ミドルから先に前に出るMASANARI。乱打戦に持ち込みたいが、さばいて打ち終わりを狙う松井。MASANARIの入りに右を突く松井。クリンチからの離れ際も右! 近づけばヒザを突く。左ミドル、左ストレートでMASANARIを下げさせる松井。しかし押し返すMASANARI。松井はこつこつと右ローを効かせる。ワンツーを打つ松井だか、そこにMASANARIは果敢に詰める。
3R、前進を止めないMASANARIにヒザを突く松井。MASANARIの入りに左フック、右ローで松井をこかす。ローから右ハイに繋ぐ松井。さらに右ローの連打! しかしMASANARIは声を上げて前に。ホールディングでMASANARIに警告。再開。松井は後ろ蹴りを腹に入れて前に! 最後は激しい打ち合いのなか、MASANARIの右に一瞬ヒザがい近かったMASANARIだが、左を振ってゴング。