▼第3試合 RIZINキックルール 73.0kg契約 3分3R
〇宮城寛克(赤雲会)72.90kg
[1R 2分39秒 KO] ※右ストレート
×ロペス薩摩(薩摩ジム)72.85kg ※公開計量は体調不良により欠席
沖縄在住の宮城は琉球空手をバックボーンに持ち、沖縄TENKAICHIのウェルター級とミドル級で二階級制覇。昨年7月に中村寛に判定勝利、続いて参戦した10月横浜大会でベイノアにKO負けを喫したが、再起戦となった今年4月には元ZST王者の森興二と対戦。1R中盤にダウンを奪われるも、ラウンド終了間際にカウンターの右フックを打ち抜き逆転KO勝利を収めた。6月には日本ミドル級トップの一角である緑川創に挑み、判定2-0で敗れるも緑川を苦戦させている。
ロペスは6歳から空手を習い始めるとこれまでに相撲、拳法、ムエタイ、シュートボクシング、キックボクシングなどあらゆる格闘技を習得し、「昭和のキックボクシングを体現する」ことをモットーに現在までに47戦30勝15敗2分の戦績を持つベテラン。アマチュアシュートボクシング全国大会重量級優勝、元NKBミドル級1位。今年2月にはKPKB初代ミドル級王座決定戦で堤徹に判定負けで王座戴冠ならず。現在は地元・鹿児島でジムを開き指導しながら、自身が試合をすることで全国の同世代の人達にエールを送っている。
1R、サウスポー構えのロペスは50歳、オーソドックス構えの宮城は30歳。
右インローから入る宮城は右ハイも。ブロックするロペスは左狙い。ワンツーの右を打つ宮城。さらに右ストレートに一瞬、動きが止まるロペス、宮城のヒザも交えた一気のラッシュにコーナーに詰まるロペスはスタンディングダウン! 再開。さらに宮城の右ストップにロペスはダウン。ゴングが鳴らされた。試合後、宮城はロペスに感謝の言葉を述べると「12月31日、予定空いてます」と大晦日出場をアピールした。