▼第2試合 58.0kg 5分3R
×TARKER(ALIVE沖縄支部シマジリアンズ)57.70kg
[判定0-3]
〇関原 翔(K-PLACE)58.00kg
TAKERこと国吉貴寛は、アマチュアで12戦を経験し、6勝6敗と五分の戦績を残すと、プロの道へチャレンジすることとなった。2018年11月に地元沖縄で開催された修斗沖縄vol.1で、若山達也と対戦すると1ラウンドにグラウンドパンチを浴びせ見事TKO勝利を収める。翌19年1月の修斗沖縄vol.2ではフライ級新人王トーナメントにエントリーし宇田悠斗と対戦したが、チョークの前に敗れ連勝とはならなかった。
2019年12月の修斗FORCE 12では安芸柊斗を得意のパンチでKOに下し、20年2月のMCCS ULTIMATE GFCでは黒石大資からフロントチョークで一本勝ちを奪ってみせた。三大会連続参戦となった修斗沖縄vol.3では六本木洋をKOで下し、ここまでにプロ戦績は4勝2敗となっている(2021年11月現在)。その4勝は全てKOか一本と、フィニッシュ率100%を誇る。一撃で試合を終わらせる殺傷能力の高い左ストレートと、どこからでも入れるフロントチョークを武器に、地元沖縄でKO勝利を誓う。
関原は、18年に格闘代理戦争のワンマッチでスソンに勝利。18年アマチュアMMA全日本選手権バンタム級優勝、18年IMMAFアマチュアMMA世界選手権バンタム級BEST16に輝いた。プロデビュー戦となった19年5月のPANCRASEで工藤修久を判定で破る。9月の山本敦章戦でも判定勝利し、12月には格上の飯嶋重樹にスタンドで攻めパンチラッシュでレフェリーストップによるTKO勝利を収め、デビューから3連勝を飾った。
しかし、昨年7月の土肥潤、10月の平岡将英に2連敗。その12月にFighting NEXUSに参戦し、澤田良にKO勝利を挙げた。DEEP初参戦となった今年2月の100回記念大会で力也相手にテイクダウンに成功するとトップポジションをキープし、肘と鉄槌を振り下ろし1RにTKO勝利。6月のDEEPでは『朝倉未来1年チャレンジ』のヒロヤ戦、9月の鮎田直人戦で判定勝ちを収め4連勝。
妻・古瀬美月との二人三脚でRIZIN初参戦で勝利し、練習仲間の瀧澤謙太の大晦日に繋げるか。
1R、サウスポー構えのTAKER。オーソドックス構えの関原は左! 左ローを蹴るTAKER。関原は右ヒザから左フックを狙う。組んで左ヒザは関原。関原の頭が下がるとTAKERは左ヒザ! しかし組む関原は四つから左で差し上げての内股でテイクダウン、左で差して右ヒザを越えてハーフに。さらに足を戻そうとするTAKERをパスしサイドに。ノースサウスチョークを狙うも、頭を抜くTAKERは立ち上がると左ストレートを当てる。
2R、大きな左のTAKERの打ち終わりに左を当てる関原。しかしTAKERも思い切りよく左の蹴りを放つ。関原の右ストレートに尻餅を着きすぐに立つTAKER。カウンターを浴びながらも思い切りよく左右を振るTAKER。関原は右ストレートを振り、左で差すが、体を入れ替えたTAKER。しかし関原は小手に巻いて崩しを耐えると内股で投げ、バックに回ろうとするTAKERを寝かしつけてテイクダウン! 右ヒザを越えたい関原。バタフライガードのTAKERは足を越えさせず。関原は細かいパウンドをインサイドから打つもゴング。
3R、互いにインロー。左ボディストレートを打つTAKERだが単発。飛び込みは関原が突き放し、離れ際を狙う。関原は痛めたか蹴りが出ず。互いに声を出し合いながらパワーハンドを振るが、深追いは出来ず。右で差して組む関原に内股を仕掛けて離れるTAKER。左で飛び込むTAKERがらさばく関原。ゴング。