▼第4試合 74.0kg契約 5分3R
×熊澤伸哉(闘心道)73.85kg ※RIZIN初、道衣を着て試合
[2R 1分34秒 送り襟締め] ※ボーアンドアローチョーク
〇タナー・ロレンツォ(琉球ファイトクラブ)73.35kg
波乱の格闘技人生を歩んできた沖縄の武術家・熊澤がRIZINリング初参戦。両足タックルからグラウンドの展開で試合を組み立ててくるが破壊力抜群の左ストレートも持つ。
タナーは現役の軍人で、沖縄に駐屯する前はアメリカでレジェンドファイターのババル・ソブラルのジムで柔術コーチとして働いていた経歴を持つ。プロでの試合こそ無いが、アメリカのアマチュア試合では無敗、そして軍に入ってからは基地内で行われている非公式戦を数々こなして実践の経験を積んでいる。
1R、熊澤は半袖・短パン道衣を着用。タナーはオーソドックス構え。左の突きを当て、先に組むのは熊澤。四つから互いにヒザを突くとそのヒザを掴みシングルレッグで足を払いテイクダウンは熊澤。クローズドガードのターナーは下からヒジ。ストレートフットロックは熊澤。しかし、立ち上がるターナーは足を外すとバックを奪い、送り襟絞めへ。正対する熊澤はなおもストレートフットロック、外ヒールを仕掛けるがゴング。
2R、詰めてダブルレッグに入る熊澤をがぶるターナー。立つ熊澤にヒジ。さらに左ミドル。パンチに崩れた熊澤にサッカーキック! ガードの熊澤にジャンピングしてのフットスタンプも打つ。亀になる熊澤を道衣を掴み固定してのヒザ! バックを奪ったターナーがボーアンドアローのチョークでタップを奪った。熊澤は道衣があだになった形に。米国海軍伍長、紫帯のターナーが一本勝ち。