▼第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
〇KING剛(ROYAL KINGS/MA日本バンタム級王者)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
×溜田蒼馬(Crazy Wolf/第2代CMA KAISERバンタム級王者)
KING剛は“壊れた戦車”の異名を持つタフな選手で、大崎一貴、滉大、福田海斗らトップ選手と対戦。今年7月にはSB日本バンタム級2位・佐藤執斗に判定3-0で敗れている。
溜田の戦績は12勝(11KO)8敗と勝つ時は、ほぼKOと相手を倒しきる攻撃力を持つKO率9割を超えるハードヒッター。2月大会でRISEバンタム級王者・鈴木真彦の相手に抜擢され、左フックで鈴木からダウンを奪うと壮絶な打ち合いの末に初回KO負けを喫した。5月大会では政所仁にも初回KO負けを喫しており、RISE初白星を目指す。
1R、サウスポーのKINGに対して溜田は左へ回り込みながら右の蹴り。KINGも左ミドルを蹴る。蹴り合いが続く中、溜田が左フックを放てばすぐにKINGも右フックを返す。KINGは左ミドルを蹴りつつ右フックを当てに行く。
2Rが始まってすぐ、溜田の右フックがKINGを捉える。KINGは左インローを返す。溜田はこのラウンドは回り込まず正面から打ち合いを挑む。左ヒザを突き刺した溜田はパンチをまとめる。前に出てくるKINGは右フックを打つが、溜田は右ストレートから左ヒザにつなぐ。終盤にはKINGが打ち合いに行き、溜田は下がりながら打ち合い、ヒザで前に出ると右ストレート。
3Rも前に出るのはKING。左右フックとローを放っていき、溜田は右ヒザ蹴りで迎え撃ってワンツー。前に出すぎたKINGが突き上げるようなバッティングとなり、溜田は歯の痛みを訴える。再開後、左右フックと左ボディストレートで突進するKINGに溜田はサウスポーに構えて前蹴り、右フック、左ヒザ。KINGの勢いに押された溜田だが最後は打ち返す。
最終ラウンドのアグレッシブが功を奏し、KINGが判定2-0で勝利を収めた。
▼オープニングファイト第3試合 フェザー級(-60kg)3分3R
〇岩郷泰成(TFT/DEEP☆KICK-60kg 1位)
判定3-0 ※30-28、30-27×2
×佐藤 亮(健心塾/DEEP☆KICK-60kg 3位)
▼オープニングファイト第2試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R
△都築海杜(キックボクシングジム3K/and lab/同級10位)
ドロー 判定0-0 ※29-29×3
△勇志(真門ジム/NKBフェザー級5位)
▼オープニングファイト第1試合 バンタム級(-55kg)3分3R
〇翔磨(多田ジム/DEEP☆KICK-55kg 2位)
KO 1R 2分49秒 ※3ノックダウン
×久津輪将充(888GYM/DEEP☆KICK-57.5kg 6位)