MMA
レポート

【UFC】ライト級暫定王座戦ゲイジーvs.ピンブレット、バンタム級オマリーvs.ソン・ヤドン、7連勝シウバvs.ナマユナス、アレンvs.シウヴァ、ウマルvs.フィゲイレード、フライ級ペレスvs.ジョンソンも=速報中

2026/01/25 07:01
 2026年1月24日(日本時間25日朝7時~)米国ラスベガスのT-モバイルアリーナにて『UFC 324: Gaethje vs. Pimblett』(U-NEXT配信/UFC Fight Pass)が開催されている。   メインイベントでは「UFC世界ライト級暫定タイトルマッチ」の、元UFC世界ライト級暫定王者で元BMF王者のジャスティン・ゲイジー(米国)と、UFC7勝無敗のパディ・ピンブレット(英国)が暫定王座を争う。ゲイジーは155ポンド(70.31kg)のジャスト、ピンブレットは154ポンド(69.85kg)のアンダーで計量をパス。  なお、第3試合のライト級で対戦予定だったマイケル・ジョンソン(米国)とアレクサンダー・ヘルナンデス(米国)の試合が「中止」に。主催者は試合注意の理由は明らかにしていないが、一部のスポーツブックは、この対戦に関して「不規則な賭けパターン」を警告していた。  また、計量を135.5オンド(61.46kg)でクリアも体重計から降りて壇上で足をもつれさせて前のめりに倒れたキャメロン・スマザーマン(米国)は「医学的な問題」により試合を欠場。リッキー・トゥルシオス(米国・136ポンドでクリア)とのバンタム級戦は「中止」となっている。  通常はUFC APEX(現Meta APEX)で行われる本計量は、ステージ上ではなくほぼ平坦な場所で行われるが、今回はパラマウントでの初回放映にして開幕戦で「Weigh in Show」として本計量を解説陣が解説するなか、スマザーマンが壇上で倒れた。手は前についたがアゴを打ったスマザーマンは白目をむいて倒れ、意識が朦朧としていた。前方のスピーカーに頭をぶつけず、壇上から転がり落ちなかったことが不幸中の幸いだった。  すぐに病院に搬送されたスマザーマンは8時間後、自身のインスタに動画を投稿。「たくさんのメッセージをいただいていますし、心から心配してくださる皆さんに感謝しています。本当に心配してくれてありがとう。僕は本当に大丈夫。元気です。まったく大丈夫。元気です。何が起きたのか、正直よく分からないんです。ネット上では、みんな『クレイジーな減量だ』とか言ってるけど、実際この試合のためにそんなに体重を落としたわけじゃない。結構低い体重で臨んだけど、今週に入ってからもほとんど減量してないです。何が起きたのか、正直よく分からない。これから数週間で検査とか受けて、原因を突き止めようと思ってる。でも、他の人たちが『きっとクレイジーな減量したんだろう』とか言ってるけど、僕は本当にほんの少ししか減量してないんだ。うん、そうだな……確信はないけど、心配してくれてありがとう。僕は完全に大丈夫だし、うまくいけばきっとすぐに戻れると思う。対戦相手には申し訳なく思っています」と説明している。  ほか、プレリムではバンタム級でウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)と対戦するデイブソン・フィゲイレード(ブラジル)が体重超過。また、フライ級でチャールズ・ジョンソン(米国)と対戦するアレックス・ペレス(米国)も体重超過。いずれも対戦相手に報奨金の25%を支払い、試合は行われる。  また、ダナ・ホワイト代表は、今回の『UFC324』から「ファイト・オブ・ザ・ナイト」と「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」ボーナスがこれまでの倍の10万ドル(約1,500万円)になること、また新たなフィニッシュボーナスとして、KO/TKOまたはサブミッションで勝利したファイターが、10万ドルのパフォーマンスボーナスに選ばれていない場合、2万5千ドル(約390万円)を支給すると、メディアに発表した。  同大会は、日本時間1月25日(日)朝8時からアーリープレリム、プレリムは9時、メインカードが11時に開始予定。日本では全試合がU-NEXTおよびUFCファイトパスにてライブ配信されている。 [nextpage] 『UFC 324: Gaethje vs. Pimblett』速報 ▼UFC世界ライト級暫定王座決定戦 5分5R ※選手名からインタビュージャスティン・ゲイジー(米国)26勝5敗 155lbs/70.31kgパディ・ピンブレット(英国)23勝3敗 ※UFC7連勝中 154lbs/69.85kg  UFC世界ライト級正規王者のイリア・トプリア(ジョージア/スペイン)が妻のジョルジーナ・バデルとの結婚生活が破綻し離婚が迫っており、息子と娘の2人の子供のために、しばらく試合から離れ家庭に専念することを報告。ライト級は「暫定王座戦」が組まれることとなった。  暫定王座戦に臨む“激闘王”ゲイジー(4位)は、24年4月の『UFC300』でマックス・ホロウェイと試合終了間際にマット中央で打ち合いを繰り広げた末に右フックで失神KO負けしたが、25年3月『UFC 313』で負傷欠場したダン・フッカーの代役ラファエル・フィジエフに判定勝ちで再起を遂げている。14試合で14ボーナス=UFC史上最高のボーナス獲得率を誇る激闘ファイター。37歳。  対する5位のピンブレットは、UFC7勝0敗の30歳。人気先行の評価もあったが、24年7月にキング・グリーンを1R 三角絞めに極め、25年4月の前戦ではマイケル・チャンドラーを相手に終始優勢に進めて3R TKO勝ち。一気に評価を覆した。思い切りのいい打撃と、10の一本勝ちをマークする極めの強さが武器。MMA23勝(7KO・TKO/10SUB)3敗。  対するゲイジーはオールアメリカンレスラーでありながら、体幹の強さから繰り出すフック系のパンチやローキックなどの強烈な打撃が武器。前戦では肉弾戦でない打撃戦で競り勝つ“やりすぎない”クレバーさも見せた。MMA26勝(20KO・TKO/1SUB)5敗で一本負けはハビブ・ヌルマゴメドフの三角絞めとチャールズ・オリベイラにリアネイキドチョークの2試合のみ。  チャンドラー相手に打撃で先行し、組みでもバックを奪ったピンブレットは、UFCでは初の5R戦でゲイジー相手にも立ち合い、組み勝つことができるか。UFCのダナ・ホワイト代表は、このゲイジーvs.ピンブレットの勝者が次に「王座統一戦」として妻と裁判中のトプリアと戦うとコメントしている。 [nextpage]▼バンタム級 5分3R ※選手名からインタビューショーン・オマリー(米国)18勝3敗(UFC10勝3敗)3位 135.5lbs/61.46kgソン・ヤドン(中国)22勝8敗1分(UFC11勝3敗1分)5位 136lbs/61.69kg  コメインでは、バンタム級(5分3R)で3位のショーン・オマリー(米国)と、5位のソン・ヤドン(中国)によるランキング戦が組まれた。  元同級王者のオマリーは、6連勝後のメラブ・ドバリシビリ戦で5R判定負けで王座陥落。2025年6月のリマッチで3R ノースサウスチョークで一本負けで2連敗中。現王者のピョートル・ヤンとは2022年10月に対戦し、微妙なスプリット判定でオマリーが勝利している。31歳。  対する中国のソン・ヤドンは、2023年にリッキー・シモン、クリス・グティエレスを相手に連勝で2024年3月にピョートル・ヤンと対戦も判定負け。 2025年2月にヘンリー・セフードと対戦し、パンチとカーフキックで攻勢になるも3Rにヤドンのアイポークでセフードが続行不可能となり、テクニカル判定で勝利。  長い間合いから上下・前後・左右スイッチのタイミングの打撃のオマリーに、強い体幹から放たれる右の強打、左フックの返し・回転力のある打撃のヤドン。近年はテイクダウンの融合がその打撃にも奏功しており、どのくらい組みの展開になるかも注目だ。 [nextpage] ▼ヘビー級 5分3Rワルド・コルテス・アコスタ(ドミニカ)16勝2敗(UFC9勝2敗)262lbs/118.84kgデリック・ルイス(米国)29勝12敗1NC(UFC20勝10敗)263.5lbs/119.52kg [nextpage] ▼女子フライ級 5分3Rナタリア・シウバ(ブラジル)19勝5敗1分(UFC7勝0敗)※UFC7連勝中 126lbs/57.15kgローズ・ナマユナス(米国)14勝7敗(UFC12勝6敗)125.5lbs/56.93kg [nextpage] ▼フェザー級 5分3Rアーノルド・アレン(英国)20勝3敗(UFC11勝2敗)145.5lbs/66.00kgジェアン・シウバ(ブラジル)16勝3敗(UFC5勝1敗)146lbs/66.22kg [nextpage] 【プレリム】 ▼バンタム級 5分3Rウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)19勝1敗(UFC7勝1敗)136lbs/61.69kgデイブソン・フィゲイレード(ブラジル)25勝5敗1分(UFC14勝5敗1分)138.5lbs/62.82kg ※※フィゲイレードは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のヌルマゴメドフに報奨金の25%を支払う [nextpage] ▼ミドル級 5分3Rアテバ・グーティエ(カメルーン)9勝1敗(UFC3勝0敗)186lbs/84.37kgアンドレイ・プリャエフ(ロシア)10勝3敗(UFC1勝1敗)186lbs/84.37kg [nextpage] ▼ライトヘビー級 5分3Rニキータ・クリロフ(ロシア)30勝11敗(UFC11勝9敗)205.5lbs/93.21kgモデスタス・ブカウスカス(リトアニア)19勝6敗(UFC7勝4敗)※UFC4連勝中 204lbs/92.53kg [nextpage] ▼フライ級 5分3Rアレックス・ペレス(米国)25勝10敗(UFC7勝6敗)128.5lbs/58.28kg ※チャールズ・ジョンソン(米国)18勝7敗(UFC7勝5敗)126lbs/57.15kg※ペレスは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のジョンソンに報奨金の25%を支払う [nextpage] 【中止】 ▼ライト級 5分3Rマイケル・ジョンソン(米国)24勝19敗(UFC16勝15敗)156lbs/70.76kg アレクサンダー・ヘルナンデス(米国)18勝8敗(UFC10勝7敗)※UFC4連勝中 155.5lbs/70.53kg [nextpage] ▼ヘビー級 5分3R〇ジョシュ・ホキット(米国)8勝0敗(UFC2勝0敗)234.5lbs/106.36kg[1R TKO]×デンゼル・フリーマン(米国)7勝2敗(UFC1勝1敗)257.5lbs/116.80kg  ホキットは、D1オールアメリカンレスラー。サンフランシスコ49nersに在籍も。Bellator、LFAでキャリアを積み、25年8月のDWCSでKO勝ちしてUFCと契約。25年11月のUFCデビュー戦はマックス・ジメニスに1R 右フックでKO勝ち。28歳。  フリーマンは、元WWEの育成枠にもいたグレコローマンレスリング出身。PFL。LFAを経て25年11月にUFCデビューし、マレク・ブイウォに判定勝ち。34歳。  1R、グローブタッチ後、すぐに右を振ってダブルレッグテイクダウンのホキット。亀になって立とうとするフリーマンをサイドバックから削り崩す。立ち上がり正対したサウスポー構えのフリーマン。オーソのホキットは右アッパー、前蹴りで前に。フリーマンは後退。さらに右アッパーに崩れたフリーマン。  亀のフリーマンにホキットは背後からパウンド。後方に引き倒してバックマウントから尻を叩く。立ち上がったフリーマンに右アッパー! フリーマンのダブルレッグを切り返して上に。崩れたフリーマンの立ち際にヒジ・ヒザ。フリーマンは右ハイに後退。中指を立てず追いかけないホキット。足をもつれさせたフリーマンに、レフェリーが試合終了直前に止めた。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇タイ・ミラー(米国)7勝0敗(UFC1勝0敗)170lbs/77.11kg[1R 4分59秒 TKO] ※右ストレート×アダム・フューギット(米国)10勝6敗(UFC2勝4敗)171lbs/77.56kg  ミラーはUFCデビュー戦。ボクシングベースで25年8月のDWCSでスタンドで押して判定勝ち。UFCとの契約を獲得した。25歳。対するフューギットは木下憂朔に勝利している37歳。25年7月の前戦はUFCデビュー戦のイスラム・ドゥラトフに1RKO負け。珍しくブルース・バッファーがコールを間違える開幕戦の第1試合。  1R、サウスポー構えのフューギットは左の上下の蹴り。オーソのミラーは蹴りに右を狙う。左ミドルを腹に叩き込むフューギット。右回り。ミラーも外足を取って右ストレートをヒット。組んだフューギットはヒザ。突き放すミラーはワンツー! フューギットは左ミドルも右を被弾する。  右から左フックのミラー。組もうとしたフューギットにワンツー。さらに左の打ち下し。フューギットはバックヒジ。ともに出血。ミラーは右ボディ。さらにフューギットの右に右ストレートでダウンを奪うとパウンド。ヒザ蹴り、立つフューギットに右を当てると残り3秒もラッシュ、右でダウンを奪い、レフェリーが間に入った。1R 残り1秒。  オクタゴンデビュー戦で勝利したミラーは、「ヒジ・ヒザも使ったけど結局ボクシングになった。ここで戦うことが夢だった」と語った。 【中止】▼バンタム級 5分3Rリッキー・トゥルシオス(米国)12勝5敗(UFC2勝3敗)キャメロン・スマザーマン(米国)12勝6敗(UFC1勝2敗)※※計量クリアも倒れたスマザーマンが医学的な問題により欠場、試合は中止に
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.342
2026年1月23日発売
元王者モレノを下した平良達郎。2.8 UFC連勝目指す堀口恭司。朝倉未来をTKOのシェイドゥラエフ、サトシ撃破のノジモフのロングインタビュー。【40周年対談】佐藤ルミナ×鈴木千裕、武尊×野杁正明も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント