▼第2試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
×田渕神太(拳聖塾/第2代アクセルバンタム級王者、ABW初代バンタム級王者)
判定0-2 ※29-29、29-30×2
〇大森隆之介(EX ARES/バンタム級9位)
田渕は空手とキックボクシングを並行して行う二刀流で、2020年12月にACCELバンタム級王座の初防衛に成功すると、今年3月のHOOST CUPではOISHI GYMのルーキー・HΛLを判定で下している。戦う場所や相手を選ばず、4月はRISEでRISEフェザー級王者・工藤政英に判定負け、7月は修斗大会内で行われた「CKC2021-54kgトーナメント」で準決勝に進出するも、優勝した寺山遼冴に判定負け。9月のシュートボクシングでは延長戦の末に山田彪太朗に判定で惜敗した。戦績は19勝(4KO)9敗2分。
対する大森は2020年1月にRISEでプロデビューすると4勝(3KO)と快進撃を続けていたが、6月の修斗大阪大会で開催されたCKC2021-54kgトーナメントの1回戦で有井渚海に敗れプロ初黒星。ここからの再起を狙う。
1R、長身の大森は左右に構えをスイッチしつつ、ジャブと打ち下ろすような右ストレートを繰り出し、田渕も同じく構えをスイッチしながらワンツー、奥手のストレートからフックを見舞う。田渕は出入りが速く、身長差を感じさせずにパンチを当てていく。
2R、遠間から右ストレートで踏み込む田渕。さらにローも蹴る。前に出る大森は田渕が右を出してくると右のカウンターを狙う。残り30秒で大森がジャブ、前蹴りで距離を取り始める。
3Rも大森は距離をとってジャブ、前蹴り。しかし、大森が右を放ったところへ田渕がカウンターの右フックをヒット。大森はジャブから右ストレートを放ち、田渕が前に出るとヒザで迎え撃つ。サウスポーに構えての大森の左ストレートも入る。田渕の被弾が目立ち始め、田渕も前に出るがそこに大森がフック&アッパーを合わせる。