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レポート

【RISE】GLORY世界王者強し、原口健飛にペットパノムルンが圧勝。鈴木真彦が江幡塁を初回KO、YA-MANが大激闘で中村寛に勝利、大雅は梅野源治に完勝

2021/11/14 15:11

▼第3試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
×甲斐元太郎(理心塾/NJKFバンタム級暫定王者)
KO 2R 1分32秒 ※左ハイキック
〇数島大陸(及川道場)


 甲斐は8月のNJKF大阪大会でNJKFバンタム級王座決定戦を行い予定だったが、対戦相手の欠場により暫定王座に認定されたばかり。


 有井渚海欠場を受け、緊急参戦に名乗りをあげたのは同門のフライ級の数島。第30回全日本新空手道選手権大会K-3GRAND PRIX 2019軽軽量級優勝、JAPAN CUP 2017 K-3選抜トーナメント-45kg級優勝の実績を持ち、昨年9月のRISE新宿FACE大会でプロデビュー。7月大会でも薩摩3373の代打として出場しており、元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者の竜哉・エイワスポーツジムからダウンを奪って引き分けて一気に名を挙げた。8月の『RISE EVOL』ではメインを務めて判定勝ち、戦績を4勝(2KO)2分とした。


 1R、サウスポー同士。数島は右で蹴りながら前へ出て左ストレートを繰り出す。甲斐はよく見て数島がボディを打ってきたところへ左フック。その直後、数島が甲斐のジャブに合わせて左ハイキックから右をフォローしてダウンを奪う。立ち上がった甲斐は思い切りフックを振り回すが、ダメージがあるか転倒を繰り返す。ラウンド終了間際にも数島が右フックでダウンを奪った。


 2R、数島が左ストレート、右ボディから左フックとコーナーへ詰めてパンチを見舞う。甲斐も強きに左右フックを繰り出すが、右フックからの左ストレートでダウンを奪われる。最後は数島がロープを背負った甲斐に左ハイを炸裂させ、代打出場に関わらず鮮やかなKO勝ちを収めた。

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