▼第5試合 K-1女子フライ級(-52kg)3分3R延長1R
〇木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)=51.8kg
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×マリン・ニコル(スイス/No Limit Squad)=51.1kg
※本戦の判定は30-28、30-30、29-30。
木村は2001年4月12日、岐阜県出身の25歳。4歳から14歳まで空手を学び、第3回~第9回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会7連覇を飾る。小学4年生からはオリンピック出場を目指してボクシングも始め、2022年女子ボクシング世界選手権大会出場、第20回全日本ボクシング選手権大会女子バンタム級準優勝、第17回・第18回全日本女子ボクシング選手権大会女子ジュニア・フェザー級優勝など輝かしい戦績を収め、K-1に転向。

2024年11月にKrushデビュー戦でボクシング仕込みのパンチの技術を見せつけて初回KO勝ちを飾ると、2戦目のYuka☆戦では空手仕込みの蹴り技を多用。1Rから3Rまで、まるでジャブのような横前蹴り(モナ蹴りと命名)を顔面とボディへ次々と蹴っていき、相手を全く近づけさせないワンサイドゲームでフルマークの判定勝ち。6月の小澤聡子戦では相手を大流血に追い込んでTKO勝利を飾ると、2026年4月にはK-1に初出場。片足立ちになっただけで場内から歓声が湧き上がるなど、モナ蹴りは完全に定着。試合も完勝を収めて戦績を4勝(2KO)無敗とした。
ニコルは2021年サバット世界選手権-52kg級王者、WAKO-PROスイス女子バンタム級(-52kg)王者で戦績は25勝(1KO)6敗。サバットは蹴りのボクシングと呼ばれるほど蹴り技に特化したフランスの格闘技。木村が得意とする前蹴り、横蹴りの技術も発達しており、木村との蹴り技対決が見ものとなりそうだ。

1R、ステップを踏む木村は前足を上げてけん制。ニコルもサイドキックをボディへ蹴る。木村の前蹴りをサイドへ動いてかわすニコル。木村は左ミドルを蹴る。木村が片足を上げるとニコルは距離をとり、左右へ動く。

ニコルがサイドキックを当てるが、直後に木村の前蹴りが顔面にヒット。ニコルが右ストレートで入ってくると、すかさず前蹴りを放つ木村。前蹴りを警戒して慎重なニコル。

2Rになると木村はワンツー、ニコルも右ストレートを伸ばしてくる。再び木村が前足を上げるとニコルは無暗に入り込まず左右に動く。木村のボディへの横蹴りでニコルを転倒させる。ニコルが入り込もうとするとすかさず前蹴りを出す木村。
徐々に前に出始めた木村がワンツー、すぐに前蹴り。ニコルの右フックには左ストレートを合わせる。このラウンドもニコルが入れず、木村がけん制するシーンが多いラウンドに。
3R、木村はワンツーを打つが距離が詰まりすぐ手てクリンチになってしまう。木村は右ボディ、ワンツーをヒットさせるとすかさず前蹴りを放ってニコルをのけ反らせる。さらに木村はジャブからの左ボディストレート。木村がワンツー、ニコルは左右フックもすぐに木村が前蹴りを出す。前蹴り、ワンツーで前に出る木村を右ストレートで迎え撃つニコル。

判定は両者決め手なく三者三様のドローとなり、延長戦へ。ジャブを出すニコルに木村はサイドキックを顔面へヒットさせる。ジャブで前へ出るニコルに木村は左ボディ。木村が前蹴りで前へ出るとニコルもサイドキックで迎え撃つ。ニコルのサイドキックがボディへ。木村は片足立ちのまま移動し、前蹴りを伸ばして左ストレートにつなぐ。カウンターの前蹴りも。ニコルは右ローとジャブ、木村はワンツー。延長Rも噛み合わないまま試合終了。





