▼第3試合 K-1女子フライ級 3分3R延長1R
〇木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
判定3-0 ※30-27×3
×チェ・ウンジ(韓国/大邱FEARLESS GYM)
木村は2001年4月12日、岐阜県出身の24歳。4歳から14歳まで空手を学び、第3回~第9回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会7連覇を飾る。小学4年生からはオリンピック出場を目指してボクシングも始め、2022年女子ボクシング世界選手権大会出場、第20回全日本ボクシング選手権大会女子バンタム級準優勝、第17回・第18回全日本女子ボクシング選手権大会女子ジュニア・フェザー級優勝など輝かしい戦績を収め、K-1に転向。
2024年11月にKrushデビュー戦でボクシング仕込みのパンチの技術を見せつけて初回KO勝ちを飾ると、2戦目のYuka☆戦では空手仕込みの蹴り技を多用。1Rから3Rまで、まるでジャブのようなサイドキック(モナ蹴りと命名)を顔面とボディへ次々と蹴っていき、相手を全く近づけさせないワンサイドゲームでフルマークの判定勝ち。6月の小澤聡子戦では相手を大流血に追い込んでTKO勝利を飾り、戦績は3勝(2KO)無敗。

ウンジはMAX FC女子バンタム級(-52kg)王者で、戦績は8勝11敗。これまで2度MMAの試合で来日しており、2018年6月に-65.8kg契約でKINGレイナと対戦(チョークで一本負け)、2019年5月にはプロ修斗30周年記念大会に出場し、エンセン井上の弟子セラと対戦(判定勝ち)。殴り合い上等のスタイルを見せた。

2019年6月には北海道のキックボクシング大会『BOUT』に出場、熊谷麻理奈と57kg契約のキックルールで対戦し、判定で敗れている。また、2023年1月に当時無敗だったMARIAに初黒星を付けた。2024年11月のKrushでは、当時のKrush女子フライ級王者・池内紀子と対戦。2R2分19秒でKO負けとなったが、池内の攻撃を受けても耐える打たれ強さを発揮してマットには倒れなかった。

1R、サウスポーの横構えからさっそく横前蹴りを放つ木村。その横前蹴りを足を下ろさず、ボディと顔面へ連打する。木村は片足立ちになって横前蹴りのポーズ、ウンジは警戒して動きが止まってしまう。ウンジは左ローを蹴るが、木村は自在に動く右足を上げて横前蹴りを顔面とボディへ蹴る。

いきなり左ストレートを打つ木村。続けて横前蹴りを顔面へ叩き込みウンジをのけ反らせる。さらにもう一発。距離は遠く、ウンジはなかなか入れない。木村は右足を上げてけん制。顔面横前蹴りでウンジをひっくり返した。解説の魔裟斗は「ダウンでもよかった」というほどの一撃に。

2R、ウンジは左ローも距離が遠く、木村が横前蹴りを伸ばしてくる。ウンジが前へ出ようとするとすかさず横前蹴りで突き放し、片足立ちになったまま追っていく木村。ウンジが左右フックも木村は全く慌てず、再び右足を上げてのけん制。その姿勢から左ストレートも打つ。
前に出ようとするウンジに木村は左ストレート、すぐに横前蹴り。木村が右足を上げると警戒してしまうウンジ。木村はボディから顔面への横前蹴りをヒットさせると左ストレートを強襲。ウンジも打ち合いに行くが、木村の左ストレートが速い。

3Rも距離は遠い。木村は右足を上げてけん制し、ウンジが入ってくると顔を蹴り飛ばす。次々と横前蹴りで顔面を襲う木村。続けて左ストレートの強打でウンジに鼻血を噴き出させる。その後も横前蹴りと左ストレートでワンサイドの試合展開で木村がK-1初勝利を飾った。




