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インタビュー

【PANCRASE】フライ級王座王座決定戦・組みの時田隆成「自分の得意なところで戦う」×極めの岸田宙大「僕の技はマニュアル通りじゃない」=5月31日(日)立川

2026/05/27 21:05
 2026年5月31日(日)東京・立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 362』(U-NEXT配信)のメインイベント「キング オブ パンクラス チャンピオンシップ」(5分5R)で、同級2位の時田隆成(トライフォース東中野)と、5位の岸田宙大(パンクラス大阪稲垣組)が王座を争う。濱田巧が王座剥奪されたベルトを巡る戦い。   2025年7月立川SG大会。時田は、眞藤源太に完封勝利を収めデビューからの連勝を4に伸ばした。一方の岸田は、元王者・猿飛流に判定負けと、明暗が分かれる結果に。その両者が今回、濱田巧の王座剥奪により空位となったフライ級王座を懸けて激突する。  時田は、眞藤戦以来10カ月ぶりの試合。レスリングで培ったスクランブル力とフィジカルを武器に、パウンドアウトで勝利を重ねてきた。  対する岸田は、猿飛流戦後、浜本“キャット”雄大、眞藤源太に秒殺2連勝。セットの早い仕掛けと柔術黒帯の極めの強さで一本勝ちを量産している。2024年にプロデビューを果たした、次世代を担う新鋭同士による王座決定戦だ。タイトルマッチを目前に、PANCARSEから公式インタビューが届いた。 時田隆成「王座戦は思ったより早いとかはない」 ──5月31日の立川大会のメインでフライ級チャンピオンシップを控える時田選手です。デビューから負け無しの4連勝の時田選手の強みである組みはレスリングから? 「はい、レスリングは年中から大学4年までの18年間やってました。小学校の頃は全国大会で優勝して、中学高校大学は最高で全国3位までしかいけなかったですね」 ──すごい実績だと思いますが、それで大学卒業してからMMAに転向するキッカケは? 「卒業して1年後くらいから本格的にMMAの練習を始めたので、MMA歴は3年くらいですかね。僕のお父さんがリングスのトレーナーをやっていて、前田日明さんの治療とかにも一緒について行ったこととかもあったんですよ。そういうこともあって前から格闘技との接点はあったので、僕もやってみたいなっていうのは思っていました」 ──そんな環境だったんですね。そういえば中央大学の同級生にグラップリングの高橋 SUBMISSION 雄己選手、キックボクシングの簗丈一選手がいるんですよね。 「そうなんです。同級生で彼らは実績もあるし、すごい選手なので、試合を見ててもカッコいいなと思ってます。ジャンルは違うんですけど、今も一緒に練習とかもして、刺激になっています」 ──そして次戦では、岸田宙大選手と空位のフライ級王座を争います。今回のオファーが来た時の率直な感想は? 「やっとタイトルマッチが決まったかって、純粋に嬉しかったですね」 ──現在4勝0敗、次がキャリア5戦目ですが、タイミング的には想定より早いとかは感じていないですか? 「そうですね、前回の試合が終わってからそろそろ来るかなっていうのは頭に入れながら日々練習していたので。思ったより早いとかはないですかね」 ──対戦相手の岸田宙大選手の印象はどうでしょうか。 「極めがめちゃくちゃ早くて強い選手っていう印象です。スクランブルの際とかもすごい強い選手ですよね。あの極め技には警戒しないといけないです」 ──お互いグラウンドの攻防を得意とする同士だと思うんですが、これまでとは戦い方を変えることも想定していますか? 「基本的には自分の得意なところで戦いたいと思ってるので、何かめちゃくちゃ変えるかっていうとそんなことはないかなって思ってますね。いつもとそんなに変わらないというか、相性はむしろ良い方だと思ってます」 ──今大会ですが、弟の時田一生選手もネオブラッドトーナメントに出場しますよね。兄弟仲もいいのでしょうか。 「普通にいいですよ、弟が所属してるBRAVEに行かせてもらって、毎週5分5ラウンド一緒に練習やってます(※時田隆成はトライフォース東中野所属)」 ──同じ大会に弟さんが出場するっていうのは心理的に何か影響ありますか? 「何も変わらないですね(笑)」 ──今回フライ級タイトルマッチに臨みますが、PANCARSEのフライ級で誰が一番強いと思っていますか。 「僕以外だったらやっぱり濱田巧選手(※王座剥奪。同じ大会でジョセフ・カマチョと対戦)なんじゃないですかね。伊藤盛一郎選手(※王座返上でONE参戦)もすごい強いと思います。そういう元王者の選手達ともいつかやりたいですね」 ──それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。 「いつも応援していただきありがとうございます。覚悟を決めて、必ずベルトを獲ります。応援よろしくお願いします!」 [nextpage] 岸田宙大「まだ見せてない技がある」 ──5月31日の立川大会のメインでフライ級チャンピオンシップを控える岸田宙大です。6勝中4つの一本勝ちをマークする岸田選手のバックボーンは組み技なのですよね? 「4歳から柔道を始めました。でも体が小さかったのでなかなか技が通用しなくて。そんな中、14歳の頃に柔術に出会って、そこからどんどん柔術にハマっていきました」 ──柔術の実績は? 「青帯、紫帯、茶帯のそれぞれで、全日本選手権、全日本オープンで優勝しました。今は黒帯です」 ──MMAに転向したキッカケは? 「21歳の時に秋葉(太樹)選手と一緒にRIZINを見に行って、『お前もMMAやろうや』って誘ってもらって、それがキッカケでしたね。秋葉選手は僕が子供の時に高校生だったんですが、その頃から柔道を教えてくれたりしてて、僕のお兄ちゃんみたいな存在です」 ──岸田選手はフィニッシュ率が高く、極めが強い印象ですが、やはり一本取ることにはこだわりが? 「はい、柔術の時から『勝つなら一本極める以外ないでしょ』っていう考えだったので、それは今も変わらないですね。僕の技はマニュアル通りじゃないんですよ。昔から海外の人の一本集とかをSNSとかで見るのが好きで、それを独学で研究とかしてたので。相手は対処がわからない技が多いと思いますよ」 ──これまでのフィニッシュは腕十字や三角絞めなど下からの技が多いですが、まだまだ引き出しはありますか? 「はい、まだまだたくさん見せてない技があります」 ──さて、いよいよ次戦で時田隆成と王座決定戦に臨みます。オファーが来た時の感想は? 「周りからも“あるかもな”と言われていたので期待はしていました。前回の眞藤戦もノーダメージで終えられたので、コンディションもバッチリでした。オファーは即決でしたね」 ──対戦相手の時田隆成選手の印象は? 「グラップラーというよりはレスリングベース、極めは少ないけど相手を固定するのが上手な選手だと思います。もし下になっても自分は固定されないようにしっかり対処します。苦しい展開もあるかもしれないですけど、相性は極端に悪いとは思ってないです」 ──警戒している点は? 「ダブルレッグタックルと上からの押さえ込みですかね」 ──チャンピオンシップでどんな試合を見せたいですか? 「苦しい展開でも先に攻めて、泥臭く戦う姿勢を見て欲しいです。いつも通り、一本狙います」 ーそれではファンの皆さんへメッセージをお願いします。 「必ずベルトを巻くので応援よろしくお願いします!」 [nextpage] 5月31日『PANCRASE362』全試合順 ▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ フライ級 5分5R 時田隆成(トライフォース東中野)2位 4勝岸田宙大(パンクラス大阪稲垣組)5位 6勝2敗 『PANCRASE 362』で、濱田巧が王座剥奪されたフライ級のベルトを巡り、時田隆成(トライフォース東中野・2位)と、岸田宙大(パンクラス大阪稲垣組・5位)が、5分5Rの王座戦で対戦することが発表された。なお、濱田は同じ立川大会でジョセフ・カマチョが決定している。   2025年7月立川SG大会。時田は、眞藤源太に完封勝利を収めデビューからの連勝を4に伸ばした。一方の岸田は、元王者・猿飛流に判定負けと、明暗が分かれる結果に。その両者が今回、濱田巧の王座剥奪により空位となったフライ級王座を懸けて激突する。  時田は、眞藤戦以来10カ月ぶりの試合。レスリングで培ったスクランブル力とフィジカルを武器に、パウンドアウトで勝利を重ねてきた。  対する岸田は、猿飛流戦後、浜本“キャット”雄大、眞藤源太に秒殺2連勝。セットの早い仕掛けと柔術黒帯の極めの強さで一本勝ちを量産している。2024年にプロデビューを果たした、次世代を担う新鋭同士による王座決定戦。 ▼バンタム級暫定王座決定戦 5分5R山口怜臣(TIGER MUAY THAI)3位/ 2024年NBT同級優勝&MVP 5勝1敗宮城成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)4位 7勝2敗  正規王者・田嶋椋の『ROAD TO UFC』参戦に伴い、現在連勝街道を突き進む山口と宮城による暫定王座決定戦が決定した。両者は2024年7月、同じ立川大会以来の再戦。NBT決勝進出を賭けた一戦は、山口が判定勝利を収めている。  山口は、IMMAFバンタム級ジュニア世界選手権決勝でムハンマド・モカエフに判定負けで準優勝後、23年9月に安藤武尊にスプリット判定負けが唯一の黒星。  24年のNBTを制し、MVPにも輝くと25年は、平岡将英、松井斗輝に判定勝ちで5連勝。圧倒的なドミネートスタイルで着実にベルトへの距離を縮めてきた。  宮城は、キックボクシングベースで7勝の内6KOを誇る破壊力抜群のストライカー。プロデビューから3連勝後の24年7月のNBT準決勝で山口怜臣に判定負けで初黒星。11月に山木麻弥のヒジでカットし、ドクターストップで初回TKO負けで連敗に。  以降は4連勝中で、渡邉泰斗をTKO、千種純平に判定勝ち、梅原規祥を1R TKOすると、26年2月大会では、無敗のレスリングエリート・松井涼を衝撃の右ストレートでマットに沈めている。  再戦を制し、暫定王者のベルトをその腰に巻くのは、果たして山口か宮城か。 ▼フライ級 5分3R濱田 巧(THE BLACKBELT JAPAN)第11代KING OF PANCRASIST/2022年NBT同級優勝 6勝1NCジョセフ・カマチョ(Spike22)8勝3敗 “元王者”となった濱田がPANCRASEに復帰する。  大塚智貴との2度の激闘を制し、2025年11月に第10代王者に輝いた濱田。歓喜の戴冠からわずか4カ月、PANCRASEへの事前承認を得ないまま『BreakingDown』オーディションに参加。参戦を進めていたことにより、王座剥奪。一躍渦中の人物となった。その濱田が選んだ道は、PANCRASEでのゼロからの再出発。  対するカマチョは、2024年12月以来の久々の試合となる元フライ級ランカー。2022年6月の『LFA134』では、現UFCのアルデン・コリアに判定勝ちしている実力者だ。前戦では元フライ級王者・猿飛流を2R リアネイキドチョークで下している。26年3月大会では伊藤盛一郎との一戦が「査証手続きの都合により欠場」で流れており、戦いに飢えている。  波乱のストリーを背負う濱田は、PANCRASEで戦う以上、今回思わぬ形で高まった注目を自身の試合に向けるしかない。その元王者の首を実力者カマチョが狙う。空位となった王座を巡るフライ級戦線に、新たな火花が散る。 ▼フェザー級 5分3R遠藤来生(Power of Dream Sapporo)9位 17勝16敗5分三宅輝砂(ZOOMER)第11代KING OF PANCRASIST/2021年NBT同級優勝 12勝5敗  元王者の三宅輝砂が復活する。  2023年11月からPANCRASEでは5連勝。2024年12月に平田直樹を72秒で撃破し、第11代王者に輝いた。25年6月の初防衛戦では、中田大貴を1R KOで沈め、5試合連続フィニッシュと圧巻の強さ見せつけている。しかし、9月『RIZIN.51』で元PANCRASE同級1位の高木凌と対戦。後半に手数が減り、判定負け。敗戦のショックと責任感から一時は引退を表明し、王座返上という決断を下していたが、8カ月ぶりの再起戦に臨む。  対するは、幾多の激闘を潜り抜けてきたタフネスファイター・遠藤。25年は、3月に木下尚祐に判定負け後、6月の『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』でザーシバーディンに判定勝ち。9月の前戦で『PANCRASE 356』でオタベク・ラジャボフに1R TKO負けを喫している。  現王者は『ROAD TO UFC』参戦の栁川唯人。群雄割拠のフェザー級戦線で元キング・三宅の復帰と、タフファイトを繰り返す遠藤の激突に注目が集まる。 ▼ライト級 5分3R平 信一(綱島柔術)元ZST同級王者鈴木慈也(BRAVE)6位、2026年NBT同級優勝※張豊は練習中の怪我の為、欠場 “暴走柔術ファイター”平が緊急参戦。張豊、畑大晴、美木航相手に現在3連勝中と勢いに乗るも、「投げていないから負け」と言い放つ異色のファイター。  対するは、2026年NBT王者の鈴木。一回戦で畑大晴をアームロックで仕留めるも、決勝は相手の欠場により不戦での優勝。張の欠場により、さらに上位ランカーとの一戦が用意された。  連勝を伸ばしタイトル戦線へと突き進みたいベテラン・平。一気にランキングを駆け上がる絶好のチャンスを得た鈴木。両者の思惑と意地が激突する一戦。 ▼バンタム級 5分3R矢澤 諒(フリー)10位 5勝8敗バラカトゥロ・アサドゥラエフ(Dorob Fight/タジキスタン共和国)2024年IMMAFジュニア部門優勝 プロデビュー戦  勝利した試合は全て1RKOというハードパンチャーの矢澤。しかし26年2月大会では、フェザー級戦でギレルメ・ナカガワに一本負けを喫し、現在まさかの5連敗中。  勝利に飢えた矢澤に用意された相手は、現在格闘技界で猛威を振るう中央アジアからの刺客・アサドゥラエフ。2024年IMMAFジュニア部門で優勝を果たし、今回プロデューを果たす22歳の新鋭。相手をなぎ倒す拳を炸裂させ、矢澤はかつての輝きを取り戻せるのか。それともアサドゥラエフがバンタム級戦線に新たな脅威として名を連ねるのか。 ▼ネオブラッドトーナメント フライ級 準決勝戦 5分3R時田一生 (BRAVE GYM)プロデビュー藤野 武 (パラエストラ八王子)1勝2敗 ※5月4日『PANCRASE BLOOD.10』で予定されていた平賀丈一郎vs.藤野武は、平賀の怪我により試合中止。藤野が準決勝に進出し、今大会で時田と対戦に。 ▼フェザー級 5分3R福里凱亜(トイカツ道場)3勝1敗沢木純也(SUBMITMMA)4勝2敗 【プレリミナリーファイト】 ▼バンタム級 5分3R髙木徳三(NATURAL9)4勝1敗平澤宏樹(JAPAN TOP TEAM)2勝6敗 ▼フライ級 5分3R谷村泰和(空手道禅道会・パラエストラ八王子 TEAM TIGER)2勝水島和磨(香取道場)3勝1敗 ▼バンタム級 5分3R小山敬司(パラエストラ八王子)3勝2敗石原健流(ストライプル取手)1勝 ▼フライ級 5分3R齋藤楼貴(暁道場)3勝4敗嶺 大基(KRAZY BEE/AXIS)2勝3敗 ▼フライ級 5分3R稲垣祐司(NATURAL 9)3勝天坂匡孝(サツキジム横浜)2勝1敗 ▼フライ級 5分3R獅道(THE BLACKBELT JAPAN)1敗佐々木裕亮(香取道場)プロデビュー
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