篠塚（左）と冨澤はサングラスを外してのフェイスオフ
2025年12月31日（水）さいたまスーパーアリーナ『RIZIN師走の超強者祭り』の追加対戦カード発表会見が、11月20日（木）都内にて行われた。
会見の冒頭から舌戦を展開した篠塚辰樹（MASTER BRIDGE/剛毅會）と冨澤大智（フリー）は、会見後半になっても舌戦を続けた。
「2年後にやり返すっていう、これは全部俺のストーリーなんで」とコメントした冨澤は、思い描いていたプラン通りだったのかと聞かれると「プラン通りですね。2年前に負けた時からそういう風に思い描いていたので。人生は思い通りになるなって感じですね」と、その通りだと答えた。
すると篠塚が「おい、お前何で勝とうとしてるんだよ」と突っかける。
冨澤は「あいつの方がMMAやってるのにヒロヤにマット・ヒューズ（クルスフィックス）かけられて、何も分からないからボコボコにされて。ちょっとは慎めよ。前回ボコボコにされてんだよ。1戦しかやってないだろ、こっちは3戦やってんだよ。分かるか、お前。1戦しかやってないのにボコボコにされて負けてるんだよ、慎め。俺が指名して試合組んでもらってんだろ。俺以外の誰とやるんだ、こら。誰か勝てるヤツいるのか、お前によ。勝てないだろ、雑魚が。分からせてやるよ」とマシンガントーク
篠塚が「前回勝っただけじゃねえか。調子に乗るなよ、弱えから。何で勝つんだよ」と言うと、「お前のところのぼっちゃん（平本丈）も俺にボコボコにされてるんだよ、お前あのぼっちゃんに勝てるのか、おい！」と冨澤はお前は平本よりも強いのかと問う。これに篠塚は「ボコボコじゃねえよ。たまたま勝っただけだろ」と反論し、「勝てるよ」とした。
すると冨澤は「勝てるんだな、じゃあ楽しみにしてるよ」とニヤリ。篠塚は「何で勝てるんだよ、教えて」と、自分に勝てる技などないだろうとした。
どんなフィニッシュを、と聞かれた篠塚が「普通に殴って倒してサッカーボール（キック）で会場の外へ吹っ飛ばしますよ」と答えると、冨澤は「楽しみですね。そうやってボコボコにされるんですよ、コイツは。前みたいにボッコボコにされちゃうんですよ。かわいそうなヤツですよ、本当に」と嘲笑う。
すかさず篠塚が「何回倒れてるんだよ、俺（と）の（試合の）時に。雑魚！」と言うと、冨澤は「前回と違うのを分からせてやるから」と言い放った。
それぞれの前回の対戦相手（篠塚はヒロヤ、冨澤は平本丈）が、それぞれの近しい存在であったことで対策練習を一緒にやるプランはあるか、と聞かれると冨澤は「ヒロヤと練習したいなっていうのはアメリカから帰って来た時に話したんですけれど、（篠塚がヒロヤに）凄い簡単にやられているので対策練習も何もないんですよね、正直。だから今やってる練習をひたすらやることが一番いいのかなと思っていますね」と、対策するまでもないとする。
篠塚が「プランないです。殴ってぶっ飛とばします」と答えると、冨澤は「それだと前と同じになるよ。前と同じ、ボッコボコ。ちゃんと練習してこい」と挑発すると、篠塚は「お前がな」と返答した。
また、冨澤のこれまでと違う短髪についての質問が飛ぶと、篠塚が「ちっちゃい安保みたいだぞ」と野次り、冨澤は「なんだお前、いそぎんちゃくみたいな頭しやがって。僕は気合い入れました。勝ちたいので今回」と答えていた。
芦澤竜誠（フリー）とジョリー（FIGHTER’S FLOW）は、ジョリーが挑発しても芦澤は相手にしないと言わんばかり。
「（座っている）前に福田選手いるっすけれど、気持ちが分かったっすね。ああ、こういう気持ちなんだっていうのが。自分が受ける立場になってみて気持ちが分かったっすね。ムカついてたんだな、あの野郎みたいになってたんだなみたいな。でも別に感情はないっすね。あいつ(笑)面白いので皆さん楽しみに。大晦日らしいカードします」と、芦澤は前回自分との対戦を受けてくれた福田の気持ち分かったと答えた。
