シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】笠原友希がヒザ蹴り突き刺しフェレイラを悶絶KO、笠原弘希が合計4度のダウン奪い圧倒KO勝ち、一進一退の攻防で笠原直希が競り勝ち新王者に、村田聖明がOFGマッチで壮絶KO勝ち!風間大輝が王者・都木航佑に挑戦アピール、片山魁が飛びヒザ蹴り一閃KO勝ちで佐藤執斗との対戦アピール、OPファイトは杉本健がフロントチョークで36秒TKO

2026/02/14 17:02
SHOOT BOXING 2026 act.12026年2月14日(土)東京・後楽園ホール※U-NEXTにてLIVE配信 ▼メインイベント(第9試合)61.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R〇笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)KO 2R 1分09秒 ※左ヒザ蹴り×タリソン“Crazy Cyclone”フェレイラ(ブラジル/Champions Factory/SAIKYOGP優勝)  笠原兄弟の次男・友希はSB日本スーパーフェザー級王者として国内60kgのトップ戦線で活躍し、2025年は「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kgトーナメント」に出場。3月の一回戦でパヌワット・TGTを2RKOで下すと、6月の準決勝でRISEライト級王者・中村寛と対戦。延長Rで敗れる結果に終わったが、大激闘を展開して中村をあと一歩のところまで追い込んだ。11月大会では『ONE Friday Fights』でも実績を残すマンモス・ソー・サラッチープに判定勝利し、再起戦を勝利で飾った。 2018年にブラジルで行われた『SAIKYO GP』を制覇したキャリアを持つフェレイラは2019年3月の『RISE WORLD SERIES 2019 1st Round』に初来日。スアキムにKOで敗れるも激闘を展開した。2019年4月の『RIZIN』では大雅をKOし、9月には森本“狂犬”義久に判定勝ち。2023年3月の山口裕人とのオープンフィンガーグローブマッチでは両者合計6度のダウン応酬という大激闘となったがKO負け。2024年6月には中村寛と対戦し、KOで敗れている。  1R、サウスポーの笠原は左ミドル、左ロー。フェレイラの右ミドルには笠原が左ボディをリターンするが、フェレイラはすぐに左ミドル。前に出てくるフェレイラに笠原右ストレート、左ミドル。  フェレイラが前へ出ようとすると笠原も左ストレートで前進、フェレイラを下がらせる。圧をかける笠原が左右前蹴りでフェレイラを下がらせ、フェレイラが反撃しようとするとさっとかわす。  2R、笠原の強い左ミドルがヒット。フェレイラが前に出てくると左ストレート。左ボディストレート、左ボディでコーナーへ詰めた笠原は左ハイ。組んできたフェレイラに右ヒザから左ヒザを突き刺すと、フェレイラは悶絶。声をあげて右に左に悶絶し、リングから落ちそうになる。レフェリーが即ストップした。笠原はリング上でバク宙。  笠原はマイクを持つと「今回、海人選手が新しい舞台にチャレンジするということでメインをやらせていただき、どうでしたでしょうか。良かったですか? 海人選手、観てますか? なかなかタイミング合わずでメインが出来ず、前の方でやったり悔しくて見返そうと思ってやってきました。この結果で少しは見返せたと思うので良かったと思います。兄貴が次、RISEで原口選手とやるのでSBを守るのは僕しかいないでしょう!」と、“新エースはオレ”とアピール。  リングの上には長男・弘希と三男・直希も上がり、笠原三兄弟で記念撮影に収まった。弘希はマイクを持つと「三兄弟で頑張ります。さっき俺しかいないと友希が言ったけれど、俺も次に原口選手に勝って守るのでよろしくお願いします」と、弟に負けじとSBを守るのは自分だとアピールした。 [nextpage] ▼セミファイナル(第8試合)65.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R〇笠原弘希(シーザージム/SB三階級制覇)KO 2R 1分19秒 ※3ノックダウン×ヒョン・イジュン(韓国) 笠原三兄弟の長男・弘希はこれまでにフェザー級、スーパーフェザー級、ライト級でSB史上初の3階級を制覇している新エース候補の筆頭格。2025年6月からRISEのリングで開催されている24人による「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT STANDING TOURNAMENT」にSB代表として出陣し、11月の二回戦ではRISEスーパーライト級王者・白鳥大珠を延長戦で2度のダウンを取って勝利し、3月28日の準々決勝では原口健飛との対戦を控えている。 対戦相手のイジュンは韓国の国際大学で武道を専攻している19歳。すでに45戦のキャリアを誇り、韓国キックボクシングスーパーライト級王座のベルトを巻いた。その活躍は韓国国内だけに留まらず、2022年のキックボクシング・アジア選手権で銀メダルを獲得。2025年にはタイのSinbiBoxing Stadiumで開催された「Muay Thai Super Fight」にも参戦してTKO勝利を収めるなど、韓国キック界の新星として期待を集めているという。  1R、イジュンは前蹴りから右ミドル、笠原は左インロー。イジュンの前蹴りをキャッチすると、左ボディをリターンする。速いブラジリアンハイキックを蹴るイジュンだが、笠原はかわして両手を広げる。前に出る笠原がワンツーからボディを打つと、イジュンもワンツー。イジュンが左ボディを打つと、笠原は自分の腹を叩いて効いてないアピール。  ジャブから右フックの笠原は右カーフも蹴る。左ボディから右ストレート、ジャブから右ボディ、そして左右ボディを打つとイジュンがうずくまってダウン。もう立てないかと思われるほどのダウンだったが、立ち上がったところでラウンド終了となった。オープンスコアは10-8×3で笠原。  3R、笠原は左右ローを蹴って圧をかけ、前へ出ていくと前蹴り。イジュンにロープを背負わせると狙いすました右ストレートでダウンを奪う。打ち合いとなり、イジュンも強気に左右フックを振り回したが、再び笠原の右ストレートでダウン。最後も打ち合いになったところで、イジュンの左フックへ笠原が右ストレートのカウンターを決めた。  イジュンはバッタリと倒れ、笠原のKO勝ちとなった。  笠原はマイクを持つと「僕は魅せて倒すことやお客さんの心に残る試合ができるかを考えに考えて、こうしてKO出来たのは良かったと思います。僕、3月に原口選手の試合を控えているんですけれど、今日のこの試合は俺が原口選手に勝つひとつのストーリーでもあるので、皆さんよろしくお願いします」と話した。 [nextpage] ▼第7試合 SB日本スーパーバンタム級王座決定戦 55.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R〇笠原直希(シーザージム/同級1位)判定3-0 ※49-48×2、50-48×内藤啓人(GSB大須MACS/同級3位)※笠原が新王座に就く。  笠原三兄弟の末っ子の直希は2024年9月に後にKNOCK OUT統一王者となる森岡悠樹と激戦の末に敗れて以降、覚醒して現在は5連勝と勢いに乗る。兄の三階級を制覇した弘希、二階級を制覇した友希に続くことが出来るか。  一方、元DEEP☆KICK-55kg王者・内藤凌太、元SB日本スーパーバンタム級王者で現在はONEで活躍中の内藤大樹という2人の兄を持つ啓人は、SB軽量級のトップファイターで「三兄弟の中でも一番センスがある」と関係者から評されている26歳のテクニシャン。 両者は2025年2月に対戦し、内藤が2RKO負けを喫しており、1年ぶりの再戦でリベンジ&戴冠に燃えている。  1R、内藤はリング中央の笠原に対して右へ回り込んでいく。笠原は右ロー、内藤はそこへジャブ。左ミドルと左ローを蹴る内藤は、笠原のジャブにも左ミドルを合わせる。笠原は右ローを蹴ってワンツー、徐々に圧を強める笠原は左ボディ。  内藤の左ボディと笠原の左フックが相打ちに。ラウンド終了間際、内藤は首投げを仕掛けたが不十分でポイントにはならず。オープンスコアは10-9で内藤が1名、2名は10-10。  2Rも右へ回り込む内藤にワンツーで入っていく笠原。右ローの蹴り合いから笠原がワンツーで仕掛けていく。右ローからワンツー、左ボディからワンツーと攻める笠原に内藤は右カーフ。この右カーフを徹底して蹴る内藤に笠原は右ストレート、左ボディ、右アッパー。  笠原のパンチが当りだし、内藤の回り込みが止まる。右ストレート、左フック、左ボディを打ち込む笠原。内藤も蹴りを返し、左フックをヒットさせるが笠原の手数とヒットが目立った。OPスコアは10-9×2で笠原、1名は10-10。  3R、内藤の右ストレートが笠原を捉えるが、笠原はすぐに反撃。笠原の空振りを誘っての内藤のパンチがヒットする。右ローの蹴り合い、左右ボディの打ち合いとなるが、それでも手数が多いのは笠原。笠原の右ローには内藤が右カーフを蹴り返す。手数か、ヒット数か。OPスコアは10-9×2で笠原、1名が10-10。  4R、ジャブを連続で突く笠原に内藤は右カーフ。左ボディの打ち合いからのフックの打ち合いでは内藤が左フックをヒットさせる。互いに当ててはもらうという展開が続き、笠原が右ストレートを出せば内藤は左ボディ。スピードが鈍ってきた笠原は右アッパーを打つも、内藤が前へ出てくると後退。攻める姿勢は内藤も、空振りも目立った。  5R、笠原が足を止めての打ち合いを仕掛け、内藤が返していく展開。内藤の右カーフで笠原の左足が流れる。笠原の右ストレートをもらった内藤だが、すぐに左フックを返す。足を止めての打ち合いで互いにヒットを奪い、甲乙つけがたい。内藤の左アッパー、笠原の蹴り足キャッチからの右ストレート。  両者ともかなり疲労が見える中、互いに手を出して一歩も譲らない。両者とも相手のパンチを空振りさせての攻撃を仕掛けるが、ビッグヒットはないまま試合終了。  判定は3-0で笠原が競り勝ち、新王座に就いた。笠原は「SB日本スーパーバンタム級王者の笠原直希です。凄い気持ちが強くて挫けそうに何回もなったんですけど、内藤選手のおかげでいい試合が出来ました。ありがとうございます。王者としてはまだ不甲斐ない自分かもしれないですけれど、これからもっと強くなって他団体の王者にも負けないように強くなります。そしてここまで育ててくれたお父さん、お母さん、おばあちゃん、シーザー会長、ありがとうございます」とマイクで語った。 [nextpage] ▼第6試合 SB日本ライト級王座決定戦 62.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R―手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/同級1位)試合中止―基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/同級3位)※手塚が蜂窩織炎で40度の発熱で緊急入院のため試合は中止。次回大会にスライドする予定。 [nextpage] ▼第5試合 57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R〇魁斗(立志會館/SB日本フェザー級3位、HOOST CUP日本フェザー級王者)判定2-0 ※30-28、29-29、29-28×内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級5位)  立志會館・坂口立起館長の実子で“西の天才”と評されている魁斗だが、昨年は怪我の影響でS-cupの本戦出場枠を争う選考試合に出場できず、最終的にリザーブファイト出場に留まった。S-cupでは安本晴翔が川上叶、山田虎矢太、山田彪太朗とSB勢を下して優勝を果たしているが、魁斗は2023年8月にRISEのリングで安本からダウンを奪って勝利を収めている。魁斗にとってはタイトル挑戦も含め、フェザー級のトップ戦線に再浮上するための再出発となる。  一方の内藤は昨年はSBだけでなくKNOCK OUTにも参戦。KNOCK OUTではチュームーシーフーや古木誠也といったチャンピオンクラスと大接戦を繰り広げた。SBフェザー級タイトル奪取に燃える内藤が魁斗戦をきっかけに逆襲を見せるか。  1R、前に出る内藤に魁斗はジャブを打ちながら回り込む。パンチのコンビネーションから右カーフを蹴る魁斗は左三日月、左ボディも。内藤はジャブとワンツーを出すが、魁斗はよく見て左三日月、右カーフ、左アッパーを打つ。魁斗がいきなりの飛びヒザ蹴り。これはかわした内藤が前に出ると魁斗はジャブ。  内藤は頭を振りながら前へ出ていくが、魁斗はよく見て左フック、ワンツー、右アッパーとパンチを当てていく。  2R、魁斗が左ボディ、内藤が打って前へ出てくると左フックで迎え撃つ。内藤はパンチからの右ロー、魁斗は右の飛びヒザを出したかと思うと左ボディも打つ。ジャブから左ローの魁斗に内藤は右ローを蹴っていき、魁斗は投げも狙う。  魁斗のジャブに右ローを蹴る内藤、どんどん前へ出る。内藤が組み付きに行くと内藤がフロントチョークの体勢になるが魁斗は頭を上げてディフェンス。  3R、内藤はワンツーで前へ出ていくが、これがバッティングに。再開後、ワンツーで突っ込んでくる内藤をジャブ、ヒザ、右ストレートと様々な技で迎え撃つ魁斗。前に出る内藤のパンチをかわし、左フック、左ボディと次々とヒットを奪っていった。  判定は2-0で魁斗が勝利。マイクを持った魁斗は「内容は最悪やったんですけれど、次ももっと強い相手を用意してもらって、僕が勝ち上がって上にいくのでよろしくお願いします」とアピールした。 [nextpage] ▼第4試合 66.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R〇村田聖明(シーザージム/SB日本スーパーライト級2位、元SB日本スーパーフェザー級王者)TKO 2R 2分57秒 ※3ノックダウン×木村亮彦(KNOCK OUTクロスポイント大泉)  村田は無尽蔵のスタミナから繰り出されるワンツーを主体とした手数を武器に、2017年9月にSB日本スーパーフェザー級王座を獲得。2階級制覇を狙い、2018年9月にSB日本ライト級王座決定戦で西岡蓮太と対戦。7Rに及ぶ大接戦の末に敗れたが、その後は国内強豪との一戦を次々とクリアー。2021年12月にSB日本スーパーライト級王座決定戦に臨んだが、イモト・ボルケーノに敗れて2階級制覇を逃した。2025年6月、2年半ぶりに復帰して現在2連勝中。戦績は30勝(6KO)8敗。  木村は2023年7月にプロデビュー。キックボクシング戦績は4勝(3KO)1敗で、UNLIMITEDルールにも積極的に挑戦して3勝(2KO)1敗。2025年11月、ヴィニシウスのテイクダウンに劣勢だったが右ストレートでダウンさせてのパウンド連打で逆転TKO勝ちを収めた。UNLIMITED経験者ということで、投げや立ち関節技にも対応できるだろう。  1R、木村の右カーフに転倒する村田。ジャブから右ロー、右カーフの木村が先手で攻めていき、村田は右クロスとワンツーを狙う。木村は右ボディストレートで右手を痛めたか、何度も回す仕草。村田は悟ったのかワンツーで前へ出ていき打ち合いを仕掛ける。右ストレート、左ボディで木村をロープ際へ追い詰め、村田のパンチで木村の顔は真っ赤に。木村はタックルでピンチを凌ぐ。  しかし、村田の左フックからの右がヒットしてダウン。村田はラッシュをかけて仕留めにいったが、ラウンド終了に。  2R、両者とも顔からの流血がある中、ジャブ、ワンツーで前に出るのは村田。木村は右フックをヒットさせ、ジャブを打つが村田は下がらず前へ出て思い切り右を振る。その右が空振りになると木村が打ち合いを仕掛け、村田も応じて打ち合いに。村田が鼻から大量出血でドクターチェックを受ける。木村もドクターチェックに。  再開すると両者はすぐに打ち合い。村田の右アッパーで木村がヒザを着き、ダウンとなる。前に出る村田は再び右アッパー、木村は組み付いて村田を倒す。立ち上がると木村は右フック、そこへ村田が右のカウンター。打ち合いの中、村田がワンツーを打ち抜き木村はこのラウンド2度目のダウン。そして村田が右ボディ、右アッパー、右フックの連打で3度目のダウンを奪ってTKO勝ちとなった。  村田はマイクを持つと「とても強くて楽しかったです。OFG向いていると思うので、グローブもOFGもやっていきたいと思います」と、今後もOFGマッチをやっていきたいと話した。 [nextpage] ▼第3試合 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R〇風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級1位)判定2-0 ※30-28、29-29、30-29×荒尾祐太(チーム吉鷹/SB日本スーパーウェルター級5位)  風間は2023年3月のSB初参戦時から、SBの理念である「打つ」「投げる」「極める」を体現する試合を見せ、オープンフィンガーグローブマッチでも熱い試合を連発し、SBの名勝負製造機として活躍。現在4連勝中と好調を維持し、ランキング1位として都木航佑が保持するベルトを狙う。  対する荒尾はSB伝説の漢・吉鷹弘率いるチーム吉鷹所属。極真空手仕込みの蹴りを得意とし、180cmの長身から繰り出される右ミドルとストレート、さらに近距離ではヒザと穴のないファイトスタイルで好成績を残す。昨年12月の前戦では、RISEミドル級5位の宮城寛克に判定勝利しており、こちらも3連勝と勢いに乗っている。  1R、静かな立ち上がり。荒尾は右インロー、サウスポーの風間は左インローを蹴る。風間が細かく上下にパンチをまとめると、荒尾も右フックを返す。荒尾は右ミドルハイも蹴るが、このラウンドは大きな展開がなかった。  2R、細かいパンチをガードの上からでも打つ風間に、荒尾は打ち終わりに右ストレート。荒尾が左フックからの右ハイ、風間は顔色ひとつ変えずにブロックの上からパンチを打って行き、左ミドルを2発。ラウンド終了間際、荒尾の左ハイが快音を発したが、これは風間の背中に当たったもの。  3R、風間は細かい連打で近付いて投げを狙うが、荒尾は首相撲で対抗。右ミドルを蹴る荒尾に風間は左フック、ワンツーをガードの上に打っての左ボディ。ワンツーを出すがスピードのない荒尾に、風間がワンツーと右ロー。  荒尾がワンツーの連打をヒットさせると、風間は投げを狙うが不発。立ち上がると風間が左ストレートで前へ出るが首相撲に捕まる。風間がパンチを出すと左フックを狙い撃ちにする荒尾。風間は近距離でのパンチを狙うが荒尾は顔面前蹴り。  判定は2-0で風間が勝利。「ランキング1位になってから今日で5連勝目。都木チャンプいますか? 負けてから無傷無の5連勝。因縁にケリつけましょうよ」と観客席にいた都木にアピール。  都木もリングに上がり、「俺の挑戦を受けてください」と風間が言うと「いつでもやりましょう」と都木は受けて立つ。「自分もチャンピオンですけれど前回不甲斐ない試合してもやもやしているところあるので、次タイトルマッチやってバチっと勝って、チャンピオンは都木だってことを見せつけます」と語った。 [nextpage] ▼第2試合 52.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R〇片山 魁(TEAM FOREST/SB日本フライ級1位)KO 1R 2分48秒 ※飛びヒザ蹴り×イ・インス(韓国) 片山はアマチュアSB2023年-50kg全日本王者で優勝するなど、各アマチュア大会のタイトルを総ナメ。柔術、MMAでもタイトルを獲得していることから、付いたキャッチコピーは“天才”。2024年10月にSBでプロデビューし、小林大樹と大激闘で場内を沸かせるなど5連勝を飾ったが、6戦目でRISEの長谷川海翔に判定負け。再起戦となった2025年10月11日、ワン・アミンと対戦し、ラウンド終了直前に左ストレートをもらったアミンが、ゴング後にコーナーへ戻ろうとしたところで倒れる“時間差KO”で話題を呼んだ。 その19日後には『GOAT』に参戦も、KNOCK OUTの新鋭・渡部蕾にKO負け。フライ級を中心に試合を続けてきたが、今年からは一階級上のバンタム級に照準を定め、その初戦でMMAや散打のキャリアも持つ韓国のインスと対戦する。  1R、サウスポーの片山はジャブ、インスは左右に構えを頻繁にスイッチする。片山がインローを蹴ると構えをスイッチするインスに、片山が左右フックで飛び込む。ワンツーから組み付いた片山が組んでのヒザ蹴り連打から、バックに回って投げを仕掛けたがこれは不発。  しかし、ブレイク直後、片山が走り込んでの飛びヒザ蹴り。これが見事にヒットし、インスはダウン。しばらく立ち上がれないほどのダメージを負った。  片山はマイクを持つと「片山魁強いでしょう。フライ級1位になってるんですけれど、バンタム級も盛り上がっていないと思うので、バンタム級王者の佐藤執斗選手、相手がいないと思うので年内にお願いします。海人選手が卒業して盛り上がりがないと思うので、シュートボクサーの片山魁が盛り上げます。強くなって帰ってきます」と、バンタム級王座挑戦をアピールした。 [nextpage] ▼第1試合 61.5kg契約 エキスパートクラスルール  3分3R延長無制限R〇長谷川平蔵(シーザージム)判定3-0 ※30-28、30-27×2×佐々木健吾(マッハ道場巣鴨)  1R、佐々木は右ストレートから胴タックル。離れるとサウスポーの長谷川が左インロ―、右ストレートで前に出ようとした佐々木に2度連続でテンカオを突き刺す。これに下がった佐々木へ長谷川は首相撲からのヒザ蹴りを連打。長谷川は左三日月を蹴るとすぐに左ハイ。佐々木は組んでこのピンチを凌ぐ。  左右フックで前へ出る佐々木に長谷川は左ストレート。佐々木は投げを狙って組み付きに行くが、長谷川が左テンカオで迎え撃つ。さらに左ストレート。  2R、いきなり左ハイをヒットさせる長谷川。しかし佐々木は怯まず組みに行く。ワンツーの佐々木に長谷川は左テンカオ。佐々木は左ローからのワンツーでどんどん前へ出ていく。長谷川は前蹴り、左ミドル、佐々木が組んでくるとヒザを見舞うが、佐々木も投げを狙う。  前蹴りとワンツーで前へ出た長谷川は左テンカオ。佐々木が右ミドルを蹴ると長谷川は左ミドルを蹴り返してヒザに持ち込む。佐々木の組みで長谷川はやや消耗したか。  3R、長谷川は前蹴り連発で佐々木を転倒させる。佐々木は組み付いていくが投げの体勢にまで持ち込めない。手数が減った長谷川はカウンターの左ストレートとヒザを狙うが佐々木に組まれる。その佐々木をプッシュして距離を作ると左の飛びヒザをボディへ。  プッシュからテンカオ、前蹴りと長谷川が前に出て、佐々木もパンチを打つ。最後は両者とも疲労が色濃い展開に。  ダウンを奪った長谷川が判定3-0で勝利した。 [nextpage] ▼オープニングファイト 57.5kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R〇杉本 健(龍生塾ファントム道場)TKO 1R 0分36秒 ※スタンディングフロントチョーク×ウルフ慶(翔拳道) 龍生塾ファントム道場の新星・杉本健が遂にSB本戦デビューを果たす。アマチュア時代から注目されていた杉本は、昨年11月に地元・大阪でプロデビューし、2RKO勝ち。なんとその5日後には、韓国遠征試合に臨み、ここでも韓国人選手を2RKOで沈めてインパクトを残した。今大会ではプロデビュー戦となるウルフ慶と対戦する。 1R、始まると同時にワンツーで前に出たウルフ慶が組み付くと、杉本は投げを狙ったがこれはウルフ慶が阻止。立ち上がって再び前に出るウルフ慶だが、組み付いたところで杉本がスタンディングフロントチョーク。様子を見てレフェリーストップとなり、杉本が秒殺勝利を飾った。ウルフ慶はフラフラとなっていた。
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