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【UFC】トフィック・ムサエフがクラインを2R TKO「トップ15をくれ!」、地元メディチがロドリゲスを30秒で倒し4連続1R KO、緊急参戦スターリングがブラホビッチをTKO、ラキッチがヘビー級転向で5年ぶり白星、ヴァレンティンがトドロヴィッチをギロチン葬、オリヴェイラがUFCデビュー戦初回TKOで10勝無敗に

2026/08/01 23:08
 日本時間2026年8月1日(土)から2日(日)にかけてUFC初のセルビア大会『UFC Fight Night: Medic vs. Rodriguez』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)がベオグラード・アリーナにて開催された。  メインイベントのウェルター級(5分5R)では、ウロシュ・メディチ(セルビア)が3試合連続1R KO勝利の勢いに乗って地元大会に出場。同じくUFC3連勝中のダニール・ロドリゲス(米国)とのストライカー対決に臨み、1R、左のカウンターでTKO勝ち。  またプレリムのメインでは、2019年のRIZINライト級トーナメント優勝のトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)が出場。ライト級で7勝1敗1分の強豪ルドビト・クライン(スロバキア)と対戦。初回にインカーフを効かせたムサエフは、2Rに右ボディから左フック、右ストレートのコンビネーションでTKO勝ちを収め、UFC2連勝をマークした。 『UFC Fight Night: Medic vs. Rodriguez』速報 セルビア/ベオグラード・アリーナ ▼ウェルター級 5分5R〇ウロシュ・メディチ(セルビア)14勝3敗(UFC 8勝3敗)※4連続1R KO 171lbs[1R 0分30秒 TKO] ※左オーバーハンド→パウンド×ダニエル・ロドリゲス(米国)20勝6敗(UFC 10勝5敗)※UFC3連勝でストップ 171lbs  メディチは、22歳で米国移住し、9年ぶりの凱旋試合。2025年1月にプナヘレ・ソリアーノに1R KO負けしたものの、その後、25年8月にギルバート・ウルビナ、25年11月にムスリム・サリコフ、26年2月にジェフ・ニールを、いずれも左の強打で初回に仕留めている。33歳。  対するロドリゲスは、24年6月にケルヴィン・ガステラムに判定負けで悪夢の3連敗を喫したが、24年10月にアレックス・モロノにスプリット判定勝ちで再起を遂げると、25年5月にサンチアゴ・ポンジニッビオに3R TKO勝ち。25年7月にケビン・ホランドに判定勝ちで3連勝。その後、試合の勝利を祝うために訪れたメキシコ・ティフアナで大麻を所持していたとして逮捕され、メキシコの刑務所で約8カ月間服役後の復帰戦となる。39歳。  母国の歌でメディチを送り出すセルビア・ベオグラードの大観衆。ロドリゲスにはブーイング。  1R、ともにサウスポー構え。ロドリゲスが先に左カーフ! さらにステップインに、メディチは左オーバーハンドを当てると、崩れたロドリゲスに右を顎下に、さらに左から右ヒザをヒット!  倒れたロドリゲスのボディにキックを放つと、ニーオンで中腰でパウンド! レフェリーが間に入った。  メディチの勝利に場内は大チャント。屋内ながら発煙筒が焚かれる。  試合後、マイケル・ビスピンのケージインタビューを受けたメディチは「ここに到着してから本当に辛い数週間だった。自分の土地にいるのに、家にいるような気分になれなかった。そして今、私たちは仕事をやり遂げた。そして私は……ただ泣きたい。ただ。ただ走って。私はホームにいる。とても恋しかった、この9年間(米国から一度も地元に帰れず)。  辛い時期だ。私は学生だった。22歳だった。夢を持って。そして、見てくれ。私はこの勝利を一人の人に、私の生まれながらの救い主、イエス・キリストに。  私は残りのこの階級をぶちのめしてやる。みんなが俺の味方でいてくれれば。ベルトをセルビアに持ち帰るんだ。(次は誰と戦いたい?)いいか、戦いたい相手はいる。カルロス・プロテスとか。彼はこの階級で俺よりずっと上だ。だが、記憶に残る試合になるだろう。俺はレオン・エドワーズを指名する。彼はまだ隠れていると思う。もし彼が自ら身を潜めた穴から出てくるなら、喜んでノックアウトしてやる。  最後のメッセージ……キリストの祝福を受けた。俺はただ、何を言えばいいのか分からない。もうこれ以上は無理。みんな愛してる。本当に素晴らしい夜だった。そして、ついに……帰ってきたんだ」と、時折、言葉を詰まらせながら、母国の大観衆の前で語った。 [nextpage] ▼ライトヘビー級 5分3R〇ナバホ・スターリング(ニュージーランド)11勝0敗(UFC 6勝0敗)※UFC6連勝 205lbs[1R 2分56秒 TKO] ※右ストレート→パウンド連打×ヤン・ブラホビッチ(ポーランド)29勝12敗2分(UFC 12勝9敗2分)205lbs※ボグダン・グスコフが欠場でスターリングが緊急参戦  1R、前蹴りの右カーフのスターリング、右ハイで崩れたところにバックを狙ったブラホビッチだが、立ち上がるスターリング。  左右の蹴りで前に出るスターリングにカウンターの左を当てるブラホビッチ! 崩れたスターリングだが立ち上がる。左ボディ、左インローのスターリング。  ブラホビッチの右から左にカウンターの右ストレートを打ち抜くと、ブラホビッチは後方にダウン! スターリングのパウンド&ヒジにブラホビッチは出血! 最後はスターリングが中腰でパウンド連打し、頭を抱えて動けないブラホビッチにレフェリーが間に入った。  試合後、スターリングは「このリングで戦うというのは、本当に特別なことです。自分でチャンスを掴み取り、実現させる。ただ言いたいのは、このリングに立てることは本当に光栄だということです。元王者のヤン・ブラホビッチ、彼には本当に敬意を表します。実は彼の大ファンなんです。彼の戦い方や、あの素早い動き、自分と似ているところがあって。だから、正直なところ……。まあ、戦いというのは……お互いに戦うわけですから。勝者は一人しかいません。でも、彼には本当に敬意を持っています。 (今回の試合は2週間前に決まって作戦を練る時間はあまりなかったはずだが?)そうですね、ただ作戦を徹底しただけです。世界最高のコーチたちがついていますから。相手はキックボクサーですが、彼らは僕もキックボクサーだということを忘れていたようです。ローキックこそ僕の得意技ですからね。あと、一つ言わせてください。今日は妹の21歳の誕生日なんです。おめでとう。お兄ちゃんは君を愛してるよ。この勝利は君に捧げるよ。 (ここに来てまだ2年も経っていないなんて信じられませんが、月曜の朝にはトップ10入りです。次は誰と戦いたい?)そうですね……パウロ・コスタ。もし戦いたいなら、誰に連絡すればいいかわかってるだろ? 俺がボコボコにしてやるからな」と語った。 [nextpage] ▼ヘビー級 5分3R〇アレクサンダル・ラキッチ(セルビア)15勝6敗(UFC 7勝5敗)237.5lbs[判定3-0] ※30-27×3×マルチン・ティブラ(ポーランド)27勝12敗(UFC 14勝11敗)254lbs  1R、ヘビー級転向のラキッチはオーソドックス構え。ランカーのティブラはサウスポー構えい。右インローを当てるラキッチは、ティブラの左右に回転速く打ち合いさばく。ティブラはオーソになってワンツー。ラキッチは間合いwコントロール。左カーフを当てティブラの連打に顔を避ける。  左ジャブのラキッチ。スイッチして左ハイ! これは前に出ていて肩口で受けたティブラ。ラキッチの蹴り足を掴むが、足を抜くラキッチ。ラキッチの有効打のラウンド。  2R、ティブラの前進にバックフィストを狙っていたラキッチ。ティブラは右を振って組みの動きも切るラキッチは右前蹴り。右カーフ。ティブラは右オーバーハンドから首相撲に持ち込むが、離れるラキッチ。ティブラの前蹴りに右を合わせるラキッチ。中央を取ってカーフで攻めるラキッチ。ティブラは右前蹴り。右フックで飛び込むが、マタドールのごとく左にかわす。  3R、サウスポー構えのティブラの打ち終わりに右カーフのラキッチ。左ジャブを上下に突く。ケージに押し込み右ヒジを狙うラキッチ。ケージ背にするティブラ。ラキッチはレベルチェンジではなく押し込み。押し込むラキッチが出血。ティブラは左小手。離れ際もヒジはラキッチ。中央を取ってカーフで攻めるラキッチ。ティブラは右前蹴り。右フックで飛び込むが、ラキッチはマタドールのごとく左にかわす。  判定は、30-27×3のフルマークで間合いをコントロールし、打撃を入れたラキッチが勝利、5年ぶりの白星をヘビー級で掴んだ。試合後、ラキッチは「この勝利はなかなか体験できない。準備も大変だったし、特にこの観客の前では。負けるわけにはいかないと思っていました。(13位になった今、次に誰と戦いたい?)UFCの対戦相手のオファーは全て受け入れてきました。私のキャリアを追っている人なら誰でも知っているように、私はここで最高の選手たちとしか戦ってきませんでした。それは変わりません。私にとって新たな章が始まります」と語った。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇ロバート・ヴァレンティン(スイス)12勝6敗(UFC 2勝3敗)185.5lbs[1R 4分14秒 ギロチンチョーク]×ドゥスコ・トドロヴィッチ(セルビア)13勝7敗(UFC 4勝7敗)186lbs  1R、ともにオーソドックス構え。ヴァレンティンの前蹴りにトドロヴィッチは後方に尻餅、立ち上がるトドロヴィッチに、ヴァレンティンはパワーギロチンチョークでスタンドで持ち上げるが、下になって首を外したトドロヴィッチ。   ケージに座って足を手繰ろうとする。シングルからダブルレッグで持ち上げテイクダウンのトドロヴィッチに、ヴァレンティンはギロチンチョーク。そこにヴォンフルーチョークを狙うトドロヴィッチ。  しかし下のヴァレンティンはネルソンからスイープでトップに。かつぎパスに亀になって立とうとするトドロヴィッチが足を手繰ろうとするが、そこにヴァレンティンはノーアームのギロチンチョーク! しっかりクローズドガードに入れて絞めてタップを奪った。ヴァレンティンはUFC2連勝。  試合後、ビスピンから「最初から組み技でいく計画だったのか?」と聞かれたってヴァレンティンは「ドゥスコが非常に強力なレスラーであることは分かっていました。あらゆる事態に備えていましたが、自分としては――インタビューでも言った通り――1Rでのサブミッションを狙っていました。それと、皆さん、ドゥスコをここに呼ぶにあたって……。私の隣にいるこの男を見てください。翻訳して伝えてくださいね。私の隣のこの男を。私たちは基本的に同じ人間なんです。まるで兄弟のようなものですから。でも今日、残念ながら私たちは戦わなければなりません。それが私たちの生業であり、選んだ仕事ですから。 そしてセルビアの皆さん、あなた方は最高です。ここは戦士の国ですね。ここで戦えること、そしてドゥスコのような男と戦えることを光栄に思います。それからもう一つ。皆さん、私がこうすると皆さんが喜んでくれるのは分かっていますが.実は今日、8月1日はスイスの建国記念日なんです。スイスにとって、とても大切な日なんですよ」と語った。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇ギルバート・ウルビナ(米国)8勝4敗(UFC 2勝3敗)185.5lbs[1R 1分01秒 TKO] ※左ジャブ→パウンド×ヴラスト・チェポ(セルビア)14勝4敗(UFC 0勝1敗)185lbs  1R、ともにオーソドックス構え。右から左で詰めるセルビアのチェポ、しかし軸がブレるほど強振。そこに下がりながらも的確に左のダブルを突いてダウンを奪うウルビナ!   パウンド連打にしばらく見ていたレフェリーだが間に入った。  試合後、ウルビナは「チェポは本当に危険な男だった。知ってるよ。ミドル級の多くの選手が彼と戦いたがらなかった。でも彼は強かった。正直に言うと、ラスベガスにいたんだ。仲間がいた。ミドル級の選手たち。タイトルを持っている選手でさえ、どれほど危険なのかを知っていた。 (もっと早くミドル級に転向すべきだった?)4月に30歳になったんだ。それで、“ああ、減量が辛い。35ポンドも減量して彼と戦わなきゃいけないなんて。楽しみも何もかも失ってしまう”って思ったんだ。でも今は調子がいいよ。気分は最高。水分補給も十分。食事も満腹。2週間、3週間前にキャンプに来てくれた父にも感謝したい。  世界最高のジム、ジャクソン・ウィンクル、グレッグ・ジャクソン、マイク・ウィンケルジョン。そしてアレックスコーチ、デイブコーチ、マラキコーチ。アマンダ、本当にこんな素晴らしい人たちと一緒にトレーニングできるなんて、本当に恵まれている。世界トップレベルの選手たちとトレーニングできるなんて。彼らは数々の世界タイトルを獲得している。そして、僕たちもまたタイトルを獲得するだろう。セルビア、愛してるよ。みんな、僕を良くしてくれてありがとう。みんなのために鷲の旗を掲げるよ。メキシコみたいに。鷲は蛇を食べるんだ。ベイビー」と語った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇ノア・ギュニョン(フランス)10勝2敗(UFC 1勝0敗)155lbs[1R 1分21秒 リアネイキドチョーク]×ミロシュ・ヤニチッチ(モンテネグロ)19勝4敗(UFC 0勝1敗)156lbs  1R、カーフを蹴るギュニョン。ヤニチッチの左ミドルハイをヒジでブロッキングする。足を戻したヤニチッチはダメージを隠せない。   ギュニョンは右カーフ、さらに左フックに棒立ちとなって倒れたヤニチッチ。トップで攻めるギュニョンはバックを奪いリアネイキドチョークを極めた。 [nextpage] 【プレリム】 ▼ライト級 5分3R〇トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)24勝6敗(UFC 2勝1敗)155.5lbs[2R 4分07秒 TKO] ※右フック→パウンド×ルドビト・クライン(スロバキア)24勝6敗1分(UFC 8勝4敗)155.5lbs  プレリムのメイン。ライト級で、2019年のRIZINライト級トーナメント優勝のトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)が参戦。ライト級で7勝1敗1分の強豪ルドビト・クライン(スロバキア)と対戦する。  25年6月のUFCデビュー戦でムフトベク・オロルバイに1R キムラを極められて一本負けしたムサエフは、26年3月の前戦でイグナシオ・バハモンデスとの死闘を制し、判定勝ちで再起を遂げた。36歳。  ムサエフはU-NEXTのインタビューで、ここまでの厳しい時間を、「勝利のために死力を尽くせぬものは戦士ではない、戦いの中で倒れた時に立ち上がれないのなら。この競技では勝つこともあれば負けることもあり、大事なのは人生において敗北しないこと。負けた時こそ過去を振り返らざるをえない。過去なき者に未来はない」と、敗北と向き合っての勝利だと語っている。  対する31歳のクラインも25年10月の前戦でマテウシュ・レベツキを相手に、ムサエフ同様に「ファイト・オブ・ザ・ナイト」を受賞する激闘の末に、5カ月前のマテウス・ガムロット戦からの再起を遂げているだけに、激闘必至のライト級戦となりそうだ。  1R、サウスポー構えのクライン。オーソのムサエフ。右ジャブを見せるクライン。ムサエフは右をかぶせにいく。右インローを当てるムサエフにクラインも左インロー。右インローで足をはじくムサエフ。クラインは左から右をかすめる。  クラインの蹴り足を掴んで押し込むムサエフにクラインは両脇を差し上げる。右ジャブのクラインにワンツーのムサエフ。右を当てたムサエフ! クラインのローブローにレフェリーが間に入る。続行のムサエフ。下がるクラインにムサエフは右インロー! 右ストレート、右インカーフのムサエフ。  クラインも左を返すが、ムサエフの右インカーフに足が流れる。右ストレートで詰めるムサエフは右ミドル。クラインは左右から左ハイまで繋ぐ。互いのワンツーが交錯。右ハイのムサエフ。ガーどのクラインは左ハイもぎこちなさがある。ムサエフのラウンド。  2R、互いに勢いよく中央に。クラインは右フック。ムサエフも右ストレートを狙う。組んだムサエフが押し込み。両脇を差すクライン、離れるムサエフ。ワンツーのムサエフは右ロー。スイッチしながら前に出るムサエフだが、クラインが圧力。ムサエフの右がアゴ下に届く。  クラインの右フック。ムサエフのインローをチェックしてさらに左ハイをヒット。前に出るクライン。ムサエフのワンツーに左を合わせる。ムサエフのインローをかわしたクラインは左を届かせる。しかし、ムサエフは左から右でケージに詰めて、右ボディから左フック、さらに右でダウンを奪うと、パウンド連打! レフェリーが間に入った。  試合後、ムサエフは、マイケル・ビスピンから「非常に危険なストライカーを相手に素晴らしい戦いぶりでした。1Rでは前手の攻防に集中しているように見えましたが、それは相手が前回の試合で負った怪我を考慮してのことだった?」と問われ、「その通りです。愛してるよ、ブラザー。愛してる。まずは、ここにいるすべてのファンの皆さんに感謝を伝えたいです。皆さんの存在は本当に大きかったです。そして、アメリカのコーチであるアルテムにも感謝したい。彼とは昼夜を問わず、あらゆる面でトレーニングを重ねてきました。戦略も変更し、立てたプランを完璧に実行できました。チームメイト全員、そしてアゼルバイジャンMMA連盟のラシャド会長にも感謝を捧げます。いつも言っていることですが、年齢はただの数字に過ぎません。これからも突き進んでいきます。素晴らしいチームだ。ありがとう。ダナ、トップ15の選手をよこしてくれ。ボーナスも。レッツ・ゴー!」と咆哮した。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇マイケル・オリヴェイラ(ブラジル)10勝0敗(UFC 1勝0敗)LFA6勝0敗 171lbs[1R1分49秒 TKO] ※右ストレート→パウンド×オバン・エリオット(英国)12勝5敗(UFC 3勝3敗)170lbs  1R、ともにオーソドックス構え。右オーバーハンドのエリオット。オリヴェイラは左ジャブ。そこに右オーバーハンドのエリオット。   圧力をかけるオリヴェイラはエリオットの左ローにシャープな右を合わせてダウンを奪いパウンドも、エリオットの足の手繰りに離れる。  スンド勝負のオリヴェイラはワンツーの右を当ててエリオットをダウンさせると、ケージに這おうとするエリオットを左手で押さえて右でパウンド! レフェリーが間に入った。  試合後、オリヴェイラは「デイナに自分がここにいるべき人間だってこと、ここでどれだけ居心地が良いかを見せたかったんです。そして今日、自分が真のUFCファイターだってことを証明できたと思います。(次は?)あのビセンテ・ルケと戦うオファーがあったんだ。試合はキャンセルになったと思う。だから、その試合を受けたい」と語った。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇ボリスラフ・ニコリッチ(セルビア)17勝2敗(UFC 1勝0敗)[判定3-0] ※29-27×3×マルク・ヴォログディン(ロシア)12勝5敗2分(UFC 0勝1敗1分)135.5lbs  1R、ともにオーソドックス構え。先に前に仕掛けたニコリッチをヴォログディンは左フックで崩す! 片ヒざを着いたニコリッチにがぶりのヴォログディン。首を抜くと両手を広げて笑顔。  詰めるニコリッチはヴォログディンがローでスリップしたところにトップに。すぐに立つヴォログディン。サウスポー構えにするヴォログディンに右インロー。ヴォログディンは後ろ廻し蹴りをかすめる。  踏み込んで右から左のヴォログディンに、ニコリッチも大き目のフックで前に。ジャブの刺し合いで右でニコリッチが一瞬ヒザが落ちるが戻す。組んだヴォログディンがバッククリンチでブザー。  2R、積極的に詰めるニコリッチ。ヴォログディンの首をひっかけて崩そうとするが、バックに回るヴォログディン。ニコリッチはすぐに正対してガードの中に。ヴォログディンもすぐに立ち上がりへ。  左ジャブのヴォログディン。ニコリッチの左右にサークリング。ステップを踏むヴォログディンだが、息が苦しいか。ヴォログディンのシングルレッグをがぶるニコリッチに首を上げるヴォログディンは右後ろ廻し蹴りから残り1分以上あるなかで胴廻し回転蹴りも。ここはすぐに立ったヴォログディン。ニコリッチはアッパー。互いにジャブの刺し合いも鼻血はヴォログディン。  3R、会場を煽るニコリッチ。追うニコリッチは右ハイ。ヴォログディンの右ローを待ち構えて右ストレートでダウンを奪ったニコリッチ。ヴォログディンの立ち上がりにギロチンチョークも、前方に突き押して離れたヴォログディン。すぐに組んで再びギロチン狙うニコリッチ。仰向けになって凌いだヴォログディンは立ち上がり。  ダブルレッグテイクダウンへ。それをケージを蹴ってトップを取ったニコリッチはマウントギロチン! 右手のワンハンドで抱えてからパウンドへ移行。一瞬、身体が伸びたヴォログディンは立ち上がり。  朦朧としているヴォログディンを押し潰したニコリッチはサイドバックからパウンド、リアネイキドチョーク! ヴォログディンはタップせず。残り時間を凌いでブザー。  試合後、ニコリッチは「彼はとてもタフで僕を驚かせた。彼はトップレベルのチームだ。でも僕はあらゆることに備えていた。何年もトレーニングしてきた。そして、これが僕の瞬間なんだ。(母国ベオグラードでUFCデビューを飾った意味は?)これは僕にとって……正直言って、どの試合も僕の試合だ。セルビアの人たちがみんな応援に来てくれようが、コーチと一緒に戦おうが、僕は気にしない。UFC、もしあなたがこのような試合をもっと見たいなら、僕にブラッド・カトーナとの試合を組んでくれ。(2021年BRAVE CF 50での)リベンジを」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ボグダン・グラッド(オーストリア)16勝4敗(UFC 2勝2敗)145.5lbs[2R 4分33秒 肩固め]×デニス・ブズキャ(米国)12勝7敗(UFC 1勝5敗)146lbs  1R、低い姿勢で左ジャブのブズキャにグラッドはダブルレッグテイクダウンもすぐに立つブズキャ。右カーフのグラッドはヒジも。  グラッドの右バックフィストをかわしたブズキャは右。後ろ廻し蹴りのグラッド。ブズキャの左の蹴り足を掴んでテイクダウンし、ハーフトップからアメリカーナ、ストレートアームバーに。  凌ぐブズキャにマウントンも狙う。ハーフからオクトパスガードで脇を潜りに行くブズキャは立ち上がり。チャントでグラッドを後押しするセルビアの観客。グラッドはシングルレッグからボディロックテイクダウンでブズキャに両手を着かせて背中に乗ると、身体を伸ばしてパウンド連打! ブズキャはブザーに救われる。  2R、先に組みに行くグラッド。右で差して左のパウンド。バッククリンチから崩しを狙う。右アッパー、右ストレートのブズキャ! ジャブの刺し合い。右カーフのグラッドにジャブを合わせるブズキャ。グラッドはカーフからシングルレッグも放してヒジ打ち。  スピンキックのグラッドだが、スタミナはいかに。グラッドの低い組みを切ったブズキャ。グラッドは回転ヒジも、ブズキャは左フックをヒット! さらにアッパーを狙う。  スーパーマンパンチを狙うグラッド。詰めてダブルレッグテイクダウン。そこにギロチンチョークを狙うブズキャをかわして首を抜いて肩固めに。絞めてサイドに出る。ブズキャは相手の腿を動かしてヒザを抱こうとしたか、叩いたことでタップと判断され、レフェリーがストップ。  グラッドは試合後、「ここにいられることを光栄に思います。温かいお言葉をありがとうございます。最高の気分です。(少し議論を呼ぶ場面もありました。実際にタップを感じましたか?)彼は審判の判断のせいにできるでしょうが……。私自身は感じませんでした。ただ、レフェリーはあそこを見ていましたから。ここのレフェリーたちは皆プロフェッショナルですから、彼を信頼しています」と語った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇マテウス・レベツキ(ポーランド)21勝5敗(UFC 5勝4敗)155.5lbs[1R 4分41秒 TKO] ※サイドバックからパウンド×カイル・プレポレク(カナダ)18勝11敗(UFC 0勝4敗)155lbs  1R、ともにサウスポー構え。プレポレクは右前足の蹴り。レベツキは右前手フックからダブルレッグテイクダウン。クローズドガードのプレポレクにパウンド、ヒジのレベツキ。インサイドガードから右を打ち込む。  ケージに上体を立てたプレポレク。レベツキは足を束ねて右の細かいパウンド。右足を両足で挟んだまま左右を連打。プレポレクは足を抜けない。脇下からも打つレベツキに頭が下がるプレポレク。  レフェリーが「動かないと止める」と声。片手で頭をガードしながら動けないプレポレクに、レフェリーが間に入った。  レベツキはUFC連敗を3で止めた。2度目のUFC契約のプレポレクはオクタゴン3連敗に。  試合後、レベツキは「テイクダウンして最後はキャンバス上で仕留める。分かっている。これが俺の戦い方だ。以前は見せられなかったが、今なら彼と戦える。自分のゲームプランに集中し、練習通りのことをすべて実行するだけだ。今日、それがすべて実現した。スタミナには自信があるし、今回の試合ではそれを証明できたと思う。以前とは違って、自由に、思い切り戦えたからね。(150発近い打撃を当てていたが?)パンチを打ち続け、相手が弱っていくのを感じた。でも諦めず、攻め続けた。そしてついに、あの猛攻を浴びせたんだ。それから、セコンドのジョー・バリンスキー、デビッド・ペボスキー、アンドレア・シンスキーに感謝したい。彼らから大きな力を貰っている。チームには本当に感謝しているよ。それとブノワ(サンデニ)、君と戦いたい。もし逃げないなら、俺のところに来い。決着をつけよう」と語った。 [nextpage] ▼女子バンタム級 5分3R〇ニーナ・ニコリヤ・ミロシェヴィッチ(セルビア)9勝1敗(UFC 1勝0敗)134.5lbs[1R 3分41秒 TKO] ※右ボディストレート×ヘイリー・カワン(米国)7勝6敗(UFC 0勝4敗)136lbs  1R、オーソのミロシェヴィッチは右ストレート、サウスポー構えのカワンは左ミドルで押し戻す。右を突くミロシェヴィッチ。カワンの顔面を上げさせる。ニータップを見せるカワン。  ミロシェヴィッチはボディ打ちから右ハイ。カワンの左の蹴り足を掴むとカワンはそこにバックフィストを狙う。  右から左のカワン。ミロシェヴィッチは右ボディストレートをみぞおちに当てると、カワンが顔をしかめてくの字に動きが止まる。そこにミロシェヴィッチはさらに右ストレートをみぞおちに当ててダウンを奪い、レフェリーが間に入った。  IMMAF王者のミロシェヴィッチは、これでプロMMA8連勝。試合後、ミロシェヴィッチは「見ての通りです。私たちは何千、何百万トンもの練習を積んできましたから。ある程度は予想していました。(次は?)ああ、できるだけ早く。そして言いたいのは、これは私にとって、また新たな歴史だということです。3年前に自ら志願して、セルビアのために最初の勝利を掴み取り……そして今、ここにいるわけですから」と語った。  セルビアファイター2連勝、2試合連続のボディブロー決着に。カワンは4連敗となった。 [nextpage] ▼ヘビー級 5分3R〇ヨヴァン・レカ(セルビア)14勝2敗(UFC 1勝0敗)262.5lbs(119.06kg)[1R 2分22秒 TKO] ※左ミドル→パウンド×アレキサンダー・ポペック(ドイツ)21勝6敗(UFC 0勝1敗)215lbs(97.52kg)※緊急参戦  1R、ともにオーソドックス構え。すぐに中央に出たレカ。サウスポー構えにスイッチを見せるポペックはサークリングして左右ロー。ポペックは左右。その左に右を被せに行くレカ。ポペックはテイクダウンの動きを見せて上を突く。  サウスポー構えにするレカに、ポペックもサウスポーに。左ミドルをレバーに効かせたレカ!  身体をくの字にして動きが止まったポペック。レカはすぐに詰めて左右連打でダウンさせてパウンド。  24歳のレカは地元セルビアの大歓声を受けると、マイクでセルビア語で何を言ったか聞かれ、英語で「対戦相手に敬意を払ってほしかったんです。彼は試合のわずか9日前に急遽出場してくれたわけですから。その点は強く感じていました。他の階級とは全く違いますからね。ヘビー級は別世界です。(レバーキックは作戦?)ええ、開始直後からの作戦でした。相手が変わったことで、レバーキックの好機が見えたんです。完璧なタイミングで決めることができました」と語った。 [nextpage] ▼女子ストロー級 5分3R〇ステファニー・ルシアーノ(ブラジル)8勝2敗1分(UFC 3勝1敗)115lbs[1R 3分20秒 リアネイキドチョーク]×マリナ・スパシッチ(セルビア)7勝2敗(UFC 0勝1敗)115.5lbs  1R、ともにオーソドックス構え。スパシッチが左ジャブ、右カーフ。組んだルシアーノは足技も残したスパシッチは左ジャブ。ルシアーノにカウンターで当てて右カーフも。  左から右のルシアーノ。左オーバーフックから左右の左フックをヒット!  右を打ち返してきたスパシッチにダブルレッグテイクダウン、背中を見せたスパシッチのバックを奪い、リアネイキドチョークを極めた。ルシアーノはUFC2連勝。  ルシアーノは試合後、「ブーイングは構わない。セルビアは美しい。ここが大好きだ。この街で過ごした時間が大好きだ。そして、これが私の仕事だ。私はここで試合を終わらせるために来て一生懸命努力した。そして自分を捧げればこうなる。ここは美しい場所だ。見つけることができる。彼女は非常にタフなストライカーだ。彼女のパンチは強烈だから、(打撃に組みを混ぜること)それが私がやりたかったことだ。私は新世代だ」と語った。
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