▼ウェルター級 5分3R
×ガブリエル・レーベン(X-Road/初参戦)1勝2敗 77.3kg
[判定0-3]※28-29×3
○武者孝大郎(マスタージャパン東京)1勝 77.35kg
JTTでコーチをしていたエリー・ケーリッシュがPANCRASEに紹介したガブリエル・レーベンは、ルタリーブリの“レジェンド”ホベルト・レイタオンの黒帯。桜庭和志vs.ヴァンダレイ・シウバに衝撃を受けて、日本総合格闘技の虜となり、MMAが禁止されていた当時のフランスでグラウンド打撃無しの“パンクラス”ルールを戦っていた。
そこから14年。世界中を旅して、UFC強豪のブノワ・サン・デニや、DREAMやBellator参戦のカール・アモーゾらと練習を積み、36歳にして満を持して初のフルMMAに臨むという。レーベンは本当に“未知強”なのか。このネット時代に、まだ世界も知らない青い目のバキが、PANCRASEでヴェールを脱ぐ。
対する武者は柔道で全国大会出場経験を持つ。2024年6月の渡邉ショーン戦で最後まで一本を狙う果敢な姿勢を見せ、プロデビュー戦を白星で飾った。

ウェルター級王者が決まる今大会で、強烈なインパクトを残しランカー入りを果たしたい両雄の一戦だ。
レーベン「この大会に呼んでいただきありがとうございます。エキサイティングな試合にします」
武者「フィジカルモンスターとの対決、楽しみにしてます」

1R、武者はオーソドックス、レーベンはスイッチを繰り返す。武者の右がヒットしレーベンダウン! すぐ上になった武者だが、レーベンはケージで体を起こして立とうとする。シングルレッグで寝かせようとする武者だが、ケージを使って立ったレーベン。

入れ替えて逆にシングルレッグでテイクダウン体を起こした武者から四の字バックを狙ったが、反転して武者が再び上に。レーベンはボディロックされた状態で腕を小手に巻いてこらえる。正対して離れた。レーベンが左右のフックを振ると武者がバランスを崩した。1R終了。

2R、レーベンがプレッシャーをかけるとケージを背負う武者。ダブルレッグに入るタイミングで武者が膝を出したが、クリーンヒットせずにレーベンがテイクダウン成功。体をまたいでマウントを狙うが、武者が立ち上がり入れ替えてタックルに。ケージでこらえるレーベンが入れ替えてまたダブルレッグで尻もちを着かせる。

立ち上がろうとする武者をボディロックに捕らえて寝かせようとするが、武者が起き上がりまたタックルに。レーベンが首をギロチンに抱えたものの、スタンドでバックに回られる。テイクダウンした武者だが、また小手を巻いてこらえるレーベン。武者がスタンドバックに回る。残り15秒で正対して離れるレーベン。2R終了。

3R、武者が間合いを詰めるとケージを背負ったレーベン。武者の右が顔面にヒット。そのままタックルに入る武者。ケージでこらえながら頭部にヒジを連打するレーベン。離れ際にまたヒジを入れた。武者のパンチがレーベンの顔面を捕らえる。レーベンがパンチからタックルで飛び込みテイクダウン。

がぶったレーベン。首を抱えたが、武者が立ち上がると離れた。レーベンの右がヒット。武者がタックルに入るとレーベンアナコンダチョーク。そのままスピンして絞めたが外れた。武者がタックルでケージに押し込み、テイクダウンを奪ったところでタイムアップ。







