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【PANCRASE】ライト級王座戦・雑賀ヤン坊が天弥を左ヒザTKO! 佐藤がTKOでウェルター級新王者に、ゴイチが内藤を70秒KO、武者がレーベンに勝利、電池がリトルに判定勝ち、大塚が浜本からダウン奪い判定勝ち、荒田がギレルメをKO

2025/04/27 12:04

▼フェザー級 5分3R
×松岡 拓(OOTA DOJO)1勝2敗 65.85kg
[判定0-3]※28-29×2、27-30

○関 翔渚(BRAVEGYM)1勝 66.05kg

 OOTA DOJOの松岡は修斗で1勝1敗。井上翔太に判定勝ち後、歩生の三角絞めに一本負け。BRAVEGYMの関は185cmの長身で今回がプロデビュー戦となる。

松岡「プレミナリーファイトなんですけど、一試合目なんで盛り上げたいと思います」

「一試合目から盛り上げるんで、応援お願いします」

 松岡は1勝1敗の23歳。OOTA DOJO所属。昨年の格闘代理戦争-THE MAX-に一般公募枠で予選を勝ち上がり出場するも、初戦で青木真也推薦の中谷優我に3R押さえ込まれる展開で判定負け。7月に修斗でプロデビューし、新人王トーナメント初戦で判定勝ちしたが、準決勝では1R三角絞めで敗れている。今回がパンクラス初参戦。

 関はプロデビュー戦となる24歳。BRAVE所属。2月のネオブラッドトーナメント一回戦にエントリーしていたが負傷欠場している。


 1R、両者オーソドックス。左右のパンチを打ち込む関。カーフキック。リーチに勝る関がジャブで間合いに入らせない。松岡は被弾しながらもカーフキックを返すと足が流れる関。松岡のローにパンチを合わせる関。松岡タックルに入ったが足に触れさせずに切った関。松岡右オーバーハンド。ジャブから右を入れる関。左右の連打。パンチで飛び込んだ関を組み止めてケージに押し込んだ松岡だが、関が振りほどいて離れる。松岡の飛び込んでの右がヒット。松岡のローで左足の太ももが紫に変色している関。1R終了。


 1Rのオープンスコアは、ジャッジ三者とも関のパンチを評価して関の10-9。


 2R、ローで太ももを蹴っていく松岡。ジャブを入れていく関だが、松岡はジャブからローキック。関がワンツーをヒットさせるが、松岡も右オーバーハンドを打ち込む。関が左右のパンチからカーフキックをヒット。距離が近くなり、松岡もパンチを返すと、関はヒジを打ち込む。松岡タックル。スプロールして切った関だが、松岡は先に立ち上がると左右のパンチをヒットさせる。左右のフックを入れる松岡。残り僅かで胴回し回転蹴りを見せた関。2R終了。

 2Rのオープンスコアは一者松岡、二者関で評価が割れた。


 3R、パンチからタックルに入る松岡だが、また切った関。左右のパンチを入れる関に対し、松岡は左右のフックを振るが、やや間合いが遠くヒットしない。タックルも同じようにスプロールして切る関。パンチからヒザを入れた関。松岡が間合いを詰めてパンチを入れるが、関のパンチも被弾している。松岡のローキックがローブローとなりタイムストップ。残り1分24秒から再開。松岡が伸び上がるように左右のフックを打ち込むと、関もパンチを打ち返す。松岡のヒジがヒットし関の動きが止まる場面もあったが、両者最後まで打ち合いを続けタイムアップ。


 判定三者29-28×2、30-27の3-0で関がプロデビュー戦で勝利。

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