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【PANCRASE】ライト級王座戦・雑賀ヤン坊が天弥を左ヒザTKO! 佐藤がTKOでウェルター級新王者に、ゴイチが内藤を70秒KO、武者がレーベンに勝利、電池がリトルに判定勝ち、大塚が浜本からダウン奪い判定勝ち、荒田がギレルメをKO

2025/04/27 12:04

【試合中止】

▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ バンタム級 5分5R
透暉鷹(ISHITSUNA MMA)第5代KING OF PANCRASIST 12勝4敗 ※緊急搬送で計量失格
カリベク・アルジクル ウルル(Olymp Gym Bishkek/キルギス)1位 11勝1敗 ※63kg

 バンタム級(61.2kg)タイトルマッチの王者・透暉鷹(ISHITSUNA MMA)が減量中に脱水症状で緊急搬送されて計量失格。対戦相手のカリベク・アルジクル ウルル(キルギス)も63.0kgの体重超過で3時までの再計量だったが失格に。「キング オブ パンクラス チャンピオンシップ バンタム級」は中止となった。

 2024年12月大会でマッチメイクされるも、両者の怪我により延期となっていた一戦

 バンタム級王者・透暉鷹にとって待望の初防衛戦だった。『ROAD TO UFC』バンタム級準決勝で中国のバーエゴン・ジェライスーに逆転の判定負けを喫した透暉鷹。そこから再び自身の目標と向き合い、PANCRASEでの防衛戦から再出発して世界を目指すと決意していた。


(C)Zuffa LLC/UFC

 カリベク・アルジクル ウルルは、現在MMA界で猛威を振るう中央アジアからキルギスの22歳。9月の井村塁戦では、無呼吸連打とも言える圧巻のラッシュで、わずか75秒で同級1位の井村からTKO勝利を収めている。

 王座戦の5分5R。『ROAD TO UFC』では強みの似ているバーエゴン相手に初回に右を被弾しながらもバック奪取で取り返すも、2、3Rにクリンチ打撃とテイクダウンで下になるなど後手に回り、判定負けした透暉鷹。

 対するウルルは、井村戦で右フックを効かせての跳びヒザを突き、井村の組みを切りながらの1発のヒジを効かせて連打でパウンドアウト。殺傷能力の高さを見せたが、寝技も巧みなことは知られていても、組み力がどこまでなのかは見えなかった。

 透暉鷹はこの階級でキルギスの鮫を相手に自身の強みを貫けるか。それともウルルが透暉鷹の組みをも切り裂くか。注目の一戦だったが、両者計量ミスで再び試合が流れることとなった。

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