キックボクシング
レポート

【ONE】ロッタンが左フックで武尊に初回KO勝ち、野杁正明がタワンチャイにTKO勝ちで暫定王者に、若松佑弥が1RでTKO勝ち世界王座獲得、ペッディージャーがKANAに判定勝ちで王座防衛、ナビル・アナンがスーパーレックにリベンジ成功、吉成名高が一瞬のKO劇!青木真也が53秒勝利で「ちゃんと青木真也の花道を作ってください!」と涙の訴え

2025/03/23 15:03

▼第10試合 ONEストロー級(56.7kg)キックボクシング暫定世界王座決定戦 3分5R
〇ジョナサン・ディベラ(イタリア/カナダ)
[判定3-0]
×サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
※ディベラが暫定王座に就く。



 1R、両者サウスポー。右ロー、左ミドルを蹴るサムエーに返しの左ボディ、右フックを当てていくディベラ。サムエーの左カーフに一回転するディベラだが、すぐに左ストレートを打ち込む。左カーフを蹴り合う両者。ディベラがワンツー、左右ボディと強打で攻め込むが、サムエーは左ミドル。ディベラが左カーフの連打からパンチで印象付けた。



 2R、ジャブ&カーフで前へ出るディベラ。サムエーも左カーフを返すが、ディベラの強打をもらって下がる。ディベラの左カーフを警戒するサムエーにディベラは右フックを連続して当てていく。サムエーも負けじと左フック。左ストレートで前へ出るサムエーを右フックで迎え撃つディベラ。



 3R、ジャブで前に出るディベラへサムエーが左カーフ2発。ワンツーを放つディベラが左ストレートを伸ばしたところにサムエーが左フック、すかさずヒザ。ディベラが左ストレートをヒットさせ、サムエーを大きくのけ反らせた。左ボディを打つディベラ。



 4R、ジャブを出しながら前へ出るディベラが左右ボディ、右ローを蹴るサムエーに左フックをヒットさせる。ディベラは左右ボディ、サムエーはジャブを突き始める。サムエーが左ミドル、ディベラが左カーフ。ここでサムエーが右ヒザを蹴り始めるが、ディベラの右フックでサムエーがフラつく。



 5R、サムエーの左ミドルにパンチを返すディベラ。左カーフを蹴るディベラが前へ出るが、サムエーは左ミドル、右ハイ。右フックから左フックとディベラがクリーンヒットを奪うが、サムエーは倒れず左ストレートで前へ出ていく。



 判定3-0でディベラが勝利。暫定王座に就いた。「こんにちは、東京! 自分にとって尊敬しているレジェンドと試合出来て、彼が僕の足を狙ってくると分かっていたので受けて問題なかった。レジェンドに感謝しています。プラジャンチャイ選手いますよね? 僕の国のデンバーで戦いましょう」と統一戦をアピールした。

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