▼第4試合 173.5ポンド契約 MMA 5分3R
〇エイドリアン・リー(シンガポール/米国)3勝0敗
[1R 1分03秒 アナコンダチョーク]
×小川健晴(日本)3勝1敗
18歳のエイドリアン・リーは、元ONE女子アトム級王者アンジェラ・リーと早逝したビクトリアを姉に、ONEライト級&ウェルター級の2階級制覇王者クリスチャン・リーを兄に持つ“最強遺伝子”の末っ子。3歳から格闘技を始め、アマチュアMMAでもハワイでベルトを巻いている。2024年6月の『ONE 167』でアントニオ・マンマレッラに2R リアネイキドチョークに極め、ONEデビュー戦を白星発進。同年9月の『ONE 168: Denver』でニコ・コルネホも同じくリアネイキドチョークでタップを奪い、連続一本勝ちを決めている。
1R、オーソのリーに、サウスポー構えの小川。いきなり圧力をかけるリーは、小川をコーナーに詰めて、左から右を突いてダブルレッグ。顔をはがそうとする小川に、リーはボディロックから後方にそり投げ。
ファーストアタックでテイクダウンを奪ったリーに小川はハーフガードで右を差して起き上がりに。そこに右手で頭を抱えて右ヒザを頭部に突くリー。すかさず左腕と組んで左回転。アナコンダチョークで絞めながら左足で小川の足をフックして固定、タップを奪った。
速攻で勝利を奪ったリーはセコンドについた兄クリスチャンらとハグ。「とても嬉しいです。ここ、埼玉ジャパンで勝てて嬉しいです。全然プラン通りじゃなかったです。とにかく見て動きを決めました」と語り、5万ドルのボーナスを獲得した。