キックボクシング
レポート

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2025/03/23 15:03

▼第2試合 ONEフライ級(61.2kg)キックボクシング 3分3R
×ザカリア・ジャマリ(モロッコ)
[1R 2分12秒 KO] ※顔面ヒザ蹴り
〇陽勇(Team Mehdi Zatout/TEAM3K)


 陽勇は第1回全日本学生フルコンタクト空手道選手権1部男子軽量級(65kg未満)優勝、第7回JFKO全日本フルコンタクト空手道選手権大会軽中量級優勝、第6回JFKO全日本空手道選手権大会一般男子軽中量級準優勝、第36回白蓮会館全日本空手道選手権大会一般男子軽量級優勝などフルコンタクト空手で数々の成績を残してキックボクシングに転向。





 サウスポーから繰り出すローキックを始めとした強い蹴り技、左ストレート&フックが得意。2024年3月にはK-1との対抗戦に抜擢され、龍華を判定で破っている。その後、ONEと契約したことを発表し、9月にONE Friday Fightsに出場するとユセフ・エサードを判定で破り初陣を勝利で飾った。2025年2月の2戦目ではレアンドロ・ミランダに2RでTKO勝ちし、戦績を10勝(2KO)無敗とした。



 ジャマリは2024年3月の『ONE 166』でアリ・サルドエフにKO負けも、5月の『ONE Fight Night 22』ではトンプーンに判定勝ち。8月の『ONE Fight Night 25』では体重超過したうえにアリーフ・ソー・デチャパンに初回KO負け、10月の『ONE Fight Night 25』でもジョハン・エストゥピニャンに2RでKO負けを喫している。元プロボクサー。



 1R、前に出る陽勇がサウスポーから左ロー、ジャマリは左フックを振ってくる。陽勇は左三日月を突き刺すと、左ロー、右ハイと蹴りを散らしていき、コーナーへ詰めると左ヒザを顔面へ突き刺す。ロープにもたれてダウンしたジャマリはそのまま崩れ落ち、陽勇が見事なKO勝ちを収めた。



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