▼第8試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)4勝4敗
秋元強真(JAPAN TOP TEAM)6勝0敗
“超新星”秋元強真(JAPAN TOP TEAM)の連続参戦が決まった。9月のRIZINにプロ5戦全勝の戦績を引っ提げ、18歳にして初参戦を果たすとバンタム級で金太郎を相手にグラウンドヒザで1R 3分16秒、衝撃のTKO勝ちを収めている。今回は、鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)とRIZINフェザー級の66kgで対戦する。
シュートボクシング出身の“怪物くん”こと鈴木は、RIZINで奥田啓介を1R TKO勝ちでMMAデビュー後、萩原京平に判定負けも、昇侍に1R TKO勝ち。しかし、平本蓮、青井人に判定負けで連敗。2023年6月に西谷大成を1Rわずか56秒でTKOに下して再起を遂げると、続く2024年2月には芦田崇宏をTKOに仕留めた。7月のYA-MAN戦では1R3分28秒、KO負けを喫している。
秋元は、幼少期にボクシングを1年間習い、その後8年間サッカーを経験。14歳の頃、朝倉兄弟に憧れ、中学卒業を機にプロを目指しパラエストラ柏(現THE BLACKBELT JAPAN)でMMAを始めた。アマチュア6戦全勝で、プロ3連勝後にJAPAN TOP TEAMへ移籍。2024年5月には朝倉未来推薦選手として『格闘代理戦争』に出場し、アラン“ヒロ”ヤマニハに2R、右ボディを効かせてTKO勝ちするアップセットを起こした。前述の通り、9月のRIZINに初参戦してバンタム級で金太郎をTKOに破り、6戦全勝に。
12月に40歳を迎える鈴木が地元で超新星の前に高い壁となって立ちはだかるか、それとも秋元がフェザー級でも格闘技のベテランを撃破するか。秋元は「体重の事とかで言われることあると思いますが、相手が相手なので受けました。自分は目標にしたお2人(※朝倉未来&海)が残した功績を越えます! 今回も圧倒的な強さ見せて勝ちます!」と意気込み。鈴木が出稽古するボンサイ柔術チームとしては、ヤマニハのリベンジを果たせるかにも注目だ。
1R、フェザー級戦。
両者サウスポー。ミドルで牽制した鈴木に秋元が組み付きボディロックの体勢。外掛けでテイクダウン。ハーフの鈴木にパウンドを落とす秋元。鈴木は足で阻もうとするが、秋元がパウンドで飛び込みガードに入る。体を起こした秋元にまた蹴り上げを出すが、立ち上がった秋元は再びパウンドを落とす。鈴木が蹴り上げを放つが、上からパウンドを落とすとサッカーボールキックを入れた秋元。残り1分半でようやく立つことに成功した鈴木。しかし秋元がプレッシャーを掛けていき、ケージ際に追い込まれる。ジャブからワンツーを打ち込む秋元。鈴木のワンツーをブロッキングで防いだ秋元はタックルに。ケージでこらえる鈴木。ゴング。
2R、中央で待ち構える秋元。鈴木のローに左を合わせる。ワンツーで出る秋元。秋元がワンツー、ジャブと打ち込みヒットさせていく。鈴木の左ミドルをキャッチした秋元だが、パンチで引き剥がした鈴木。また蹴りをキャッチした秋元がパンチを入れる。秋元のワンツーがクリーンヒット。詰めてケージまで下がった鈴木に左をヒットさせる秋元。残り1分。またジャブから左をヒットさせる。バックスピンキックを見せた鈴木。左ミドルを出した鈴木にケージまで追い込んだ秋元はダブルレッグに。テイクダウン。残り10秒でパウンドを落とし続ける。ゴング。