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レポート

【超RIZIN】平本蓮が朝倉未来を1R TKO! 安保がパッキャオに善戦も判定無しドロー、久保が斎藤を三日月蹴りKO、扇久保が神龍下す、所がヒロヤをKO! 芦澤が皇治に判定勝ち、ドッドソンが征矢からダウン奪う判定勝ち、RENAがケイトにTKO勝ち、YA-MANが鈴木を初回KO、エマリーが鼻折るKO勝ち、摩嶋が一本勝ち

2024/07/28 13:07



▼第3試合 フェザー級(66.0kg)5分3R
×鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)65.90kg
[1R 3分28秒 KO] ※左フック

〇YA-MAN(TARGET SHIBUYA)65.95kg



 シュートボクシング出身の“怪物くん”こと鈴木は、RIZINで奥田啓介を1R TKO勝ちデビュー後、萩原京平に判定負けも、昇侍に1R TKO勝ち。しかし、平本蓮、青井人に判定負けで連敗。2023年6月に西谷大成を1Rわずか56秒でTKOに下して再起を遂げると、続く2024年2月には芦田崇宏を1R4分29秒でTKOに仕留めた。



 YA-MANは2018年2月にRISEでプロデビューし、当初は目立たない存在だったが2021年5月にRISEでオープンフィンガーグローブ着用試合がスタートすると頭角を現わし、大晦日RIZINで皇治に判定勝ちして一気に名をあげた。2022年6月の『THE MATCH 2022』では芦澤竜誠との因縁の試合をKOで制するも、10月に白鳥大珠に敗れ連勝がストップ。



 2023年5月にはRIZINにてMMAデビューを果たし、三浦孝太を初回TKOに仕留めた。8月に山口裕人をKOし、初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王座に就くと11月にはOFGキック戦で朝倉未来を初回でKO。大晦日の平本蓮戦では判定負けを喫して涙した。



 当初、両者は4月の『RIZIN.46』での対戦が決まっていたが、YA-MANの練習中の負傷(内側側副靱帯と前十字靭帯の損傷・全治2カ月)により中止となっていた。



 1R、
サウスポー構えの鈴木に、オーソのYA-MAN、鈴木は左インロー、左ハイ! さらにダブルレッグテイクダウン! 左足をかけて足を束ねようとするが、YA-MANも右小手で立ち上がり。その際に右をまとめる鈴木。ロープを背に立つYA-MANはコーナーまで動いて体を入れ替えヒザ。



 頭をアゴ下に置いて右アッパー、鈴木も左右を突いてシングルレッグへ。尻もちを着くも立つYA-MANはコーナーに詰めて左右ボディ! 鈴木は左フックもYA-MANはしっかり距離を取り、鈴木の動きを見据えて左ボディ、さらに鈴木にロープを背にさせて右の相打ちのタイミングから、怖れ知らずの打ち合いに持ち込ませての左フックを先に当ててKO!






 1R 2分28秒、YA-MANがKO勝利した。試合後、YA-MANは「MMA無茶苦茶難しい。始めた頃、アマチュアの高校生に極められた、いちから始めて超満員の舞台にオレみたいな凡人が立てるんで、誰でもここに立てます。最後まで諦めないで……僕も通います」と、会場観戦に訪れたキャバクラ勤務のにじほさんに語った。



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