2024年12月7日(日本時間8日)の『UFC 310』(米国ラスベガス・Tモバイルアリーナ/U-NEXT配信)で、UFC世界フライ級王者・アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル/ATT)に挑戦する朝倉海(日本/JTT)の試合が、当初のコメイン(セミ)から、トリのメインイベントに昇格したことをUFCダナ・ホワイト代表が16日、発表した。
コメインは、当初ウェルター級王座防衛戦に臨む予定だった王者のベラル・ムハメド(米国)が感染症により欠場。シャフカト・ラフモノフ(カザフスタン)の対戦相手が誰になるか注目されていたが、UFC8連勝中のイアン・ギャリー(アイルランド)に決定。ウェルター級の5分5Rのワンマッチに変更されている。
ダナ代表は自身のXで、「『UFC 310:ラフモノフvsベラル』は、ベラルが手術をする為欠場となり、代わりにパントージャvs.朝倉海が繰り上げでメインイベントになった。フライ級王者パントージャは今回デビュー戦となる朝倉海を迎え撃つ。朝倉海は榊原氏が運営する日本のMMAを代表する団体RIZINのバンタム級で2度の王者になり、彼は135ポンドでも最強の打撃を持つストライカーと言われており、UFCでは階級をひとつ下げての参戦となる。彼は今回現フライ級王者のパントージャと対戦する事になるが、パントージャは現在6連勝中で内3つはタイトル戦で防衛している。フライ級は今この競技の中でも最もエキサイティングとも言える階級になってきており、この試合も見応えがあるものになるだろう」と期待を寄せている。
大会名も『UFC 310: Pantoja vs. Asakura』に変更。このダナ代表のコメントのバックには、初めてRIZINの朝倉海のアーチュレッタ戦などの試合動画が使用されており、「RIZIN」「榊原」と名指しもしている。朝倉のメインイベント昇格により、RIZIN動画の使用に踏み切った形だ。
朝倉海はXで「俺の試合がメインに 条件は全て揃った あとはぶっ飛ばすだけ」と気合を入れている。
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『UFC 310: Pantoja vs. Asakura』予定カード
▼UFC世界フライ級選手権試合 5分5Rアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)王者 28勝5敗(UFC12勝3敗)※UFC6連勝中朝倉 海(日本)挑戦者 21勝4敗(UFC0勝0敗)※RIZINバンタム級王者→UFCフライ級デビュー
▼UFCウェルター級 5分5Rシャフカト・ラフモノフ(カザフスタン)3位 18勝0敗(UFC6勝0敗)※UFC6連勝中イアン・ギャリー(アイルランド)7位 15勝0敗(UFC8勝0敗)※UFC8連勝中※ベラル・ムハメドが欠場
▼ヘビー級 5分3Rシリル・ガーヌ(フランス)12勝2敗(UFC9勝2敗)アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)38勝10敗(UFC12勝4敗)※UFC4連勝中
▼フェザー級 5分3Rモフサル・エフロエフ(ロシア)18勝0敗(UFC8勝0敗)※UFC8連勝中アルジャメイン・スターリング(米国)24勝4敗(UFC16勝4敗)
▼ウェルター級 5分3Rビセンテ・ルーケ(ブラジル)22勝10敗(UFC15勝6敗)ニック・ディアス(米国)26勝10敗(UFC7勝7敗)
▼ライトヘビー級 5分3Rアンソニー・スミス(米国)38勝20敗(UFC13勝10敗)ドミニク・レイエス(米国)13勝4敗(UFC7勝4敗)
▼ライト級 5分3Rクレイ・グイダ(米国)38勝24敗(UFC18勝18敗)チェイス・フーパー(米国)14勝3敗(UFC6勝3敗)※UFC3連勝中
▼ウェルター級 5分3Rマイケル・キエーザ(米国)17勝7敗(UFC12勝7敗)マックス・グリフィン(米国)20勝10敗(UFC8勝8敗)
▼フライ級 5分3Rコーディ・ダーデン(米国)17勝6敗(UFC6勝4敗)ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)11勝2敗(UFC4勝1敗)
▼ヘビー級 5分3Rタリソン・テイシェイラ(ブラジル)7勝0敗(UFC0勝0敗)ルーカス・ブジェスキー(ポーランド)9勝5敗(UFC1勝4敗)
▼ウェルター級 5分3Rランディ・ブラウン(ジャマイカ)19勝5敗(UFC13勝5敗)※UFC3連勝中ブライアン・バトル(米国)11勝2敗(UFC6勝1敗)
▼ヘビー級 5分3Rリズヴァン・クニエフ(ロシア)12勝2敗(UFC0勝0敗)マルティン・ブダイ(スロバキア)14勝2敗(UFC5勝1敗)
▼フェザー級 5分3Rネイト・ランドワー(米国)18勝5敗(UFC5勝3敗チェ・ドゥホ(韓国)15勝4敗(UFC4勝3敗)