▼第6試合 RIZINフライ級(57.0kg)5分3R
〇伊藤裕樹(ネックス)16勝5敗
[3R 2分59秒 TKO]
×イ・ジョンヒョン(韓国)4勝2敗
ジョンヒョンは、2024年2月、日韓対抗戦の次鋒として神龍誠を相手にRIZINデビューも1R、肩固めで一本負け。プロデビューは2020年5月で3分3R&寝技30秒ルールの『ROAD FC ARC』で5連勝。
その後は山本聖悟、秋葉太樹らを下し無敗の8連勝を飾っている。23年の『ROAD TO UFCシーズン2』一回戦では米国のマーク・クリマコに判定負けでプロ初黒星。RIZIN前の12月の『ROAD FC 67』でイ・ギルスを1R KOに下していた。再起戦となる今回、ボクシングスキルが高いフィニッシャーの伊藤裕樹を相手にポテンシャルを見せることができるか。22歳。
27歳の伊藤は、2023年5月の『RIZIN.42』で山本アーセンに判定負けも、7月の『超RIZIN.2』でヒロヤに、10月の『RIZIN LANDMARK 6』でトップノイ・キウラムにいずれもスプリット判定勝ち。2024年2月の前戦・RIZIN佐賀大会では上田将年にユナニマス判定勝ちで3連勝中だ。
柏木氏は「伊藤選手次第で展開が決まる。KO率75%を誇る韓国のジョンヒョンは神龍誠戦でグラウンドに課題を残した。寝技も出来る伊藤選手はどちらを選択するか」と、組み技の進化も著しい伊藤が、ストライカー相手にどんな戦い方を選択するかを見どころにあげた。
7月にRIZIN観戦のために実費で来日していたというジョンヒョンは、事前VTRで「私に負けてパチンコだけに専念できるようにしてあげます。『伊藤裕樹“パチンカスクソ野郎”、俺はお前をボコボコにしてやる、待ってろ』」と豪語している。
1R、サウスポーの伊藤にジョンヒョンはオーソドックス。ミドルを入れたジョンヒョン。伊藤は左を返す。スイッチするジョンヒョンに右のジャブをヒット。カーフを蹴る伊藤。ジョンヒョン前に詰めてきたが、伊藤がジャブをヒットさせていく。詰めてきたジョンヒョンを組み止めてケージに押し込むが、ジョンヒョンは離れ際にパンチを打ち込む。
伊藤組んでケージに押し込み凌いだ。離れる。残り1分。までに出てきた伊藤に左フックを狙うジョンヒョン。組んだ伊藤がボディロックからバックを狙いながらパンチを入れる。ジョンヒョン立って離れるがゴング。
2R、右を入れたジョンヒョン。伊藤すぐに前に出てワンツーをヒット。四つに組んだが離れた。伊藤の右がヒットしぐらついたジョンヒョン。しかしジョンヒョンは打ってこいと挑発。伊藤が詰めていく。四つに組んで膝を入れたがローブローになりタイムストップ。
再開。プレッシャーを掛ける伊藤。ケージまで下がったジョンヒョン。組んでケージに押し込もうとしたが、ジョンヒョン首相撲で受け止めて引き剥がす。伊藤が逆に首相撲に捕らえるとヒジ連打。四つに組んで凌ぐジョンヒョン。伊藤離れ際にまたヒジ。バックヒジを見せた伊藤。足をすべらせたジョンヒョンにタックルを合わせた伊藤だが、ジョンヒョンはケージでこらえてヒジを入れ凌ぐ。2R終了。
3R、左ボディを入れた伊藤。ボディから右フック。ジャブ。さらにジャブからワンツー。ジョンヒョンから組みに来たが、ケージ際で引き剥がしてパンチ連打を入れる。さらに組みに来るジョンヒョンをテイクダウン。
グラウンドでネルソンに捕らえてヒザの連打。さらにサイドについてヒザを顔面に入れる。亀になったジョンヒョンからバックマウント。ジョンヒョンの右腕をホールドしながら顔面にヒジを入れていく。動けず打たれ続けるジョンヒョンを見てレフェリーストップ!
3R2分59秒、TKOで伊藤勝利となった。伊藤は試合後、「あと10分くらいでマイルチャンピオンシップが始まるんで、早めに終わらせます。大晦日スケジュール空いているんで、いつでもオファー、待ってます!」とマイクでアピールした。