▼第6試合 バンタム級(55kg)3分3R延長1R
×山田虎矢太(シーザージム/シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者)
KO 1R 2分16秒 ※右バックブロー
〇大森隆之介(EX ARES/同級4位)
山田ツインズの弟・虎矢太は2019年8月にデビューすると、心直、佐藤執斗、有井渚海らを破り連戦連勝。2023年2月には植山征紀をKOで破り、無敗のまま王座に就いた。2023年は6月にタンワレック・ルックサウンを1R KOで仕留めると、9月はパク・ヒョンウもKO、11月にはテーパプットに判定勝ちと13戦13勝と無敗街道を驀進中。
対戦相手はRISEバンタム級4位・大森隆之介(EX ARES)。大森は2020年1月のプロデビュー後、2021年7月に有井渚海に負け連勝がストップするもその後は田渕神太、良星、京谷祐希ら格上を次々と撃破したが、2022年12月に加藤有吾に判定で敗れ連勝がストップ。戦績は7勝(5KO)2敗。現RISEフェザー級王者・門口佳佑と同門だ。
1R、長身の大森は右ローを蹴る。山田は左ジャブを突き刺し、右ローをヒット。スイッチも使う大森は前蹴り、左ジャブ。大森が遠い距離から右ストレートをヒット、やや腰が落ちかけた山田。
それでも冷静な山田は右フックを打とうと前に出たが、そこに大森がコンパクトな回転で右バックブローのカウンター!これが山田のアゴを捉えて、前のめり失神ダウン。大森が鮮烈の一発でKO勝ちを収めた。敗北した山田は担架送りとなった。
大森はマイクを持つと「帰ってきました。1年間加藤君に負けて、怪我して出れなくて、僕にとっては本当に長くてきつくて、ジムのみんなは成長して、置いてけぼりを感じていました。戻って来れて良かったです。1個だけ、20日ウチの大将(門口佳佑)がフェザー級で統一戦(軍司泰斗)をします。絶対勝ってくれると思うので、RISE皆で応援しましょう」とアピールした。