2024年11月23日(土)東京・後楽園ホール『RISE 183』の前日計量&記者会見が、22日(金)都内にて14:00より行われた。
セミファイナル(第9試合)のバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦する、京谷祐希(TEAM TEPPEN/同級5位)=54.9kg、長谷川海翔(誠剛館/スーパーフライ級4位)は54.7kgでそれぞれ計量をパス。
続いての会見で長谷川は「今回は初めて55kgに一階級上げて対戦しますが、関係なく1RからKOを狙ってベストKO賞をもらいに行くので期待してください」と、いきなりのKO宣言。
京谷は支えてくれた人たちへのお礼を述べると「さっきリカバリーでパンを食べていたから若いって言っていたけれど(第1試合の星憂雅が対戦相手の山田貴紀がリカバリーでコッペパンを食べていて若いなと思ったとコメント)僕もパンを食べます」と、菓子パンを取り出す。「そんな感じでリカバリーして若いヤツに勝とうと思います」と、自分もまだ若いとアピール。ちなみに京谷は36歳、長谷川は19歳だ。
それに長谷川は「パンは持ってるけれどキックボクサーとしてはトシなんじゃないかなと思います」とツッコミを入れ、「トシなので、気持ちも弱くなっているので全体的に効かせて心を折ろうかなと思います」と毒舌を続ける。
これに京谷は「もう心折れました…これだけ言われたら」と若手の毒舌にメンタルを傷つけられた様子だったが、「強いですよね。僕へのマッチメイクがRISEはいつも厳しい。でも、弱いヤツとやるよりも僕も格闘技キャリアの終盤に入ってきているので、いつまでもだらだらとはしたくないので明日はしっかり若いヤツの壁になったろと思います」と、長谷川の壁となって立ちはだかりたいとした。
長谷川は階級を上げて「体重がいつもよりラクやと感じました。いっぱい動けると思います」と自信満々。
その長谷川にさんざん言われた京谷は「それこそ最近、練習量も増えて体つきも変わってきたので。多少疲れは残っているのはあるけれど技術とパワーは増しているので弱くなってる感じはしない。逆に強くなってるんじゃないかな。だからこの試合も受けたし。こんないい機会はないので、やりたかったのでお願いします」と、長谷川との対戦は望むところだったと語った。