キックボクシング
レポート

【RISE×SB】原口健飛が相手に何もさせず完勝、海人がGLORY世界1位に競り勝つ、山田洸誓は引退試合でペットパノムルンに判定負け、白鳥大珠が日本チーム初勝利、コリンズが笠原弘希に判定勝ち、コムが小林愛三を破る、志朗が鈴木真彦を返り討ち

2022/12/25 13:12

▼第1試合 RISEルール フライ級(-51.5kg) 3分3R
○那須川龍心(TEAM TEPPEN/2021年RISE Nova 全日本大会 -55kg級トーナメント優勝)
判定2-0 30-29×2、29-29
×KOUJIRO(ジムファイターズ/RKSキック フライ級王者、ジャパンカップフライ級王者)


 那須川は2021年RISE Nova全日本大会-55kg級トーナメント優勝、Stand Up Aクラストーナメント-55kg級優勝、2021年RISE NovaジュニアAクラストーナメント-50kg級優勝などアマチュアで経験を積み、今春から高校生となって4月のRISEでプロデビュー。笠原直希に判定勝ちして白星で初陣を飾った。しかし、6月の『THE MATCH 2022』ではK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星。8月の平山龍馬戦からフライ級に階級を下げ、TKO勝ちで再起を果たすと続く10月の吉田亮汰朗戦は判定勝ちで連勝。


 KOUJIROは広島・大阪で試合をしている空手をバックボーンに持つ選手で、2022年2月に3戦目でRKSキック フライ級王者となり、5月に5戦目でジャパンカップキックボクシング同級王者となった二冠王。サウスポーで戦績は4勝(1KO)1敗。唯一の黒星は3月にRISEで松本天志に付けられたもの。


 那須川のセコンドには兄・天心が就く。1R、KOUJIROは左インローからの左ストレート、那須川も右インローを蹴る。インローの蹴り合い。KOUJIROは上手く左ミドルも当てる。


 2Rも蹴り合いに。那須川が右ストレート、右ボディストレートを当て始める。KOUJIROは左ミドル。那須川は右の蹴りをフェイントしての右ストレートを多用。那須川は右の前蹴り、KOUJIROの左ミドルには右インローを返す。


 3R、那須川は右ボディストレート、KOUJIROは左ミドル。サウスポーのKOUJIROに対して右へ回り込んでいく那須川。クリンチからの離れ際にもしっかりパンチを打つ。KOUJIROが胴廻し回転蹴りを放つとすぐに那須川も同じ技を返す。ワンツーを打っていく那須川だがKOUJIROがかわして試合終了。那須川はコーナーへ戻るとすぐに兄・天心にアドバイスをもらう。


 判定は2-0で那須川が勝利。3連勝で戦績を4勝1敗とした。

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