▼第4試合 SB×RISE(SBルール)-53kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/第2代SB日本バンタム級王者、MAX FCフライ級王者)
KO 1R 1分47秒 ※3ノックダウン
×翼(TARGET/RISEスーパーフライ級2位、第2代ジャパンキックボクシング協会バンタム級王者)
佐藤はトリッキーな動きから繰り出す蹴り技を得意とし、SB中部地区の注目株。2021年12月のSB日本バンタム級王座決定戦で伏見和之をKOして王座に就くも、今年2月のSB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀との王者対決には判定負け。その後は政所仁と無効試合、HIROYUKIと山田虎矢太に判定負けと連敗してしまったが、11月のRIZINでKAZUNORIに初回KO勝ちして復活を果たした。戦績は13勝(7KO)18敗1分1無効試合。
サウスポーの翼は2019年11月に流血戦を制してジャパンキックバンタム級王者となり、デビュー以来9戦無敗を誇っていたが、2020年11月にWBCムエタイ日本統一&NJKFバンタム級王者の一航に判定で敗れ初黒星。2021年7月の『NO KICK NO LIFE』では加藤有吾にも判定負け。2022年2月にジムを移籍してRISEに初参戦すると鳩にKO勝ちを収めたが、続く3月は京介にKO負け。7月には溜田蒼馬を2RでKO。そして10月に花岡竜との対戦を迎え、2R負傷判定ながらも下馬評を覆す勝利を収めた。戦績は11勝(6KO)3敗1分。
シーザー武志会長が「SBを体現できる男」として太鼓判を押す佐藤に、翼はSBルールでどう戦うか。佐藤の蹴りか、翼の強打か。
1R、ワンツーで前へ出る翼は佐藤が組んでくると、なんと一本背負いで投げようとする。前に出て連打で攻める翼が佐藤にロープを背負わせるも、佐藤が右フックでダウンを奪う。翼はすぐに反撃に出て左右フックの打ち合いで佐藤が左フックで2度めのダウンを追加。佐藤はサイドキックから左右フックを浴びせ、右フックで崩れ落ちる翼。佐藤が見事なKO勝利でSB王者の意地を見せた。