▼RIZINキックボクシングルール 57.5kg契約 3分3R
〇栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
[2R 1分40秒 TKO] ※左ハイキック
×翔(REVOLT)
大分出身の栗秋は、九州で活躍後、2018年10月に上京してクロスポイント吉祥寺に入門。天性の格闘技センスを生かした左の攻撃を武器とし、跳びヒザ蹴りは一撃必倒の切れと破壊力を秘めている。2022年7月のKNOCKOUTでのTAKERU戦の判定負けから再起なるか。
福岡出身の翔は、プロ12戦8勝中4KOと得意のパンチで高いKO率を誇る。主戦場のRISE WESTを大舞台に持っていくことを目標に掲げており、必殺の左ボディを武器に、真っ向から打ち合う戦いで栗秋もタフファイトに巻き込むか。
KNOCK OUTを主戦場とする栗秋と、RISEにも参戦しているKAKERUという普段は交わらない同士の対決となった。
1R、KAKERUは右カーフを狙い撃ち、栗秋も左フックから右カーフ。ロープを背負わされながらも栗秋は左フック、右アッパーと強打を放っていく。パンチをもらいながらも打ち返すKAKERUだが、左フックでバランスを崩したところで栗秋が顔面を蹴り上げる。その直後、バッティングがあり試合は中断。
再開後、KAKERUの右フックをスウェーでかわして左フックを打つ栗秋。前に出るKAKERUが左ボディ。至近距離で打ち合う両者は顔面とボディへ強いパンチを打ち込んでいく。栗秋はその至近距離で左ハイ。前へ出て距離を詰めるKAKERUは栗秋をロープに押し付けての連打、栗秋はKAKERUの奥足へ左ローを蹴っていく。
2Rも前へ出てパンチを繰り出すKAKERUに、栗秋は右カーフと左ロー、左ハイ。それでもKAKERUは距離を潰して栗秋をロープに押し付けて顔面とボディを打つ。栗秋はプッシュしてKAKERUを下がらせての左奥足ローを連打し、左ハイキックをクリーンヒット。下がるKAKERUに飛びヒザ蹴り、さらに左ローで畳みかける。
栗秋は左ハイキックを引っかけるようにしてダウンを奪うと、最後は左ローからの左ハイキック。前へ潰れるKAKERUを見てレフェリーが試合をストップした。栗秋は試合前の予告通りの2RでKO勝ち、コーナーに登ると勝利のムーンサルトを決めた。