▼第6試合 KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R延長1R
×栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和フェザー級王者)
判定0-3 ※28-30、28-29、28-30
〇TAKERU(GET OVER/DBSフェザー級王者、RKAフェザー級王者)
栗秋は強打を武器に2020年2月のKNOCK OUTで駿太をヒジでTKOに破るなど4連勝を飾っていたが、その後は宮元啓介、ダウサコン、笠原友希、そして2021年1月には兼田将暉にも敗れて泥沼の4連敗。KNOCK OUTエースの座からかなり後退した。5月にNo-Ri-を初回KOに破り、ようやく連敗を脱出したのも束の間、9月に九州プロキックボクシングで銀次にKO負けを喫した。2022年5月に再起戦を行うと角田泰盛に右フックでKO勝ちして復活。
TAKERUはDBSとRKAのフェザー級王者で、戦績は14勝(7KO)6敗。23歳。
1R、TAKERUはサウスポー。お互いにボディへストレートを打ち合い、栗秋は緩急をつけた右ミドル2連発。右へ回り込んでいくTAKERUが栗秋の左わきを潜らせるような右アッパー。栗秋はTAKERUの右回りに先回りして左フックを連発。さらに片手つかみからの飛びヒザ蹴りで見せ場を作る。TAKERUは左ボディストレートで対抗。
2R、栗秋が片手キャッチから右ヒジを連打するとTAKERUも負けじとバックスピンエルボー。組んだところでTAKERUがヒザをボディに突き刺すと、栗秋は大きく息を吐く。チャンスと見たTAKERUが攻めようとすると栗秋は右ヒジのカウンター。ボディを攻めるTAKERUに栗秋は右ヒジ。ヒザも見舞うTAKERU。
3R、前に出る栗秋が左右フックから右ミドル、TAKERUは顔面前蹴りを返す。栗秋がバックスピンエルボーを繰り出すとTAKERUも同じ技を返して場内が湧く。TAKERUはヒザとパンチでボディを攻め、栗秋は前へ出てヒジ狙い。左フック、右ヒジを繰り出す栗秋にTAKERUは首相撲からのヒザ蹴り。TAKERUは左ストレート、バックハンドブローと攻め込み、ヒットも奪う。