▼ライト級(71kg)5分3R
〇矢地祐介(フリー)24勝13敗
[判定3-0]
×ボイド・アレン(南アフリカ)16勝5敗1分
矢地は川名“TENCHO”雄生、武田光司と日本人王者クラスに連勝したものの、ホベルト・サトシ・ソウザ、ルイス・グスタボ相手に連敗。
「この階級で外国人選手に勝つことがテーマ」という矢地は、MMA16勝4敗1分、プロボクシング戦績6勝(4KO)1敗1分、182cmの長身オーソドックスのアレンと対戦する。
1R、サウスポー構えの矢地、オーソドックス構えのアレンに、左を振って先に詰める矢地。四つに組んで小外がけも崩れないアレンが逆に投げも残して体を入れ替える。
矢地の小外がけにロープをつかみながらも倒れたアレンは下から外ヒールフック狙い。それが抜けると立ち上がりも、際で上になるのは矢地。ハーフガードのアレンは下から頭頂部にヒジを突く。
腹に顔をつけて細かくパウンドする矢地。下のアレンもヒジを返すが、矢地は顔を上げずに時折外からパウンドする。
2R、右ミドルを突くアレンにすぐに詰める矢地は右で差してスタンドで横についてボディロックテイクダウン!
サイドにつく矢地は、右で枕に巻き押さえ込みヒジ。アレンは足を戻せず。矢地はサイドのまま押さえ込み、左脇も開けさせ、4分以上、上を取り続ける。
3R、右から左を突いて右で差して、1分もたたずにボディロックテイクダウンは矢地。サイドからマウントを奪い、肩パンチ。半身になるアレンは潜り外ヒールフックから立ち上がり。背後につく矢地に前転からヒザ十字狙いも潰して上になる矢地。
右足を抜き、肩固めを狙う矢地。腰を中空で切ってパスする矢地はサイドに。そのままゴング。判定は組み勝った矢地が3-0で勝利。2連敗から待望の白星を掴んだ。