キックボクシング
レポート

【RISE】那須川天心ファイナルマッチは僅差の判定勝ち、原口健飛は速攻KO、志朗が江幡塁をハイキックKO、海人がベイノアに41秒KO勝ち、白鳥大珠が延長戦で秀樹を振り切る、YA-MANがダウン応酬の激闘で初回KO

2022/04/02 15:04

▼第8試合 SuperFight! 71.5kg契約 3分3R延長1R
○海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者)
KO 1R 0分41秒 ※左フック
דブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第2代RISEウェルター級王者)


 シュートボクシングの絶対的エースの海人は2014年2月にデビュー。2017年11月にトーナメントを制してSB日本スーパーライト級王座を獲得し、2018年11月にはS-cup2018 -65kg世界トーナメント優勝。昨年2月のREBELSでは日菜太との70kg級日本人最強決定戦を制するなど2021年を無敗のまま終えた。2月の今年初戦でもチューチャイ・ハーデスワークアウトジムを3RでTKOに仕留め、現在10連勝中。戦績は44勝(20KO)6敗1無効試合。


 ベイノアは極真会館の2018年全日本ウェイト制空手道選手権大会・軽量級で優勝した実績を持ち、キックボクシングには2016年5月から出場。デビューから7戦全勝でJ-NETWORKウェルター級王座を獲得後はRISEに主戦場を移し、2018年11月にRISEウェルター級王座を獲得した。2020年7月からはミドル級に階級を上げ、緑川創に挑むも判定負け。その後は10月の宮城寛克戦、2021年2月の憂也戦、9月のねぎ魔神戦と3連勝。さらに、2021年6月のRIZINではMMAに初挑戦、弥益ドミネーター聡志に敗れたが、11月のロクク・ダリ戦ではKO勝ちで初勝利をあげた。大晦日には武田光司に腕十字で敗れている。キックボクシング戦績は17勝(9KO)3敗。


 ベイノアは入場時、弥益ドミネーター聡志と同じマスクを被り、弥益と同じようにフラフラと動く入場パフォーマンスを見せた。


 1R開始と同時に前へ出るサウスポーのベイノアが左ミドル、左ストレート、左ローと矢継ぎ早に攻めていく。先手をとられた形となった海人はロープを背負ったが、ベイノアの左フックをかわすと右ストレートをヒット。続いてベイノアが放った左フックに左フックのカウンターを叩き込み、ダウンを奪う。立ち上がったベイノアだが、足がもつれて直立出来ないのを見たレフェリーがストップ。海人がKOで返り討ちにした。


 マイクを持った海人は「見てもらって分かったと思います。自分が世界一になる男です。日本では70kgでは相手がいてないのでRISEの70kgのベルト、イ・ソンヒョン選手と戦いたいのでそれもやらせてもらうし、GLORYとの対抗戦も自分が代表としてやるので僕の応援もよろしくお願いします」と、RISEミドル級王座への挑戦とGLORY対抗戦に名乗りをあげた。


 さらに「それと6月19日、自分は野杁さんと必ずやるのでRISEファンの皆さんも応援に来てください」と、東京ドーム大会で野杁正明とやるとアピールした。

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