キックボクシング
レポート

【RISE】那須川天心ファイナルマッチは僅差の判定勝ち、原口健飛は速攻KO、志朗が江幡塁をハイキックKO、海人がベイノアに41秒KO勝ち、白鳥大珠が延長戦で秀樹を振り切る、YA-MANがダウン応酬の激闘で初回KO

2022/04/02 15:04

▼第2試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
×石月祐作(KAGAYAKI/同級1位、DBSスーパーフェザー級、KROSS×OVER同級王者)
KO 1R 2分58秒 ※3ノックダウン
○常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級2位)


 石月は昨年8月に自身と所属ジム初のタイトル獲得となるDBS日本ムエタイスーパーフェザー級王座を奪取。10月にはKROSS×OVER同級王座も判定勝利で獲得。二冠王となって、2021年2月に約1年4カ月ぶりにRISE参戦を果たすと竹内皇貴を2RKOで葬り、6月にはINNOVATIONスーパーフェザー級王者・櫻井健から強打で2度のダウンを奪って大差の判定勝ち。5連勝で10月に一馬とスーパーフェザー級暫定王者決定戦を争い、5RにTKOで敗れるも大激闘を展開した。戦績は12勝(7KO)3敗。


 常陸はテコンドーをバックボーンに持ち、2016・2017年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者の実績を持つ。2019年7月に清水将海にKO勝ちしたのを皮切りに、現在までひとつの引き分けを挟んで6連勝中。戦績は7勝(5KO)2敗1分。


 1R、ジャブと右ローの交換からスタート。石月が左フックで入ろうとしたところに常陸が左フックを合わせてダウンを奪う。石月はジャブ、右ストレートを打つが、常陸はスピードのある右ボディストレート、左右のオーバーハンドと攻める。常陸は左右フック、ストレートの連打で石月にロープを背負わせるが石月は耐える。しかし、連打を浴び続けてスタンディングダウンを奪われ、常陸が右ストレートでコーナーまで吹っ飛ばしての左右フック連打で畳み込んでレフェリーがストップ。


 激闘派対決を初回KOで制した常陸はマイクを持つと「みんなのおかげで勝てました。ありがとうございます。単刀直入に言いますけれどタイトルマッチやらせてください。一馬選手、自分しかいないんじゃないですかね。文句ないと思います。チャンヒョン・リー選手がいつ来るか分からないので自分と一馬選手でチャンピオン決めた方が盛り上がるんじゃないですかね。あと6月のメガイベント、知名度だけあってそんなに強くない選手は出ない方がいいと思いますが、自分は出たいので出させてください」と、一馬とのタイトルマッチ、6月19日の東京ドームへの参戦をアピールした。

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