キックボクシング
レポート

【RISE】那須川天心ファイナルマッチは僅差の判定勝ち、原口健飛は速攻KO、志朗が江幡塁をハイキックKO、海人がベイノアに41秒KO勝ち、白鳥大珠が延長戦で秀樹を振り切る、YA-MANがダウン応酬の激闘で初回KO

2022/04/02 15:04

▼第1試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
○那須川龍心(TEAM TEPPEN/2021年RISE Nova全日本大会 -55kg級トーナメント優勝)
判定3-0 ※30-28×3
×笠原直希(シーザージム/SB全国大会-45kg級優勝)


 那須川天心の弟・龍心が今春から高校生となり、ついにプロデビュー戦を迎える。2021年RISE Nova全日本大会-55kg級トーナメント優勝、Stand Up Aクラストーナメント-55kg級優勝、2021年RISE NovaジュニアAクラストーナメント-50kg級優勝などアマチュアで経験を積んできた。


 対する笠原はシュートボクシングの笠原弘希・友希兄弟の三男で、龍心と同じ15歳。那須川天心と笠原友希は2020年7月12日の『RISE on ABEMA』で対戦しており、今回はその弟同士がプロデビュー戦同士で対戦することになった。


 那須川天心がリングサイドで見守る中、1R開始。まずはジャブの突き合い、ローの交換。那須川のワンツーで笠原はマウスピーズが吹っ飛ぶ。那須川の入り際に合わせて右ミドルを蹴る笠原。左インローがローブローとなってしまい那須川にインターバルが与えられる。再開後、那須川は笠原の右に合わせて右で入り込み、右ストレートをヒットさせると打ち合いへ、左フックを2度ヒットさせてグラつかせた那須川がラッシュをかけて笠原を劣勢に追い込む。


 2R、笠原のジャブ&左ミドルに那須川は右カーフ。那須川は笠原の右ミドルをキャッチしての右ストレートを多用する。那須川は左右ローからパンチにつなぎ、笠原がワンツーを繰り出してくると右でカウンターを奪う。


 3R、ジャブを突き、前蹴りを繰り出す那須川は笠原が右を打って来るとジャンプしてのパンチ。笠原が打ち合いに来ると右ストレートをヒットさせるのは那須川、左ボディ、右ハイも繰り出す。那須川の右ストレートに笠原のアゴが上がる。右ストレートからの左フック、さらに飛びヒザで前へ出る那須川。笠原も打ち返すが那須川がかわしていく。


 判定は3-0で那須川が勝利。距離の取り方の良さ、攻撃をかわしてのカウンターアタック、そしてパンチのテクニックを見せつけた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント