▼第6試合 バンタム級 5分3R
○井村 塁(Nexusense)#4位/2020年NBT同級優勝・MVP/5勝(※全試合フィニッシュ)
[1R 2分11秒 三角絞め]
×ジェイク・ムラタ(パラエストラTB/Fighting Nexus)ZST第3代バンタム級王者/11勝7敗1分
Nexusenseの井村は、MMA5戦負け無し。2020年のネオブラッド・トーナメント・バンタム級では、宮平守太郎を腕十字、田中スネ夫ハヤトをリアネイキドチョーク、MG眞介を腕十字、修我を三角絞めで極めて、全試合一本勝ちで優勝。
続く2021年5月には、バンタム級5位の平岡将英(KRAZYBEE)を168秒、カウンターの右ヒザ蹴りでTKOに降し、デビュー以来5試合全てをフィニッシュ勝利している。
対するジェイクは、2019年に金井塚信之、滝田J太郎を下し、ZST第3代バンタム級王座を戴冠。2019年10月にONE WSに参戦もソン・ミンジョンに判定負けを喫した。2020年10月にPANCRASEで神田T800周一に判定勝ちで再起を飾るも、2020年12月に森山壱政に組み負け、リアネイキドチョークで一本負けを喫している。
井村がフィニッシャーぶりを発揮してバンタム級暫定王座にリーチをかけるか? それともジェイクが粘着の寝技で井村を封じ込めるか。組み技師の真価が問われる一戦だ。
バンタム級注目の一戦! 全試合フィニッシュの井村塁「殺気のこもった練習ができた」×ジェイク・ムラタ「強いものと戦うときは──」
1R 左右で果敢に前に出る井村に、井村はカウンターの右を当て、さらに金網に詰めて左右をヒット! ダウンしたジェイクは足を手繰りテイクダウンを奪うが、下の井村は腕十字狙いから三角絞めへ。持ち上げスラムしたジェイクだが、解かず足をさらに深く組んだ井村が三角絞めでタップを奪った。
試合後、井村は「やってきたことを出せました。Nexusenseの植松さんはじめ、セコンドの森さんありがとうございます。ZST王者を倒したので暫定王座に挑戦、よろしくお願いします」とアピールした。