▼第10試合 コ・メインイベント 女子フライ級暫定Q.O.P.C. 5分5R
×NORI(PRAVAJRA)※プラヴァージュラ 1位・4勝5敗
[判定0-3] ※46-49×2, 47-48
○端 貴代(和術慧舟會AKZA) 18勝8敗1分
女子フライ級暫定王者決定戦、端貴代「仕留める。完全決着で終わらせたい」×NORI「世代交代したい」
1R、オーソドックス構えで詰める端に、サウスポー構えのNORIは右前足で高いサイドキックを突く。さらに左を蹴って右にスイッチも見せる。端も右ミドルを返すが距離は遠く、組みは切られる。3者10-9NORI。
2R、ダブルレッグから持ち上げテイクダウンは端! ハーフガードのNORIにヒジを落としマットヒューズポジションからアメリカーナ狙い。これを返したNORIが上になるも、下から跳ね上げた端がスイープ。3者10-9で端のラウンドに。
3R、スイッチするNORIはサウスポー構えに戻して右の高いサイドキックを当てるが、それを掴んだ端が小外がけテイクダウン! パスガードの端は左で脇差しパウンド。NORIは下から外がけ足関節狙いもしっかり外した端。NORIはラバーガードに移行する。3者10-9で端のラウンド。
4R、詰める端にサークリングするNORI。右の関節蹴り、右サイドキックも決定打は奪えず。左ローを掴んだ端がテイクダウン。ハーフから残り20秒をパウンドする。1者NORIも2者が端を支持。
5R、右サイドキックをヒットさせるNORI! しかし左フックをかわした端がボディロックテイクダウン! ハーフガードで背中を着けるNORIに、端はパウンド、パスガード。下からNORIはシザーズで足を狙うも際で上は取れず。センタク挟みも狙うが、頭を抜いた端が鉄槌を落としブザー。
判定は、NORIの蹴りに苦しむ場面もありながらも、魂のテイクダウンから削った端が3-0で勝利。悲願のベルトを巻いた。
試合後、王者は「勝ちたいばかりでコメント考えていませんでした(笑)。もう一度チャンスをもらえてやっと巻けてほんとうに嬉しいです」と挨拶。多くの応援団から祝福の歓声を受けた。