NJKF「アイピック株式会社PRESENTS KING of CHALLENGER」2025年6月8日(日)東京・後楽園ホール※U-NEXTにてLIVE配信
▼第7試合 WBC ムエタイ世界フェザー級タイトルマッチ 3分5R×アントニオ・オルデン (Orden fight team/WBC ムエタイ世界フェザー級王者)KO 3R 1分49秒 ※右三日月蹴り〇大田拓真 (新興ムエタイジム/挑戦者・同級9位)※大田が新王座に就く。
オルデンはWBCムエタイ世界フェザー級王座、WBCムエタイ・インターコンチネンタル同級王座、ISKAインターコンチネンタル同級王座、WKA欧州同級王座、WKAスペイン同級王座、HMFスペイン同級王座、IPCCインターコンチネンタル同級王座と7本ものベルトを持つサウスポー。2017年4月のK-1に初来日し、「K-1 WORLD GP第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場したが、1回戦で武居由樹に3R2分31秒、KOで敗れた。約7年の時を経て2024年7月のK-1に再来日、「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」の1回戦で玖村将史と対戦したが、1R56秒でKO負けを喫した。今回は本来のムエタイルールでの試合となる。
大田は2023年5月にメキシコ『IRON FIST』でムエタイ世界王座を2R TKOで奪取、7月は新日本キックで王者・瀬戸口勝也を撃破。2023年最終戦(11月)ではNJKFに凱旋、タフな難敵ルークワンを迎えたがボディを効かせ、4Rにローキックで沈めた。2024年2月には笹木一磨を大差の判定に破り、NJKFフェザー級王座に就いている。2025年2月にはTAKAYUKIを4RでTKO、初防衛に成功した。
ONE FFには2023年9月に初出場。従来のイメージを一新するハードな戦いを見せ、乱打戦の末に勝利した。2024年4月の2戦目では、コプター・ソー・ソンマイをロープに詰めての右ヒジ打ちで2R KO。8月にブラジルに判定2-1で惜敗してONE初黒星を喫したが、11月にウェイ・ズーチンから勝利を収めている。2025年3月にはONEでの5戦目が決定したが、ミャンマーで起きた地震の影響で大会が中止となっていた。
オルデンはWBCムエタイ世界フェザー級王座、WBCムエタイ・インターコンチネンタル同級王座、ISKAインターコンチネンタル同級王座、WKA欧州同級王座、WKAスペイン同級王座、HMFスペイン同級王座、IPCCインターコンチネンタル同級王座と7本ものベルトを持つサウスポー。2017年4月のK-1に初来日し、「K-1 WORLD GP第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場したが、1回戦で武居由樹に3R2分31秒、KOで敗れた。約7年の時を経て2024年7月のK-1に再来日、「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」の1回戦で玖村将史と対戦したが、1R56秒でKO負けを喫した。今回は本来のムエタイルールでの試合となる。
1R、大田が強い右ローを蹴れば、サウスポーのオルデンも強い左ローを蹴り返す。大田の右ミドルにも左ミドルを返す。オルデンは変則的なパンチを繰り出して前へ出る。大田はパンチからヒザ。
2R、ミドルの蹴り合いから大田が圧をかけて右ストレート連打を放つと、オルデンはバックスピンエルボーを合わせに来る。さらに大田がパンチで前に出るとテンカオの2連打。大田はインロー、ローを蹴っていき、ヒザでボディを攻めるなどオルデンを削っていく。大田は首相撲でもオルデンをコカす。
3R、再び強いローとミドルの蹴り合いとなるが、ロープを背負ったオルデンに大田が右の三日月蹴りをグサリ。ワンテンポ遅れてオルデンが腹を押さえてうずくまり、ダウン。そのまま立ち上がることが出来ず、大田が見事なKO勝ちで世界王座を奪取!
大田はマイクを向けられると「世界一の実感はないですけど、とにかく嬉しいです。カッコいいベルトです。まだ僕はこれからも絶対に勝つのでぜひ大田拓真を応援してください。もっと、もっと上を目指していきます。大田拓真を見ていてください」と、まだこれだけでは満足できないと語った。
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▼第6試合 WBC ムエタイ日本統一バンタム級王座決定戦 3分5R×嵐 (KING gym/NJKF バンタム級王者)KO 3R 2分12秒 ※左三日月蹴り〇星 拓海 (IDEALGYM/スックワンキントーン バンタム級王者)※星が新王座に就く。
5歳から名門キングジムで練習を開始した嵐は、アマチュアベルトを獲得するなど早くから才能を発揮。2023年11月30日、ラジャダムナンスタジアムにてボディストレートで初回KO勝ち。2024年2月、18歳にして初のタイトルマッチに臨み甲斐元太郎を左ミドルキックでKOして戴冠。4月の桂英慈戦はドローとなった。好戦的でボディブロー、ハイキックと多彩な技と倒せる力を併せ持つのが強みでNJKF関係者からの期待も高いが、2024年8月の『ONE Friday Fights』でイマッド・サヒに2RでKO負け、11月に壱・センチャイジムに判定負けと連敗。2025年4月、王座決定トーナメント1回戦で山脇飛翼からダウンを奪って勝利した。
星は2022年3月にKROSS×OVERでプロデビューし、シュートボクシング、RISE、スックワンキントーンなどに出場。2024年11月に桂英慈を破り王座に就いた。2025年2月にはRISEで上村雄音に勝利している。4月の1回戦ではMA日本バンタム級王者のJINを判定3-0で破った。
1R、まずはミドルの蹴り合い。星は右カーフを蹴っていき、ジャブを突く。前に出るのは嵐だが星のジャブに距離を取られる。嵐が右ストレート、星もすぐに右ストレートを打ち返す。星がジャブと右ロー、右カーフ。嵐は前に詰めていってワンツー、組み付くと星を組み倒す。
2R、右カーフを蹴られた嵐は左ミドルを2発蹴る。星はジャブで距離を取り、嵐はワンツーで切り込むが星は組み付く。星は右カーフを狙い撃ちにし、嵐は左足を上げる。嵐は右ハイを放つが空振り。星は右ロー、左インロー、右カーフと嵐の前足を狙い撃ち。
3R、星が左ミドル、嵐は右ストレートを合わせに行く。嵐も右カーフを蹴る。両者の右ストレートが相手を捉え、距離が近くなった。左ミドルを蹴って右ストレートを打つ嵐に星は右カーフ、右ボディ、ヒザ。星が左三日月を蹴ると嵐はダウンして悶絶。星のKO勝ちとなった。
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▼第5試合 NJKF スーパーライト級 特別ルール オープンフィンガーマッチ 3分3R延長2R△吉田凜汰朗 (VERTEX/NJKF スーパーライト級王者)ドロー 延長2R△健太 (E.S.G/元WBC ムエタイ日本統一ウェルター級王者)
吉田は2023年9月、NJKFスーパーライト級タイトルマッチで王者・畠山隼人に挑戦。5年に渡り王座を保持する難攻不落のチャンプに対し、吉田は3連敗中であり不利の下馬評が多数を占めたが、KOでベルトを奪うと、NJKFの年間最高試合に選ばれた。2024年2月にはWBCムエタイ日本ウェルター級王者の青木洋輔を判定で破っている。11月の前戦ではサムランチャイ・エスジムとドロー。
健太は116戦ものキャリアを持つ大ベテランで、2008年と2014年にNJKFウェルター級王座、2010年に同スーパーウェルター級王座、2011年にKrushスーパー・ウェルター級王座、2014年と2016年にWBCムエタイ日本統一ウェルター級王座、2024年にスックワンキントーン認定スーパーライト級王座を獲得。同王座は2025年4月の初防衛戦でセーンアティットに敗れ失った。月に1度のハイペースで試合をこなすため“月イチ健太”の異名も持つ。
両者は2025年2月に対戦し、吉田が判定2-0で勝利したが、判定に納得がいかない健太が抗議。今回、NJKFで初となるOFGマッチで決着をつけることとなった。
1R、健太はガードを高く上げて前へ出る。吉田は左右にスイッチしながらステップで左右へ回り込む。吉田が左のテンカオから前へ出てジャブ、健太は下がるがしばらくするとワンツーで前へ。健太がジャブ、左フックからの右フック。お互いにジャブを突く慎重な出足に。
2R、互いにジャブから吉田が右フック。サウスポーの吉田のジャブからの左ストレートが健太を捉える。またもテンカオを突き刺す吉田。健太は上から振り下ろすようなジャブを打ち、右ストレートを放つ。健太の連打がヒットするが、吉田は前へ出ていく。そして吉田のテンカオに健太の身体がくの字に曲がる。
3R、吉田がワンツーの連打で出ていったが、健太が右ストレートで迎え撃つ。吉田は左ハイ。下がらない吉田に健太が右クロスから右ヒジ。健太は右ボディから右ミドル、リング中央でジャブとストレートを打ち合う。吉田がジャブの連打で健太を下がらせるが健太も打ち返す。健太は鼻血を出し、吉田の顔も真っ赤に。
完全決着ルールのため判定はなく、そのまま延長Rに。ジャブを突き続ける吉田に健太は右ハイを放つが不発、すかさず前へ出る吉田の右ストレート。吉田のワンツーに健太もワンツー。吉田のジャブにのけ反る健太。目が腫れている健太だが吉田に打たれながらも応戦。
最後の延長R、吉田がジャブを突き、左ミドル、左ロー。健太はジャブ、右フック。ワンツー、左ローで健太をコーナーに詰める吉田。健太も前へ出て右ストレートを打つ。健太のワンツー、右ストレートがヒットしたところで健太にドクターチェック。健太の顔面は血に染まり、両目も腫れあがっている。再開後もジャブを突いて前に出る吉田がワンツー、そして左右の縦ヒジ。最後はリング中央で殴り合い、健太がフック&アッパーを決めるも吉田の右フックに健太の腰が一瞬落ちる。吉田が左右の連打で前へ出て試合終了。
ルールにより、判定はなくドローとなった。
健太は「デビューして20年、今日で124試合目を迎えました。この先の格闘技界が明るいのか、暗いのか、僕には分かりませんが、今月で38を迎える僕にとってこの業界は間違いなく先細りです。何戦やっても何年やってもキックボクシングはやっぱり難しいです。難しいけれど、凄い楽しいです。だから今日までこの業界に長居しました。今までありがとうございました。もう僕はトップを目指せません。そしてもう目指してもいません。ですが、年齢に抗って今日みたいに若い選手と戦うのも面白いなと思って今日まで頑張ってきました。でも、もうそろそろ頃合いなのかもしれません。この試合が最後か分からないですけれど、この試合を引退試合にするのか年内引退なのか分かりませんが、今までありがとうございました」と、突然の引退宣言。
しかし「ただ、人間はブレるので辞めます詐欺するかもしれないですけれど、その時はあしからず。次にまた試合をすることがあれば最後まで応援よろしくお願いします」と、微妙なニュアンスで付け加えた。
吉田は「NJKFのエースに俺はまだなれないだけです。この団体を絶対に日本一にします。そのために俺を見といてください。すいませんでした、また出直します」と頭を下げた。
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▼第4試合 NJKF スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R〇繁那 (R.S-GYM/同級2位)TKO 1R 1分30秒 ※セコンドからのタオル投入×藤井昴 (KING gym/同級3位)※繁那が新王座に就く。
繁那はNJKF WESTを主戦場とする選手で、2024年4月のNJKF後楽園ホール大会ではKNOCK OUTとの対抗戦で鈴木貫太とドロー、6月のNJKF WESTでは日韓国際交流戦でキム・チョンヨンに2RでTKO勝ち。8月の『ONE Friday Fights 74』でONEに初参戦すると、センチャイ・ナーヨックウィットトゥンソンに1R2分7秒、右ストレートでKO勝利を収めた。11月のNJKFでは藤井昴とダウン応酬の末にドロー。2025年1月のONE2戦目ではアヤド・アルバドルに判定負け。“繁那”はジェロム・レ・バンナにちなんで名づけられたという。
藤井はアマチュアタイトル13冠を引っ提げて2024年2月にプロデビューした。
トーナメント1回戦では繁那が1R1分55秒、祖根亮麻にTKO勝ち。藤井はアクシデントのため公式結果は無効試合となったが、トーナメントのため1R途中までの採点で藤井が判定2-0での勝利を収めて決勝へ進出。
両者は2024年11月に対戦し、ドローに終わっているため今回は王座を懸けての決着戦となる。
1R、サウスポーの繁那は左インローを連発、藤井もローを蹴り返し、ワンツーを打つ。繁那がつなぎの速いワンツーを打つとアッパー気味の左フックで藤井はもんどりうってダウン。
繁那はノーガードになって余裕を見せ、藤井が立ってくると再びつなぎの速いワンツーで強烈なダウンを奪った。フラフラになって立ちあがる藤井を見て、コーナーからタオルが舞い、繁那の初回TKO勝ちに。
ベルトを巻いた繁那は「やってきてよかった。あまり実感はないですけれど、帰ったら喜びが沸くと思います。俺はここで止まらないので、もっともっと行くのでよろしくお願いします。僕だったら世界に行けるでしょう。任せてください」と、世界へ向かって行きたいと高らかに宣言した。
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▼第3試合 52kg契約 3分3R延長1R×西田光汰 (西田キックボクシングジム/NJKFフライ級王者)判定0-2 ※29-30×2、29-29〇明夢 (新興ムエタイジム/同級6位)
西田は2021年12月デビュー。4連勝したが2023年6月の5戦目で谷津晴之に初黒星を喫した。6戦目にはKO負けを喫するも、その後は3連勝で2024年9月に谷津とのリベンジマッチ&タイトルマッチに漕ぎつけ、公式記録は判定1-1でドローとなったが、王座決定戦のため延長戦が行われ判定3-0でNJKFフライ級王者となった。2025年2月、S-1世界フライ級王者・優心と対戦し、右ストレートでダウンを奪って判定勝ち。王者対決を制している。
当初は同級1位・永井雷智とのタイトル防衛戦が決まっていたが、永井の欠場により6位の明夢とノンタイトル戦で対戦することになった。
1R、両者とも接近しての左右フック、ローで細かく手を出して攻める。明夢は首相撲に持ち込んでのヒザも繰り出した。
2R、豪快な右フックを連続ヒットさせた西田に、明夢は右カーフキックの連打とヒジ&ヒザ。西田はフックでヒットを奪うが明夢が猛反撃して手数で上回る。
3R、明夢が左ミドルの連打で優勢に立てば、西田が右ヒジの連打で逆襲。さらに左右フックで激しく打ち合い、判定2-0で明夢が現王者を破る番狂わせを起こした。
2週間前に試合が決まった明夢は「めちゃめちゃ嬉しいけど、武田さん、フライ級のタイトルマッチお願いします」とアピール。リングには欠場した永井がリングに上がり、「自分は明夢選手とタイトルマッチをやりたいです」と話した。
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▼第2試合 WBCムエタイ日本バンタム級3分3R延長1R〇山脇飛翼 (K-1 ジム心斎橋チームレパード/RKS バンタム級王者)KO 3R 0分29秒 ※右カーフキック×サンチャイ・TEPPENGYM (TEAM TEPPEN/元ラジャダムナンスタジアムミニマム級王者)
1R、山脇はジャブから右カーフ、左インカーフ、ローと蹴っていき、サンチャイが前へ出てくると左ハイをかすめる。サンチャイは一度組むと首相撲を執拗に仕掛けていき、山脇をコカし、ヒザを落とすダーティープレイも。
2Rも執拗に組んでいくサンチャイだが、山脇がローとヒザ、左ボディでサンチャイの体力を削っていく。サンチャイは場内の時計をちらちらと見る。
3R、山脇が右ロー、右ミドルで前へ出て右カーフを蹴るとサンチャイはもんどり打ってダウン。そのまま立つことが出来ず、山脇の鮮やかなKO勝ちとなった。
山脇はマイクを持つと「4月にWBCムエタイのトーナメント1回戦で嵐くんに負けて悔しくてむめちゃくちゃ練習してきました。今日チャンピンが決まるので勝った方に僕が挑戦します。そして世界のベルトを獲ります」と宣言した。
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▼第1試合 NJKF スーパーバンタム級 ランキング戦 3分3R延長1R×王清志 (新興ムエタイジム/同級6位)判定0-3 ※28-29、28-30、27-30〇中島大翔 (GETOVER/NJKF同級7位)
1R、中島はジャブを主軸に多彩な技とコンビネーションを繰り出す。王は右フックを打ちに行き、組み付くと身体を浴びせて中島を倒す。
2R、前に出る王に中島は右ストレートを合わせにいき、王は右フックとローで前に出ていって組み付いていく。20-19と20-18で中島が有利。綺麗に戦いたい中島と乱戦に持ち込みたい王という図式に。
3R、王が左ミドル、右ロー、左右フックと攻めるラウンドに。中島は組まれると逆にヒザ蹴りを見舞っていく。ジャブ、右ストレートで王のラフなファイトに応戦し、最後は手数が少なかったが判定3-0で勝利した。
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▼プレミナリーファイトⅡ ミネルヴァ 48.5kg 契約2分3R△山﨑希恵 (クロスポイント吉祥寺)ドロー 判定1-0 ※29-28、29-29×2△あゆな (笹羅ジム)
1R、サウスポーのあゆなは左ミドルと左ストレートで前へ出ていき、前蹴りも多用する。山﨑は手数が少なかったが、中盤にはあゆなの蹴りに合わせた右ストレートを打ち、首相撲に捕まえるとヒザを入れた。
2R、蹴りから左右の連打で前に出るあゆながワンツー、左ミドルを当てていく。山﨑は組みを多用し、首相撲からのヒザで体力を奪っていく。オープンスコアはあゆなの20-19、19-19×2。
3R、ワンツーの連打で突進して前蹴りを入れるあゆなに、山﨑は組みを多用。首相撲からのヒザになると山﨑がイニシアチブを握る。
判定はジャッジ1名が首相撲で有利となった山﨑を支持したが、ドローとなった。
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▼プレミナリーファイトⅠ NJKF フェザー級 3 分 3R (EX1)〇陽平 (TAKEDA GYM/NJKF EXPLOSION 60kg級第4代王者)TKO 1R 2分28秒 ※右顔面ヒザ×高嶋隆一 (PIT gym)
1R、高嶋は振りは大きいが回転は速い左右フックと右カーフで勢いよく攻める。このフックを被弾する陽平だが、徐々に目が慣れてきたか左右フックで応戦して相打ちが何度も見られた。
陽平が首相撲からのヒザをボディに見舞うと高嶋が失速。パンチで畳みかける陽平に高嶋は再び左右フックで反撃も、顔面にヒザ蹴りをもらってダウン。カウント内にファイティングポーズをとらなかったため、陽平のTKO勝ちとなった。