▼第4試合 ライト級 5分3R
×高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子)7勝4敗1分
[2R 4分14秒 KO] ※右ストレート
○平 信一(綱島柔術/ZST)20勝14敗10分/ZST第2代ライト級王者
高橋は、2015年のハワイ大会で勝利後、ビジネスマンとして活躍。2018年10月のメモリアル300大会で3年ぶりの復帰戦をブラジルのルシオ・アブレオと戦い、カウンターの右ヒジ一発で切り裂き逆転勝ち。そこから再び3年の時を経て、閉館が決まったスタジオコーストに戻る。
対する平は、PANCRASEでは1勝3敗と黒星先行。ZSTから2019年7月大会に初参戦。松岡嵩志に判定負け後、10月に阿部右京に判定勝ちで初白星。しかし、2020年7月大会で暴走ジャーマンを仕掛けるも自爆し、2R 負傷TKO負け。ZSTに戻りキックルールでドロー、2021年4月にモリシマンに2R TKO勝ちし、PANCRASEに再参戦したが、PANCRASEで6勝2敗の丸山数馬に判定負けを喫している。今度こそジャーマンを成功させるか?
1R、飛び込んで詰めた平に高橋は右で小手に巻いての投げを2度決めるが、平もすぐに立ち上がり、際で右を当て、ハイクロッチの投げ。立ち上がる高橋も組んでのヒザ、ヒジを当てるがジャッジは3者10-9で平を支持。
2R、払い腰テイクダウンの平に脇差しバックに回り上を取る高橋。立ち上がる平を四つから小外でテイクダウン! しかしここも立って近距離で右を当てた平はチャンスを逃さず一気に左右ラッシュ! 2度目の右ストレートを打ち抜き、高橋が後方にダウン! すぐにレフェリーが間に入った。2R 4分14秒 KO勝ちを決めた平は、ロッキー川村2の勝利者インタビューに「エイドリアーン!」と返す。決まり言葉を使われムッとした川村の「暴走しましたね?」の問いかけにも「エイドリアーン、エイドリアーン!」と2度返し、インタビューを終えた。